2016年12月28日(水) 入院20日目

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6時起床。体重測定98.05kg。もうちょっとだった。
昨日から600g減らして、入院初日からは7.85kgの減量となった。
明日の最終日も減るだろうか。

昨夜からナースコールがひっきりなし。
今朝も次から次へと鳴り響いて、
看護師さんが廊下をあちこちばたばた走っている。
いつもは6時に病室の主電灯が点けられるのだが、
今朝は7時を過ぎても暗いままだった。
そんなときに限って早起きしてたりする。
採尿、採血。この結果を確認して退院ということに。

7時半、建物に囲まれた窓外の景色がまぶしい朝陽に照らされている。
次に入院するときは東向きの病棟がいいな。
今回の病棟は過去と比べて、もっとも長期入院に合っていない病室だった。


朝食。あと2回。


米             195g(半分残す) 2単位:160kcal
味噌汁(大根の葉っぱ)   1杯 0.5単位:40kcal
ツナたまご焼き       1皿 1単位:80kcal
きんぴらごぼう       1皿 0.5単位:40kcal
きのこ和えもの       1皿(野菜はカロリー計算せず)
牛乳            180ml 1.5単位:120kcal
【5.5単位:440kcal 7時50分】

ツナ入りのたまご焼きは自宅でもつくってみよう。
ゆっくり、ゆっくり、味わって食べる。
退院後もこの食生活をなるべく忘れないように。


年末年始ということで、
入院患者も大晦日と正月をどうするか思案に暮れている。
多くの患者は外泊をするようだ。
通常認められるのは1〜2泊だが、
年末年始はさらに1〜2日ほどプラスできるようだ。
月が替わるので月間外泊数がリセットされるのかもしれない。

なんとなくだが、病院側も年末までに退院させよう的な雰囲気もある。
外来は休診になるが、入院業務が休みになるわけではない。
それでも、お正月くらい、いつもよりはゆっくりしたいのも心情だろう。
入院している患者が少なければ、それだけ余裕は出るのかもしれない。
五日日ほど前に病室を移動してきた隣のおじいさんは、
退院してもいいよと言われて頭を抱えていた。
その理由はわからないが、あまり幸せそうじゃない雰囲気は伝わってきた。


11時、主治医の回診。
血液検査の結果はいずれも良好に経過。
病院の食事ってすごいね。ちゃんと効果が出てる。
ほぼ毎日の運動療法(散歩)も相乗しているはずだ。
主治医からも「このまま続けられれば」という注釈つきだが、
まだ手遅れにはなっていないと伝えられる。
健康を取り戻せるチャンスは残されているようだ。
そういうわけで、まずは予定通りに明日の退院となった。
それぞれの検査数値については別項にて。


昼食も残すところ2回。


米             195g(半分残す) 2単位:160kcal
回鍋肉           1皿 2単位:160kcal
スパゲッティサラダ     1皿 1単位:80kcal
牛乳            180ml(隠し在庫) 1.5単位:120kcal
【6.5単位:520kcal 12時25分】

なんだよ。スパゲッティサラダって。
これはデブ御用達の炭水化物 on 炭水化物じゃないか。
最後の最後にきて、体重を減らせまいとする謀略が潜んでいるとは。
サラダの定義を教えてくれよ。
って、ツイッターでつぶやいたら、
サラダの語源はsalt(塩)で、サラリー(給料)も同じだ、と。
それがどうした的なトリビアを教えてもらった。
 たしか古代に肉体労働者への報酬として
 塩を渡していたことに由来するんじゃなかったかな。
とにかく、回鍋肉がかすむくらいスパゲッティサラダはおいしかった。


函館中央病院では患者へのインターネット回線の提供サービスはないので、
iPhoneをテザリングすることでパソコンをネットにつなげている。
 同じ法人が経営する五稜郭病院では無料回線があるのにね。
スマホ単体での回線使用も併せて、3日で1GB前後の通信量のようで、
三日ほど前に月間使用量の上限を超えて速度規制が入ってしまった。
仕方がないので1000円ほど追納して、1GBのデータ通信枠を購入したが、
それもそろそろ尽きかけてしまいそうだ。
ふだん自宅ではNCV(ケーブルテレビ)の固定回線を使っているので、
ネット草創期のころのように通信量を気にする必要がない。
その感覚で回線を使っていたら、予想よりも早く速度規制されてしまった。
動画を観たり、重いデータをやりとりはしていないのだが、
パソコン用のサイトは静的なページでもデータ量が多いのかもしれない。


今日は病室でおとなしくしていようと思っていたのだが、
明日朝の体重測定も気になり、散歩(運動療法)に出かけることにした。
今回の入院では今日までの20日間中13日は外出して運動療法をしている。
仕事での外出もふくめると外出しなかったのは3日間だけ。
通常の運動療法では、病院内の別室でエアロバイクをすすめられるのだが、
主治医と話し合って散歩という運動療法に代替してもらっている。
飲食店街の真ん中にある病院なので、
ここから散歩に出かけるのは「運動」に加えて「修行」にもなる。
あちこち歩き回っていると、
退院後にかならず行こうと心に決める店がどんどん増えていってしまう。
毎回ここに入院するたびに、
病院の向かい側にある「地獄ラーメン」に行きたいと願うのだが、
退院してしまうとそうでもなくなるのが不思議なもので。


夕食はこれがラスト。


米             195g 4単位:320kcal
鶏汁            1杯 1単位:80kcal
煮魚            1皿 2単位:160kcal
菊花の和えもの       1皿(野菜は摂取カロリーに加えず)
【7単位:560kcal 17時50分】

豚汁(ぶたじる)かと思ったら鶏だった。
病院食ではこちらの好みを聞いてくれるわけでもないので
(食事制限の無い患者は週末に選択メニューがあるが)
いつもと違う食材を、いつもはしない料理法と味つけで楽しめた。
さすがに60食近く食べていると、メニューが2回転したものもあったが、
とにかく「食べる楽しみ」を損なうような内容ではなかった。

もし将来、食べることと呑むことが厳しく制限されるときが来ても、
ぼくの楽しんでやろうという精神は萎えずにいるだろうか。
そのときは何らかの覚悟を決めるときなのかもしれない。
せめて、自分の脚で歩き回れるうちは、
行きつけの店で食事をして、行きつけのバーで酔いたいものだ。


【本日の食事量総計】
19単位:1520kcal(設定値:21単位1680kcal)

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プロフィール

高山潤
函館市および道南圏(渡島・檜山)を拠点に活動するフリーランスのライター、編集者、版元、TVディレクター、奥尻島旅人。C型肝炎患者(難治性・HCV・2011年3月から抗ウィルス治療を開始し、翌年2月に寛解するもウィルス再燃、2014年10月からインターフェロン・リバビリン併用療法で再治療、2015年9月ウィルス消滅で寛解)、2型糖尿病患者(慢性高血糖症・DM・2009年6月より療養中)。酒豪。函館市出身(第一次オイルショックの年に生まれる)。父母はいわゆる団塊世代。取材・執筆のテーマは、民衆史(色川史学)を軸にした人・街・暮らしのルポルタージュ、地域の文化や歴史の再発見、身近な話題や出来事への驚きと感動。詳しくはWEBサイト「ものかき工房」にて。NCV「函館酒場寄港」案内人、NCV「函館図鑑」調査員(企画・構成・取材)。


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