05 食べすぎ・飲みすぎ: 2008年9月アーカイブ

10月12日・13日に開催がせまった函館開港150周年プレイベント「開港5都市麺フェスタ」
このイベントの目玉となる復刻「南京そば」の試食会(抽選100人/9月21日)がおこなわれました。

※南京そば復刻の経緯は上記のリンク先(ハコダテ150)をご覧ください。

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◆おいしい顔1
 「今は味噌も食べるようになったけど、塩ラーメンがいちばん好きだよ。」
 さすが、函館っ子。僕も同感だ。

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◆こちらが復刻「南京そば」。錦糸玉子と銀杏(ぎんなん)のトッピングが特徴。
 ほんれんそう、ネギ、そして鶏ハムチャーシューが乗る。

イカの食べ方もいろいろありまして。

イカの一夜干しってのがあります。生干せイカとも言います。
いわゆるスルメのように完全に乾燥させるのではなく、
イカの身のやわらかさを残しつつ、でもウマミは凝縮させてます。ってやつです。

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◆こいつが昨夜食べた「イカの海峡干し」。絶品。

(つづき)

道南を「みる」

 観る(見る)とは知ること。知ろうとすること。僕はそう思います。目的地への到達を急ぐこと、それだけを旅の目的や成果にしてはつまらない。きっと、流れる車窓を見ているだけでは、知ることができない・出会うことができないものがたくさんあるはずです。立ち止まる。ふり返る。歩いてみる。それが旅のコツ。

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◆奥美利河温泉(今金町)へ向かう道道にて。

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◆静狩湿原(長万部町)の神社と古木。

※一部訂正(9月7日)

(つづき)

イカ喰い道の探求
 土地のものを食べる。これは旅の楽しみであり、その町を知る最良の手段でもあり、地元の人と接する大切な機会でもあります。ひとつ例をあげてみましょうか。
 函館人にとってイカは珍しい食材ではありません。しかし、旅先ではその土地のイカを食べてみるべきだと思っています。

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海藻おしばでつくったイカ。住吉漁港で採集したアナダルスという海藻をもちいている。ちなみにイカの足8本+触腕2本を忠実に再現。

先日、道南(渡島檜山)の秋観光を紹介する文章を書いたのですが、
依頼主のご意向をよく酌み取っていなかったようで、
最終的に掲載された文章は3人くらい書き手がいるような状態になってしまいました。
これはもう、プロとして恥ずかしいことではあるのですが、
いろんな事情というか背景もありますし。で、せっかく手を付けた文章なので、
ここで僕が「書きたかった」かたちで再掲載しようかと思います。
もともとは地元の人に読んでもらうために書いた記事です。
ちょっと、いや、けっこう加筆していますが。


※今回は文字だらけですがご了承ください。

8月30日(土)、奥尻島の「なべつる祭」を楽しんできた。
島でおこなわれるお祭(5月:島開き、6月:賽の河原祭、7月:室津祭)の締めくくりだ。

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◆黒毛和種「おくしり和牛」のステーキ(ロース300g 2500円)。7年越しの念願が叶って、ようやく口にできた。適度な歯ごたえ、丸みのある牛脂、思わず口からあふれそうになる肉汁。ふだん島では食べられない(奥尻湯ノ浜温泉ホテル緑館では要予約の追加料理として提供)。

お祭は朝の10時からスタート。
前日に島へ渡り準備万端。朝から晩まで会場でビールを飲んでいた。
おかげで日焼けしてオデコが痛い。

プロフィール

高山潤
函館市および道南圏(渡島・檜山)を拠点に活動するフリーランスのライター、編集者、版元、TVディレクター、奥尻島旅人。元C型肝炎患者(抗ウィルス治療でウィルス再燃、インターフェロン・リバビリン併用療法でウィルス消滅で寛解)、2型糖尿病患者(慢性高血糖症・DM・2009年6月より療養中)。酒豪。函館市(亀田地区)出身、第一次オイルショックの年に生まれる。父母はいわゆる団塊世代。取材活動のテーマは、民衆史(色川史学)を軸にした人・街・暮らしのルポルタージュ、地域の文化や歴史の再発見、身近な話題や出来事への驚きと感動。詳しくはWEBサイト「ものかき工房」にて。NCV「函館酒場寄港」案内人、NCV「函館図鑑」調査員(企画・構成・取材・出演・ナレーション)。


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