日記:12月22日〜12月30日

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12月22日(月)
お昼に昭和2丁目「めんしょう」へ。
「うまい塩ラーメンを教えて」と聞かれたら、まず最初に紹介していたお店。
函館の塩ラーメンを紹介する記事を書くときは必ず紹介してきた。
2年前まで近所に住んでいたこともあり頻繁に通っていたが、
最近はたまに行く程度に。それでも、いつでも、気になっていた店だ。
が、今月29日で閉店とのこと。食べ納めに行ってきた。
函館駅前「ラーメン海峡」(こちらも今月20日に閉店)とともに、
青函連絡船の船内食堂名物「海峡ラーメン」の系譜を引き継ぐ味だった。
らしい。

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◆「めんしょう」の塩ラーメン。閉店残念。

というのは、僕は小学校の修学旅行でしか連絡船に乗ったことがないからだ。
その辺のことはコチラに詳しい。
ご主人に聞けば「本当はもっとやりたかったんだけど、体がどうにもならなくて」と。
塩チャーシュー大盛を注文。いつものだ。
ちょっとだけ、とある相談をしてくる。それは来年のお楽しみ。
オートバックスでオイル交換など。


12月23日(火)
祝日。誰もいないビルは寒い。当然お隣も休みで火の気なし。
午前中は凍えながら原稿書き。
昼食にカップうどん。
午後にはようやく仕事部屋があたたまる。
ここ数週間にわたって書き終わらないインタビュー原稿に着手。
日記を読み返すと、ぜんぜん仕事が進んでないのがよくわかる。


12月24日(水)
小学校のころは、クリスマスイヴの夜にかならず大雪が降って、
翌日から根雪になったもんだ。それは当時の子どもたちの「常識」だった。
夜通し振った雪はあたりを真っ白にして、カーテン越しの朝日がいっそうまぶしくなる。
まくら元にはプレゼントの入った小箱。
サンタへの願いは半分だけ叶って、
ゲームウォッチは希望の「ドンキーコング」ではなくて、
「ミッキー&ドナルド」(マルチスクリーン)だった。
なーんてことを思い出しつつ。
13時に敦賀さんの事務所。
28日に掲載する道新「ふっくりんこ通信 第5号」の校正を受け取る。
同時に校正データをサーバーにアップしてメールで配信。←カタカナだらけだ。
事務所に戻って、奥尻島の満島さんと東京の酒匂さんにメールの返事。
21時すぎに、やはり鶏は食べておくか、と思い立ってセイコーマートに行くも、
唐揚げしか売っていなかった。ケーキもなかったので、プリンだけ買って帰る。
ピザ「10.4」に電話して宅配ピザ(生ハムガーリック)。
冷蔵庫に大根と白菜があったので、とにかく切って山盛りのサラダにする。
明日は「缶・びん・ペットボトル」の回収日。これを逃すと2週間ほど溜め込むことに。
しかも、1カ月分くらいの出し忘れもあるし。
深夜こごえながらゴミ袋(透明)を部屋から搬出。7袋。すっきりした。
こんな大きな袋を深夜にかついでいたのは、サンタと俺くらいだろう。


12月25日(木)
お昼ちょい前、上湯川町の野呂希一さんの事務所へ寄る。
青函フェリーのカレンダーをお届け。
いつも長っ尻になるのだが、この日は予定があったので玄関先でおいとま。
末広町に移動して「十字街 次郎うどん」で昼食。

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◆讃岐うどん特大(500g/580円/かけうどん)+きつね(あぶらあげ100円)

ちなみに、メニューは小(200g/300円)からある。
あっという間にたいらげる。体も温まり満足。
同じ末広町の「まちづくりセンター」に移動して、「ハコダテ150」の会合に出席。
16時から函館駅前のロワジールホテルで、
「はこだて観光情報学研究会」に外野出席(コーヒー代500円)。
なかなかタメになる話を聞けた。むずむずして、いくつか勝手に発言。
あとで聞いたら、研究会に連れて行ってくれた星野さんが、
「あの人は誰?」と聞かれたらしい。どうも悪い癖で、僕にはこういう常識がない。
あいさつとか自己紹介とかまどろっこしくて、すぐに本題をおしゃべりしたくなる。
19時に「丸南熊谷」で大かけそば(500円)。
事務所に戻って原稿書き。


12月26日(金)
ようやく書き上げたと思った原稿が、文字数を勘違いして書き足すはめに。
もともと3倍くらい長く書いていて、しかも珍しく元原稿を残していたので、
なんとかはなる。でも、気力が続かず。
なんとかかんとか書き上げる。初稿より良くなったのが救い。
お昼、お隣の人たち&「ハコダテ150」編集長の佐々木さんとランチ。
亀田本町「龍虎」にて。ラーメン炒飯セット(980円だったかな)。それなりの味。
14時、函館渡辺病院へ。先週に続いてソーシャルワーカーさんの取材。
今回も精神障害に対するケアの現状について話を聞く。
ようやくお仕事の内容が見えてきた。関連本をお借りする。
精神病とは誰もが罹りうる病気である。
症状は様々であるが、いずれも「生活を営めなくなる」というのが最大の障害だ。
「第一線で活躍していた人が病気になる。
 かつて自分がバリバリ働いていたころの記憶を保ちながら、
 でもいまは、仕事をしようにも、その気力がわかない。思うように動けない。
 それが精神障害の苦しみです」
折れた骨が治るように、折れた心を完治させるのは難しいようだ。
年明け、もう一度取材することにした。
16時、事務所に戻る。
いまさら、農協さんからお願いされていた田んぼカレンダーの校正。
年明けに印刷して配布の予定。仕事が遅いのにもほどがある。
過去4年の田んぼ写真から12カットを選んでもらってカレンダーにした。
せっかくなんで、ちゃんとカタチにしたい。
小樽の妻から電話。
忘年会が1次会で終わってしまって、めっぽうご不満のようだった。
日曜日に仇を取れとなだめる。明日、帰函する。


