ハコダテ海藻アート展2005 出展者プロフィール

【海藻おしば大型作品】野田三千代(のだ みちよ)
 1947(昭和22)年、静岡県生まれ。海藻おしば協会会長・海藻デザイン研究所勤務。筑波大学下田臨海実験センター非常勤職員(現職)として、横濱康繼氏とともに「海藻おしばデザイン」を創出。日本各地で「海藻おしば」の展示・講習会を開催し、その普及活動を精力的におこなっている。「海藻おしば」作品の常設展示として、伊豆高原駅・栃木県立博物館・ベイステージ下田など。横濱氏との共著で、『海藻おしば』(海游舎)・『海藻おしばを楽しむ』(日本ヴォーグ社)がある。

【海藻画】川嶋昭二(かわしま しょうじ)
 1927(昭和2)年、岩手県生まれ。理学博士(海藻分類学)。元北海道立水産試験場長。函館海藻アート協会会長、海藻おしば協会顧問。北海道水産部・北海道立水産試験場(釧路・網走・函館など)に勤務、退職後も日本産コンブ類の分類研究を継続している。1999(平成11)年から植物画を学び、陸上植物や海藻を描き始める。北海道植物画協会・札幌植物画同好会所属、函館道新文化センター植物画講座講師。著書に『川嶋昭二 海藻画集』(海藻デザイン研究所・2001年)・『日本産コンブ類図鑑』(北日本海洋センター)など多数。

【海藻紙】高橋誠子(たかはし せいこ)
 1952(昭和27)年、宮城県生まれ。1990(平成2)年に「海藻紙」を考案。宮城県気仙沼高等学校(理科実習講師)勤務、生徒とともに、海藻の光合成を中心とした生理生態の研究をおこなう。本アート展で展示される作品には、実際に手にとり触れることができる「海藻紙」がふくまれる。

【海藻紙への書】鈴木大有(すずき だいゆう)
 1957(昭和32)年、北海道名寄市生まれ。北海道教育大学函館校卒。北海道函館北高等学校教諭(書道)。毎日書道展会員、創玄書道展審査会員、北海道書道展審査会員。函館書藝社理事、函玄社事務局長。おもな書歴として、日展(日本美術展覧会)入選(2003・04年)、創玄展21世紀賞(04年)/東京都知事賞(03年・一科審査員推挙)/準大賞(96年・二科審査員推挙)、毎日書道展毎日賞(93年・会員推挙)、道展準大賞(95年・審査会員推挙)など多数。

【海藻染色布】宮崎昌子(みやざき まさこ)
 1958(昭和33)年、静岡県生まれ。女子美術大学芸術学部産業デザイン科工芸専攻卒。静岡県工芸家協会理事。染織作家として絹織物作品を手がける。今回のアート展では、海藻の色素で染色した絹・麻・毛などの糸、さらに自身が栽培した日本綿を使って織り上げた作品を出展。

【シンポジウム パネリスト】安井 肇(やすい はじめ)
 
1955(昭和30)年、京都府京都市生まれ。北海道大学水産学部卒。同大学大学院博士課程単位取得。水産学博士。北海道大学大学院水産科学院・助教授。専門分野はコンブ類、ホンダワラ類等の発生学、細胞学。産業海藻学。活動:1998年−道南産業クラスター研究会。1999年−2003年函館コンブ研究会。2001年−2004年函館市・マコンブとガゴメの繁殖に関する基礎研究。2002年ノーステック財団・未利用海藻資源の活用研究。2003年−文部科学省・都市エリア産官学連携促進事業(ガゴメのライフサイクル操作等に関する開発研究)。2005−函館市・栽培ガゴメに関する生長、成熟、再生の基礎研究。2005年−文部科学省・現代的教育ニーズ取組支援GP(新・海洋水産業創成シーズ教育プログラム「The 昆布」)。


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更新日/2005年12月17日