元町夕暮れ散歩【湯の川オンパク/5日】

明治〜大正期の建物が並ぶ函館西部地区(元町かいわい)を
夕暮れどきに散策するプログラム。
案内役はこの街をよく知る観光ガイド
函館観光ボランティア愛の小島洋一さん(会長)。

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◆七財橋から赤レンガ倉庫群を見る。背後に見えるのは函館山。

夕暮れにはまだ遠い午後4時。これから2時間の散策だ。
出発地点は、かつて大きな賑わいを見せた十字街。
ここは唯一、路面電車が分岐する交差点でもある。
(路線が縮小される前は5カ所ほど分岐点があった)

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◆路面電車の操車塔。現役ではない。「きのこ」という愛称があったらしい。

銀座通り〜明治館(明治44年)〜函館港へ。
七財橋(明治17年)を渡って、
赤レンガの倉庫群(明治42、明治43、大正5年)前を歩く。
旧桟橋(東浜桟橋)から折れて、日和坂を登っていく。

※銀座通り:江戸時代は掘割だった。明治に入って埋め立てられ、大正〜昭和初期にかけてはカフェーなどが並んで賑わった。当時の建物がいくつか残っており、当時は珍しかったコンクリート製の防火建築となっている。

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◆これが日和坂。路上駐車と高層マンションで、すこし景観は良くないようだ。

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◆日和坂の中腹にある日下部邸(大正17年)。

元町公園、旧函館区公会堂、そして急な坂を登って眺望ポイントへ。
弥生町、大町、弁天町の街並みが見おろせて新鮮な感覚。
ここでは詳しい場所は書かないので、ぜひガイドしてもらってほしい。

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◆元町公園にある旧開拓使書籍庫(明治13年)のレンガ。
 「明治七年 函館製造」と刻印されている。見えるかな?

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◆左がイギリス積み、右がフランス(フランドル)積み。
 同じ建物で異なるレンガ積み様式が見られる。
 知らなかった。これはおもしろい。

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◆元町公園からの眺望。市立函館病院の跡地を公園として整備。
 オープンしたばかりで、まだ少し味気ない感じ。

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◆この日は雪がちらついて寒かったのです。

八幡坂、大三坂と教会群、
そしてゴール地点のレストラン古希庵(明治42年)へ。
バル街」形式のおつまみ(ピンチョー)で一杯やりながら参加者とともに歓談。
クルマで来ていたので飲酒できずに大残念。

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◆参加料金1500円。ピンチョー+ドリンク付き。

函館観光ボランティア愛のガイド方針は、
「正確に。そして街への思いを込めて」(小島さん)。
所属ガイドは72歳から60歳までの24名。含蓄ある函館の「語り」を楽しめる。

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プロフィール

高山潤
函館市および道南圏(渡島・檜山)を拠点に活動するフリーランスのライター、編集者、版元、TVディレクター、奥尻島旅人。元C型肝炎患者(抗ウィルス治療でウィルス再燃、インターフェロン・リバビリン併用療法でウィルス消滅で寛解)、2型糖尿病患者(慢性高血糖症・DM・2009年6月より療養中)。酒豪。函館市(亀田地区)出身、第一次オイルショックの年に生まれる。父母はいわゆる団塊世代。取材活動のテーマは、民衆史(色川史学)を軸にした人・街・暮らしのルポルタージュ、地域の文化や歴史の再発見、身近な話題や出来事への驚きと感動。詳しくはWEBサイト「ものかき工房」にて。NCV「函館酒場寄港」案内人、NCV「函館図鑑」調査員(企画・構成・取材・出演・ナレーション)。


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