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【つくる】
バット(100円ショップなどで購入できます)や洗面器に、水道水を深めに張ります。塩抜きが済んだ海藻を入れ、その下に海藻おしばの台紙(海藻よりひとまわり大きめ)を入れます。
海藻と台紙を水面に浮かべるように手のひらで支え、海藻のカタチを水中で整えながら、作品のデザイン・レイアウトしていきます。ピンセットや楊枝を使うと、より細かい作業が可能です。
海藻をのせた台紙を、そのまま水中から押し上げるようにして引き上げます。 |
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【水切り】
斜めにしたスノコ板などに、海藻をのせた台紙を置き、海藻や台紙の表面から水が垂れるのを待ちます。
長く放置したり、日に当てないように気をつけましょう。海藻が縮んだり、台紙が曲がってしまいます。
5分程度を目安にして水を切ります。 |
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【吸 湿】
ダンボールの上に吸い取り紙(押し花用のものが市販されています)を敷き、海藻おしば作品の台紙をのせて、さらに布(化繊のテトロンブロードが最適ですが、さらし木綿でも代用できます)をかけ、その上から布・吸い取り紙・ダンボールの順に重ねます。作品が多数ある場合は、これを繰り返し重ねていきます。最後に厚い板をのせ、その上から重石をかけます。
布を重ねることで、海藻にふくまれる「糊」の成分によって吸い取り紙に作品が張り付くのを防ぎます。 |
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イラスト:長谷川美喜子
※このイラスト画像は、横浜康継・野田三千代共著『海藻おしば カラフルな色彩の謎』より、著者の了解を得て紹介しています。関係者のご協力とご快諾に感謝します。
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