別れのテープ(奥尻島の春)

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3月25日午前9時すぎ、奥尻港フェリーふ頭にて。

年度末は異動のシーズン。
それは、ここ離島奥尻でも同じ。
ふ頭に「ほたるのひかり」が流れ、
紙テープが風になびく。

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◆島の幼稚園児たちが、お友だちをお見送り。

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◆奥尻島を離れる家族。次はどこの街へ。

島の高校を卒業した若者、
学校の教職員、
自衛隊員、など。
この春、紙テープを切って島から旅立つ人たち。

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◆往く人を笑顔で見送り、また、来る人も笑顔で迎える。


4月になれば、
こんどは歓迎の横断幕が港を飾る。

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◆おばあちゃんは、今までどれくらいの人たちを
 この港で見送ってきたんだろう。


最近、確実に涙腺がゆるくなった。
写真を撮りながら、ちょっぴり泣きそうになったりして。
こういう風景は、まさに島らしいなぁ。


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◆お見送りのエール。島には数百人規模の自衛隊員と家族が暮らしている。


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◆ゆっくりと離岸するフェリー。万歳の声が響く。


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◆さようなら。また、いつか。奥尻島で会いましょう。

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プロフィール

高山潤
函館市および道南圏(渡島・檜山)を拠点に活動するフリーランスのライター、編集者、街のアジテーター(扇動家)、奥尻島旅人。C型肝炎患者(難治性・HCV・2011年3月から抗ウィルス治療を開始)、2型糖尿病患者(慢性高血糖症・DM・2009年6月より療養中)。酒豪。函館市出身(第一次オイルショックの年に生まれる)。父母はいわゆる団塊世代。妻は奥尻島で小学校の教員(臨時)をしているので別居中(長万部町静狩小→旧砂原町砂原小→小樽市北手宮小→奥尻町奥尻小)。体重増減中(最大117kg→最小86kg、現在リバウンド中。主治医による目標体重は70kg。そんなに痩せられるかよっ!)。取材・執筆のテーマは、民衆史(色川史学)を軸にした人・街・暮らしのルポルタージュ、地域の文化や歴史の再発見、身近な話題や出来事への驚きと感動。インタビュー記事や日常雑記に歴史や民俗学のテイストを加えた文章を得意とする。詳しくはWEBサイト「ものかき工房」にて。函館海藻アート協会」事務局長。函館市女性センターの指定管理団体監事。NCV「函館酒場寄港」案内人(ただいま休止中)。2005年から田んぼの取材を継続。「函館育ち ふっくりんこ蔵部」田んぼ記者。
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