道南の夏(01) JR江差線

すっかり恐縮しつつ再開。
皆さまの催促と期待の声に感謝。ご迷惑をおかけした恩人に平謝り。
というわけで、リハビリ的にサボっていた2カ月間のことを書いていきます。

今年の道南の夏を感覚的にふり返ると、
気温はやや高めで湿度はかなり多め、曇天と快晴がそれぞれ長く続き、
お盆を終えたら風はあっさり秋になった。

少しぶり返した暑さのなか、先週の金曜日から奥尻島に行ってきた。
いつもは夏の観光オンシーズンに島へ渡るのを避けているのだが(理由は以前たぶん書いたはず)、
今年は7月と8月だけでも島を3度訪問して計9日間滞在した。

夏の終わり、奥尻では島の三大まつりのひとつ「なべつる祭り」が開催された。
そのレポートは次回にて。

※9月2日情報追加(江差函館間の交通に関して)。

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◆8月31日、JR江差駅にて。函館までの帰り道にJRを利用した。実は江差線に乗車するのは初めて。

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◆江差港と江差駅は少々離れた場所にある。フェリー到着(1便・2便ともに)から、函館行き普通列車の発車時刻までには1時間前後の余裕がある。歩いても間に合うと思うが、肩にかけたカメラのストラップが重く感じたので、今回はタクシーを利用した(690円)。
※ちなみにフェリーとJRの接続例。奥尻港発(9時45分)→江差港着(12時)→移動→江差駅発(13時13分)→函館着(16時15分)。この接続だと木古内駅での乗り換えがない。
※フェリー(奥尻・江差)2200円、JR(江差・函館)1790円。

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◆江差駅は「はじっこ」にある(起点ということ)。線路の先にある建物は町営住宅「陣屋団地」。壁(軒下の三角部分)に、棟の番地(号数?)を示す数字のかわりに漢字一文字が記載されていた(文字をメモするのを忘れました)。

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◆国鉄時代のマークが残っていた扇風機。窓が開く列車も久しぶり。ちなみに、1両編成でも「列車」と言うのかしら? 客車か? 北海道ことばとしては、やはり「きしゃ」か。

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コメント(1)

江差線に興味は持ちつつも根性なし性分のためまだ体験していない未知の路線・・

【いつか】(いつか)見たことのない風景を目的として挑戦してみます。


足腰が長時間の移動に耐えられるうちに。
早い方が良いのか・・・うーんん。。悩みます。

そうか、冬は車での峠越えが厳しくなるから冬にしよう。  ひとまず決めた。 ひとまず。

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プロフィール

高山潤
函館市および道南圏(渡島・檜山)を拠点に活動するフリーランスのライター、編集者、版元、TVディレクター、奥尻島旅人。元C型肝炎患者(抗ウィルス治療でウィルス再燃、インターフェロン・リバビリン併用療法でウィルス消滅で寛解)、2型糖尿病患者(慢性高血糖症・DM・2009年6月より療養中)。酒豪。函館市(亀田地区)出身、第一次オイルショックの年に生まれる。父母はいわゆる団塊世代。取材活動のテーマは、民衆史(色川史学)を軸にした人・街・暮らしのルポルタージュ、地域の文化や歴史の再発見、身近な話題や出来事への驚きと感動。詳しくはWEBサイト「ものかき工房」にて。NCV「函館酒場寄港」案内人、NCV「函館図鑑」調査員(企画・構成・取材・出演・ナレーション)。


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