2017年12月20日(水)糖尿病・腎臓病での入院 20日目

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 6時15分起床。ねむい。
 体重測定100.8kg(前日比−0.2kg)。0.1トンを切るまで、あと800gだ。
 7時の血糖値103。よろしい。
 7時45分、朝食配膳。インスリン(ヒューマログ)10単位注射。

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◆ごはん195g、味噌汁、さつま揚げ(残す)、からし菜和え。

 ごはんに味噌汁をかけて食す。あまり上品な食べ方ではないとは思いつつ、幼少のころからやめられない。

 9時、血圧135/83。すこし高め。血圧の薬が減ったけれども、さて。

 午前中、件の看護師さんから謝罪あり。これで心の底からすっきりした。水に流そう。誰にでも間違いはあるし、その反省を積み重ねることで隙きのない仕事ができるようになるものだ。自分のことを省みてみれば、何度も致命的なミスを犯して、それをどうにか挽回して、周囲の人たちに助けられ、そして大目に見てもらい、ようやくどうやら現在のポジションにたどり着いたわけだ。しかし、いまだに同じような失敗は繰り返しているし、この年齢になっても大成どころか成長しているかどうかも怪しいものだ。ただ、幸いにして俺の仕事は命にかかわるようなものではないけれども。今回の看護師さんには、なぜ間違ったのかを自分の中で解明した上で、同じ過ちを繰り返さないことを望むとともに、みんなに愛され信頼される技術と温情を兼ねそなえたプロフェッショナルになることを切に願う。

 12時の血糖値測定。ついに、自分で計測してみることに。ぎこちないながらも、どうにか計測に成功する。148。
 12時30分、昼食配膳。インスリン(ヒューマログ)10単位注射。

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◆ごはん195g(半分残す)、酢豚じゃなくて酢鶏、ブロッコリー、牛乳。

 なかなかのカロリーと見たが。ごはん半分残しても600kcalほどか。

 今日は自宅に帰って風呂に入るつもりだったが、午後から薬剤師の指導でインスリン自己注射の練習をするということで、病室への引きこもりを余儀なくされる。
 時間を持て余したので、今回の入院ではじめて浴室を利用してみた。入って驚く。浴槽がない。シャワーのみになっていた。これは風呂ではないな。どうりで利用者が少ないはずだ。はじめから病院では入浴するつもりはなかったので、石けんなどは持ってきていない。お尻と股間と足をシャワーで清めて3分でおしまい。

 15時過ぎ、ようやく薬剤師が来訪。インスリン自己注射のレッスン。「痛み」と「めんどくささ」に対する長年の工夫は素晴らしくて、大きなストレスもなく自分で注射できるようになっていた。感心しながらレクチャーを受けていた。すこしだけ取材モードに入って、余計な質問をいくつか投げかけて楽しかった。

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 夕方の採血前に院内のローソンで生野菜(千切りキャベツと千切り大根)を購入。食事の最初に野菜を食べることが、血糖値上昇の抑制にどれくらい寄与しているかはわからないが、3週間近く続けているので食べないと物足りなくなってしまった。退院後はもうすこしランニングコストも下がるだろう。

 16時過ぎに主治医回診。
 いまのところはインスリンの注射を継続する必要があるとのこと。たしかに、だいぶ数値は良くなってきたが、正常値内にコントロールされてるとは言えない状態だ。しかも、自前のインスリン分泌は充分におこなわれている上に、体外からインスリンを補充しているにもかかわらず。我ながら頑強なインスリン抵抗性に感心する。

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今日はピーさんと遊べなかったので写真だけ。

 17時20分、血糖値の測定。今回も自分でやってみる。126。
 17時45分、夕食配膳。いよいよ初めてのインスリン自己注射。看護師さんが見守るなか、手順書に沿って準備を進めていく。空打ち(試し打ち)でインスリンが出てこないトラブルもあったものの、なんとか無難に完了。自分の腹に針を刺す瞬間はすこし血圧が上がったかもしれないが、やってみたら痛みはまったく感じなかった。

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◆ごはん195g(半分残す)、味噌汁(もやし)、ホッケ焼き、大根おろし、炒り豆腐。生野菜を追加。

 食後、盛大な胃もたれ。すこし早く食べ過ぎたかも。もっとゆっくりよく噛んで食べるべきだった。いつもより注射に時間を取られたことで、なぜか焦ってしまったのかもしれない。ゆっくり食べても咎められることはないのだが。

 18時半、血圧測定127/77。脈拍84。ここ数日上昇基調だったので、1日に3回計測するということに。
 21時、自分で血糖値測定。141。自分でインスリン(トレシーバ)注射20単位。看護師さんは褒め上手だな。

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プロフィール

高山潤
函館市および道南圏(渡島・檜山)を拠点に活動するフリーランスのライター、編集者、版元、TVディレクター、奥尻島旅人。元C型肝炎患者(抗ウィルス治療でウィルス再燃、インターフェロン・リバビリン併用療法でウィルス消滅で寛解)、2型糖尿病患者(慢性高血糖症・DM・2009年6月より療養中)。酒豪。函館市(亀田地区)出身、第一次オイルショックの年に生まれる。父母はいわゆる団塊世代。取材活動のテーマは、民衆史(色川史学)を軸にした人・街・暮らしのルポルタージュ、地域の文化や歴史の再発見、身近な話題や出来事への驚きと感動。詳しくはWEBサイト「ものかき工房」にて。NCV「函館酒場寄港」案内人、NCV「函館図鑑」調査員(企画・構成・取材・出演・ナレーション)。


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