02 教えたいこと: 2009年4月アーカイブ

宣伝。

函館のケーブルテレビ局NCVで、
「函館酒場寄港」という番組を企画・出演しています。

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番組は1カ月間のリピート放送。
第1回はすでに4月13日(月)から放映されています。
月・水・金の14時と25時が放送時間です。
なんだか中途半端な放送時間帯ですが、それは新参者だからでしょう。


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最初の1週間は、ほぼ無反響。
なーんだ、こんなもんかと思っていたら、日記でも書いているけど、
放送10日目くらいから「見たよ」「出てる人でしょ」と声がかかるように。

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◆第1回では弁天町「はとば」を紹介しています。思いっきりホーム。

内容は、ただただ飲酒してるだけ。
15分番組ですから、ちょっとだけ人生時間の無駄遣いをしてください。
ちなみに、出演料は2000円+飲酒代(上限5000円)。


◆ご近所の漁師さんと燃料代高騰の話を1時間くらい。旬の魚の話をしろよ、と。

弁天町「はとば」は、一見さんおことわりです。
紹介者が必要というわけでもないけど、要予約なので。
予約のための電話番号を入手する必要があります。


◆眠そうな顔をしるけど、収録終了後(23時ころ)、28時くらいまで飲酒してた。
 坊主頭は田家町「髪倶楽部」で1.1mmバリカン。

この店の魅力は、とにかく狭いこと。
8人(僕なら4人)ほどで、膝をつき合わす状態になる。
だから、必然的にお隣のお客と会話を交わすようになる。知らない人でも。
それが魅力。もちろん、酒も肴もうまい。

というわけで、
NCVの視聴契約はお近くの代理店まで。
奥尻島の観光シーズンが始まります。
5月1日の「奥尻しまびらき」は、その幕開けを宣言するおまつりです。
そして、この日に島へ訪れていただいた皆さんに、
感謝の気持ちを心づくし物づくしで伝えるおまつりです。

昨年、僕は函館出身のプロラグビー選手・笠原雄太くんに出会いました。
奥尻島は出会いの島です。
おまつりは、そのきっかけを提供してくれます。
連休のご予定が決まっていない人は、どうぞこぞって奥尻島へ。

奥尻しまびらき2009の詳細(公式情報)

◆昨年の記事 前編 後編
◆一昨年の記事 前編 後編

当日の服装は、昨年の写真を参考にしてください。
昨年は曇天でかなり肌寒かったですね。

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◆ふるまい三平汁。無料です。湯気までうまいです。写真左は石岡民宿のかあさん。

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◆おいしい顔を披露していただきました。

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◆島の観光大使・マダム石井さんの司会で、会場に笑みが絶えない。

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◆KAZUMIさんのライブで盛り上がる。このあと、思わぬ幸運が↓

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◆抽選会で豪華景品(ほんとに豪華なのだ)をせしめた三人組。参加無料。

そうだ。忘れるとこだった。

今年も「たこやまを探せ」を勝手に開催。
しまびらき会場にて「たこやまさんですよね」と声をかえていただいた人に、
島の味覚をプレゼントすることにします。財布の関係で途中終了あり。

