> 海と海藻の魅力メモ



【海藻と地球環境】
 海藻(かいそう)のこと、ご存知ですか?
 コンブ・ワカメ・ノリのように、食材として親しまれるだけの存在ではありません。実は私たち人類もふくむ生き物にとって、海藻は非常に大切な存在です。なぜなら、はるか太古の昔から現在にいたるまで、海藻は大量の酸素を供給してきたのですから。
 地球誕生から46億年、最初の生物が海中で生まれてから40億年。その時から、微細な植物プランクトンが光合成おこない酸素を発生させ、大気にできたオゾン層は有害な紫外線が地上へ降りそそぐのを防ぎました。こうしてようやく、およそ35億年という歳月をかけて、生物が陸上で生きることができる環境が整ったわけです。
 地球環境の保全に欠かせない酸素の供給は、陸上の森林や植物だけでなく、海や磯に生い茂る「海の森」からも、大量におこなわれています。


【海藻でアートする】
 このような「不思議」を秘めた海藻は、驚くほど特殊で多様な形状・色彩・質感を持った魅力あふれる生物でもあります。
 この特徴に注目したのが「海藻アート」作品です。野田三千代さん(海藻おしば協会代表)・横浜康継さん(宮城県志津川町自然環境活用センター所長)によって創作された
「海藻おしば」、細密かつ厳密な筆致で表現する「海藻画」、海藻による紙漉や布染色など、様々なアート表現が生まれています。
 当協会では、展覧会・ワークショップ(講習会や見学会)・講演会などの開催を通じて、「海藻アート」の普及を進めていきます。

 ※「海藻おしば」について
   協会発行のリーフレットをご覧ください。
   リーフレット/「海藻おしば」をご存知ですか?(PDFファイル・サイズ2.2MB)




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【事務局】 北海道函館市中道2丁35-2
ご連絡は事務局(ものかき工房)まで。

最新更新日/2004年4月16日