12月27日(木)
ガソリンが100円を切る。
9時過ぎに事務所。静かに原稿書き。
がっつり寒い。外は吹雪で、かなり温度も下がっている。水道管が凍るかもしれない。
お隣の仙石くんに電話。水の落とし方を聞くも、知らないと言われる。
仙石くんが昼ころ顔を見せて、管理会社に電話して水落としの方法を聞いてくれた。
14時くらいに妻から電話。札幌駅で電車が遅れているとのこと。
こちらも猛吹雪だから、たぶん函館到着は遅れるだろうと伝える。
18時20分に函館駅。やはり到着が10分ちょい遅れになるらしい。
17時55分発の札幌行き特急が、ようやく発車します、とアナウンスされていた。
40分ころようやく到着。書道道具も抱えているので、大荷物で帰ってきた。
20時から床屋を予約していたので、帰宅せずに買い物で時間つぶし。
白鳥町の「TSUTAYA」でDVDや漫画のタイトルを見てまわる。
会員証がないのでレンタルできないけど。
ラルズに妻を置き去りにして床屋「髪倶楽部」へ。
明日のために頭を剃髪する。3600円。
帰宅して、札幌駅で買ってきた「ブリ弁当」と「笹ごはん弁当」。


12月28日(日)
10時くらいに起床。本通の実家に届け物。
11時半、昭和2丁目「めんしょう」で昼食。明日で閉店。かなり混んでいた。
惜しまれつつ送られるのは幸せなことだ。
またも塩チャーシューメン大盛、妻は塩ラーメン。
事務所でちょっとだけお仕事。
「ウコンの力」を2本飲み。
17時、桔梗町「季節居酒屋ひろべ」へ。今夜は青函フェリーの関係者と忘年会。
共栄運輸の北村さん・木村さん、北日本海運の高橋さん、
デザイナーの敦賀さん、お隣の星野さん、妻と僕。
妻が小樽から抱えてきた田中酒造の日本酒を樽容器に注いで鏡割り。

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この忘年会の決まり事になっている。
騒ぎすぎて店員さんに叱られる。申し訳なし。
翌日、星野さんに「何を飲んで、何を話したか、よく覚えていない」と言われた。

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◆たちぽん。これ最強。美しくて美味い。

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◆ズワイ。贅沢したかいがありました。

21時半におひらき。二次会なし。
ここで妻が不満を表明。「なんだよ。またかよ。」とご立腹。
仕方ないので万代町「道頓堀」へ。かるく飲んで23時半に帰宅。


12月29日(月)
11時に事務所。
星野さんと妻と昼めし。港町1丁目「旬菜食健ひな野」でヘルシーなブッフェ。
食べ過ぎた。
ふたたび事務所に戻って、ちょいちょいと仕事。17時に帰宅。
新はこだて農協の田山さんから電話があって、19時前に北大裏で待ち合わせ。
梁川町「魚まさ」で忘年会。ここは「ふっくりんこ」を使っている。
農協の田山さん・三浦さん、北斗市のおにぎりと大福の専門店「ふくふく」社長の三上さん、
4人で飲酒。気がつけば長っ尻に。
本町「遊楽部」に移動。どこかの組合長とか、とあるホクレンの上層部の人とかと鉢合わせ。
ホクレン函館支所米穀課の堀口さんを発見。かなり酔っぱらっていて面白すぎ。
そのお店のお姉さんが、ひじょうに僕と趣味の合う人だった。
大門「赤とんぼ」の思い出などを語り合う。面白い店の情報を交換。
2時帰宅。納豆ご飯と味噌汁を食べる。就寝。


12月30日(火)
10時起床。妻は実家へ。朝食は納豆ご飯と味噌汁。
昼過ぎに事務所へ。妻が正月の花を活ける。題名は「甘藍」。
15時すぎ、大野の農協へ。「ふっくりんこ」でつくった清酒「飲ん米」を購入。
青函フェリーの新造船記念品の打ち合わせ。トマトのお酒の話など。
16時、亀田本町「ツルハ」で買い物。向かいの「かつ勝」で、昼めし兼晩めし。
正月用の新しいパンツを買い忘れた。
田中酒造「いちごのにごり酒」を飲む。
うまい。ちょっと甘すぎたので炭酸で割ったら、さらにうまくなった。
スカパー!で「銀河英雄伝説」の第3話と4話を見て就寝。
実は寝る前にカップラーメンを食べて胃もたれ。大反省。

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プロフィール

高山潤
函館市および道南圏(渡島・檜山)を拠点に活動するフリーランスのライター、編集者、版元、TVディレクター、奥尻島旅人。元C型肝炎患者(抗ウィルス治療でウィルス再燃、インターフェロン・リバビリン併用療法でウィルス消滅で寛解)、2型糖尿病患者(慢性高血糖症・DM・2009年6月より療養中)。酒豪。函館市(亀田地区)出身、第一次オイルショックの年に生まれる。父母はいわゆる団塊世代。取材活動のテーマは、民衆史(色川史学)を軸にした人・街・暮らしのルポルタージュ、地域の文化や歴史の再発見、身近な話題や出来事への驚きと感動。詳しくはWEBサイト「ものかき工房」にて。NCV「函館酒場寄港」案内人、NCV「函館図鑑」調査員(企画・構成・取材・出演・ナレーション)。


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