では、春の奥尻島で出会えることを楽しみにしています。
4月9日(木)
忘れた。とにかく原稿を書いていたはずだ。

4月10日(金)
無精髭が邪魔だ。5ミリを越えると、ウニのトゲのように伸びる。
お昼。お隣の3人と一緒に。五稜郭町「高橋」(本当は「はしご高」)。
移動中、仙石くんから電話があって、FMいるかに奥尻の満島さんが出演してる、と。
ほんとだ。皆方さんと絡んでいる。満島さんは、ラジオやテレビでコメントするとき、
妙に堅くなるんだよなぁ。周りの人が満島さんをちゃかす声が電波にのっていた。
今日から空港で「春の奥尻島フェア」をやってる。
店すいている。以前、かき揚げで失敗したので、うなぎランチ(1000円)にする。
限定10食となっていたので大丈夫と聞いたら、
「この3人でおしまいにします」と。じゃっかん適当。
うなぎは脂肪肝患者の大敵なのだが、数年ぶりに食べてしまった。
片原さんが懸命にうなぎの皮を剥がして食べていた。
そこを食べなくてどうすんだよ、餃子の皮を外して食ってるようなもんだ、
と指摘。かなり驚いていた。
ご家族みんなで、うなぎの皮は食べなかったらしい。
14時、空港貨物。奥尻からの託送荷物を受け取る。
フェアを覗いて、早く帰って原稿を書かなくちゃと、クルマに向かいかけると、
おいおいと声がかかる。奥尻のちゃぼさんだ。
航空便で、本日デビューの奥尻ワインを運んできたようだ。
クルマに積み替えようとしていたのだが、入りきらないらしい。
こちらのクルマにも乗せて、隣の空港ビルに移動。
満島さんがいたので、ちょいと立ち話で打ち合わせ。
それじゃってことで、ワインとかホッケとかタコとかサクラマスとか購入。
叔父さんの会社の商品は厚めに購入。
精算して売り場に戻ると、満島さんがワインのコメントお願い、と言ってくる。
にじりよるテレビカメラ。ということでコメント。あっ、伸びすぎた無精髭がイヤだなぁ。
「ずっと楽しみにしてきた。でも、ワインというとヨーロッパ。北海道で、しかも離島で、
 おいしいワインができるんだろうか、という潜入感もあったのはたしか。
 でも。意外にも、充分おいしいでき。うれしいです。」的なコメント。

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夕方の「どさんこワイド」で使われたらしい。
夜、みのやの奥さんからメールが来て知る。他に、誰からもツッコミなし。
空港の利用客が少ないのか、なんだか売店コーナー全体が閑散としていて、
島の人たちもノリが悪い。むずむずする。
原稿も遅れついでだ。ちょっとだけなら、いいか。
はっぴを借りて売り子をすることにする。とりあえず覇気がないので、
真ん中にたって大声でがなる。いつものやつだ。
途中、以前インタビューした女性(空港ビルで働いている)が通りがかって、
気が付かずに試食してってよと声をかけたら、
あちらはすぐに気が付いたようで「こんなところで働いてるんですか」と勘違いされる。
あとで、あああ、あの人か。たぶん大妻高校の卒業生のはず。
どうしよう。ものかきで食えなくてバイトしてると思われたかも。
ま、いいか。それぐらい、本気の売り子だったというわけだ。
声をかけて、その人が試食して買ってくれると、快感なんだよなぁ。

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15時半、さすがに満島さんが心配して「もうバトンタッチするから」と。
そうだった。和也さんにデータを届けなくちゃ。さっき買った冷凍品も解けちゃってるよ。
16時、和也さんの事務所。データを渡す。
16時半、事務所。お隣に島の海産物をおすそわけ。
でも、20時前にNCVの一森さんが来る。
先週撮影した「函館酒場寄港」のナレーション入れをするため。
あらあらに編集したものを見る。
なんだよ、俺はほんとうに飲んでばっかりだな。
原稿をつくっていなかったので、その場で頭の中で言いたいことをざっくり考えて、
あとは緊張感が言葉を整理してくれるのに期待。2時間くらいで終了。
月曜日(13日)の14時からオンエアで、かなりリピートされるらしい。
これで、もう、本屋でエロ本は買えないな。自意識過剰か。
徹夜で仕事。

4月11日(土)
徹夜明け。そのまま仕事。

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◆ネマガリダケ(いわゆる北海道のタケノコ、チシマザサのこと)で編んだカゴに
 キトピロを入れてみた。このカゴは奥尻の三上さんがつくったもの。
 ちなみに、奥尻島のはあんまり臭くない。

夕方、敦賀さんがアイヌネギ(行者にんにく・キトピロ・ヒトビロなど呼称はいろいろ)を
持ってきてくれる。秘密の場所なのだが、今年はすごい人出だったらしい。
太くて良いものばかり。感謝。
この日も、このまま夜業。4時すぎに帰宅。ふとんに倒れ込む前に、亀のご飯をやる。

4月12日(日)
9時、事務所。原稿書き。腰が痛い。
買い出しが面倒で、このあいだ空港のフェアで買ってきたサクラマスの素干しを食べる。

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◆奥尻「さとう食材」謹製。
 むしゃむしゃ食べながら仕事してたら、あっというまに半身なくなった。

