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【採 集】
干潮の前後に磯へ出かけて海藻を採集します。また、海が荒れた後の浜には、海の深いところに生えていた海藻(とくに赤色の海藻)が打ち寄せられるので、より多くの種類の海藻を拾い集めることができます。北海道沿岸では5〜6月が採集の時季です。
採集した海藻は、海水をよく切ってポリ袋やバケツに入れ、なるべく太陽光にあてないようにします。 |
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【保 存】
1〜2日以内に「海藻おしば」にする場合は、水を切ってそのままポリ袋に入れ冷蔵庫で保存します。
長期間保存する場合は、水道水でゴミや砂を洗い落とし、1回に使用する分だけポリ袋に小分けします。水や空気を追い出すようにしながら袋の口を閉じて冷凍しましょう。 |
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【塩抜き】
ゴミや砂を水道水で洗い落とし上で、さらに海藻を水道水に漬け込みます。赤い海藻は5分程度、緑の海藻は10〜30分、茶色の海藻は一昼夜、厚い・硬い海藻の場合は少し長めに。
冷凍していた海藻は、水道水の流水などで解凍している間に塩分が抜けます。 |
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イラスト:長谷川美喜子
※このイラスト画像は、横浜康継・野田三千代共著『海藻おしば カラフルな色彩の謎』より、著者の了解を得て紹介しています。関係者のご協力とご快諾に感謝します。
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