日記:4月13日〜4月15日(大門横丁・函館大妻高校)

4月13日(月)
朝起きたとき、今日が何曜日なのか良くわからなかった。
9時前に事務所。
11時すぎ、重大な決断をする。
このままでは、明日朝イチのデータ入稿には、ぜったい間に合わない。
ということで、納期の遅れを相談。
あと3日の作り込みが良い結果を生むはず。それは確信している。
「本当に申し訳ありません。納期を遅らせてください。
 納得のいくものにしたいので。なんとか、すんません。」
と、強引に押し切る。本当にごめんなさい。良い本にします。
2日の余裕ができたので、各ページに次々と修正を入れていく。
文章や写真をどんどん追加したり差し替えていく。
見えてきた。 いまさら? いつものことか。
21時半すぎ、デザインのアップ待ちになったので、お隣の仙石くんと飲酒することに。
松風町の大門横丁「地鶏の店 けいちゃん」。
仙石くんとアニメな話をしつつ、隣の常連客とも適度にからむ。
話を聴けば、トラックの運転手で「青函フェリー」の顧客でもあった。
鶏肉好きなので、どのメニューにも満足。ビールを3杯と梅酒2杯。
店主のサービスでキトピロの天ぷら。うまし。
同じく大門横丁「Bar かなざわ」。ラフロイグ2杯。
隣のおばちゃんとパイナップルの話をする。
どこかで見たことある顔だなと思えば、
大門横丁の大家さん「はこだてティーエムオー」の渡辺良三さんだった。
以前、なにかで取材をしたんだけど忘れた。改めて名刺をもらう。
誰かのワインを横取りするような単なる酔っぱらいだったが、
駅前の話や大門横丁の話を少しだけ。もっと話したかったけど、
なにやら電話で呼び出されていなくなった。
横丁を出て柳小路まで歩いて「杉の子」に。
カウンターに良い感じに乱暴狼藉な酔客がいて楽しい。
眠そうな仙石くんと怪談話。
ラムハイ2杯だけ。ごめんね成田くん。あんまり儲からん客だ。
もういっぺん大門横丁に戻って「新函館らーめん 龍鳳」で黄金塩ラーメン。
キング代行。さいきんは、だいたいみんな家の場所を覚えている人だな。

4月14日(火)
6時ころ起床。事務所。
あがってきたデザインを微調整。すき間を見つけてはキャプを書き加える。
いくつか写真を差し替え。和也さんに電話をすると、声がだいぶ疲れ気味だ。
あと、もうひとふんばり。申し訳ないが、どうかお付き合いを。
昼、星野さんと千代台町「函館市青年センター」のロビーで昼食。
近くのハセガワストアで購入した弁当。半額だったので2つ買う。
レジの兄さんが箸を入れ忘れる。ばかめ。
青年センターの事務所から割り箸をもらう。よかった勤労青年で。
事務所に戻って、引き続き最後に向けた本づくり作業。
27時ころ帰宅。
そう言えば、昨日からNCVで「函館酒場寄港」の放映が始まったはずだけど、
とくに誰からも何も言われず。
番組を見て弁天町「波止場」に行ってみくなった人は、遠慮無く僕に連絡ください。

4月15日(水)
8時に事務所。
表紙以外の前ページがそろった。けど、冒頭の写真メインの4ページを少しいじる。
7割くらいは俺の写真になったな。
10時半、函館大妻高校の食物健康科棟へ。

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◆手前が一期生。向こうが二期生。

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◆君は1年たっても顔を隠すなぁ。

函館新聞の記者に、「さいきん良く会いますね」と言われる。
そうだなぁ。青函フェリーと大妻高校で見かけるもんなぁ。
彼女はきっと、その理由はわからないんだろうなぁ。
13時半、七重浜の「みちのく銀行」。
港町「みなと食堂」でチキンカツ(700円+ごはん大盛り50円+肉大盛り100円)。
事務所に戻って下版に向けた作業。
若松町「スマイルホテル」に届け物。
21時、全ページの責了をもらう。
22時ころ、和也さんの事務所へ。
最終の文字修正をして校了。下版データを作成。おつかれちゃーん。
おかげさまで、かなり良いものができた。もらった3日が大きかった。
ということは、たった3日だけ早く仕事に着手すればよかったわけだ。
それができなくて、俺は泣かず飛ばずなんだな。
帰り鍛治町のマックでドライブスルー。
たまに食べるフライドポテトは、なぜあんなにおいしく感じるのか。
酒も飲んでいないので、布団に入ったとたん眠ってしまったようだ。


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プロフィール

高山潤
函館市および道南圏(渡島・檜山)を拠点に活動するフリーランスのライター、編集者、版元、TVディレクター、奥尻島旅人。元C型肝炎患者(抗ウィルス治療でウィルス再燃、インターフェロン・リバビリン併用療法でウィルス消滅で寛解)、2型糖尿病患者(慢性高血糖症・DM・2009年6月より療養中)。酒豪。函館市(亀田地区)出身、第一次オイルショックの年に生まれる。父母はいわゆる団塊世代。取材活動のテーマは、民衆史(色川史学)を軸にした人・街・暮らしのルポルタージュ、地域の文化や歴史の再発見、身近な話題や出来事への驚きと感動。詳しくはWEBサイト「ものかき工房」にて。NCV「函館酒場寄港」案内人、NCV「函館図鑑」調査員(企画・構成・取材・出演・ナレーション)。


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