25時、日記を書いていなかったので、仕事をなげうって書き始める。
26時、読み直さずにアップロード。なんだか長くなった。
3月31日(火)
8時半に事務所。
9時、函館北ふ頭へ。

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本日は北日本海運株式会社・青函フェリー「あさかぜ21」の竣工披露式。
父が太鼓腹を凹ませて完成させた船なので、ある種の感慨を得ながら式典の撮影をした。

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◆父。みんなにスーツをめくられて、腹をさすられてた。

お祝いの花やら酒やらビールやらが並ぶ。しまった。そう言えば、すっかり忘れてたなぁ。
船橋(ブリッジ)で安全祈願祭、その後、車両甲板で披露式典。
料理は五島軒だった。終わったあとに、3口だけ食べる。
12時、ちゃっかり記念品をもらって帰る。
ちなみに、記念品の中身は、「函館育ちふっくりんこ」と「ふっくりんこ純米酒」。

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なかば強引に企画を持ち込み、JA新はこだて田山さんの協力を得て実現させたもの。
  ※記念品は「ハコダテ150」でも紹介されていた。コチラ
ラベルの写真は今年1月に石巻市のドックでおこなわれた進水命名式で撮影してきたもの。
デザイナーの敦賀さんが、ウルトラ怪獣みたいだって言ってた。たしかに。
そう言えば、式典の中で、
青函フェリーを共同運航する共栄運輸株式会社・兵頭社長による乾杯の挨拶で、
函館開港150周年の年に、青函航路に新造船が就航したのは喜ばしいこと」と言及してた。
素晴らしい。ありがたい。そういや、どこかのフェリーと違って、とくに市長などは来なかったな。

16時すぎ、和也さんの事務所。
なぜか寿司5カンをご馳走になる。うまかった。
田家町のみちのく銀行で現金引き出し。
サッポロドラッグストアで、箱ティッシュと牛乳とカップラー。
事務所に戻って、19時くらいから星野さんと海岸町「道頓堀」で飲酒。
漬け物、キムチ、網焼きセット、生ラム、野菜盛り合わせ、芋焼酎、お好み焼きミックス。
おかみさんのオマケで、きんきのあらと黒豆の煮たやつ。
黒豆は優しい味でとくにおいしかった。
星野さんから、アル北の川上さんが結婚・出産だと聞いた。
おめでたいことだ。
23時、河岸を変えてお向かいの「よしの」(万代町)へ。
熱燗を飲んでいたんだけど、
メニューにあった「自家製カルピスサワー」の誘惑に耐えきれず注文。
自家製って、自家製カルピスって、どんなんですか?
と、聞いたらニヤリと笑って、自家製なんです、と言われた。
むがー、ばかな妄想をしてしまう。
味はミルキー。乳酸菌は感じなかったかな。
0時前、代行車を呼ぶ。いつものキング。
精算のとき、500円引きになりますから1700円です、と。
あらびっくり。なんで? と聞くと、
「よしの」で代行車の割引チケットを渡しているとのこと。
ちびっとしか飲んでいないのに、なんだか申し訳なくありがたい。
初会のサービスを得て、裏を返さないのは粋じゃない。
近々再訪しよう。
カップうどんを食べて就寝。

プロフィール

高山潤
函館市および道南圏(渡島・檜山)を拠点に活動するフリーランスのライター、編集者、版元、TVディレクター、奥尻島旅人。元C型肝炎患者(抗ウィルス治療でウィルス再燃、インターフェロン・リバビリン併用療法でウィルス消滅で寛解)、2型糖尿病患者(慢性高血糖症・DM・2009年6月より療養中)。酒豪。函館市(亀田地区)出身、第一次オイルショックの年に生まれる。父母はいわゆる団塊世代。取材活動のテーマは、民衆史(色川史学)を軸にした人・街・暮らしのルポルタージュ、地域の文化や歴史の再発見、身近な話題や出来事への驚きと感動。詳しくはWEBサイト「ものかき工房」にて。NCV「函館酒場寄港」案内人、NCV「函館図鑑」調査員(企画・構成・取材・出演・ナレーション)。


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