日記:4月20日〜23日(ふっくりんこ広告・成吉思汗たれ)

4月20日(月)
11時ころ起床。臀部と裏太ももが筋肉痛。
あんだけ大声を出し続けたわりに喉の調子は良い。
道新を開いてバル街の記事を探したら、写真のすみに俺の姿が載っていた。
ちょこちょこと仕事をするも、お尻が痛いので早めに帰宅。
筋肉痛をやわらげるために入浴。
布団に入ってバタンキュー。

4月21日(火)
筋肉痛が昨日よりひどい。
新はこだて農協の田山さんの電話で起きる。
26日掲載の新聞広告を急遽つくることに。
函館育ち ふっくりんこ蔵部」が、今年のホクレン夢大賞を受賞したので、
その報告とお知らせの広告。「函館育ち ふっくりんこ」を取り扱っているお店や企業を
ずらりと並べる内容。全5段のスペースに約300社。
もちろん、「ものかき工房」も潜り込ませる予定。
11時くらいに事務所。
14時、梁川町「テーオーデパート」へ。
4階の書店で書籍を8冊ほど。書店くじを21枚ももらえた。
ほぼ平台のみを物色。棚は背表紙に目が回ってしまう。
雑誌のレビューを読んで気になっていた新訳の魯迅「阿Q正伝」が見つからず。
この本は小学生の時に、なぜか学校の図書館で手にとって、
(たぶんタイトルのQに惹かれたんだろう)1年かかって3行しか読まなかった。
大学生になって読み直そうとしたが、やっぱり3ページしか読んでない。
ツール・ド・フランス本、マンガ評論3冊、吾妻ひでお2冊、サイクリング雑誌1冊、民俗学1冊。
6階に「陽菜」というお食事処ができていたので遅い昼食にする。
ヘルシー定食を注文。「僕はお腹一杯になりますかね?」と聞くと、
「ご飯をどんぶりにしますか?」と言われたので、じゃあお願いします。
お茶碗のご飯(梅しそふりかけの味ご飯)と、これはサービスですと丼大盛り。
少し甘い感じがするが煮物うまし。サラダに毛蟹の脚が2本乗っていた。
できればそのぶんを煮物の具の数にまわしてほしかった。
ご飯がうまい。確かめるのを忘れたが、もしかしたら「ふっくりんこ」かも。
夕方、事務所の床で昼寝。食べ過ぎた。
青函フェリーのサイトを微調整。頭痛がしてきたの21時前に帰宅。

4月22日(水)
9時、事務所。田山さんから届いた元原稿を整理。
和也さんにデザインを依頼。すぐにできるよ、と。ありがたし。
ホクレンの堀口さんに電話。校正の件。札幌出張の由。
相川さんにも校正をまわしてくれ、とのこと。
13時に原稿テキストを和也さんに送る。
14時、若松町「ヴィクトリア」で昼食。
スープバーとサラダバーで、3回目のおかわりをしようとしていたら、
「高山さん。どうも」と声をかけられる。電通北海道の阿波さんだった。
スープカップを持ったまま仕事の件で10分くらい立ち話。
席に戻ったら鶏ステーキはきっちり冷めていた。
肉を食べ終わって、では、もう一皿サラダを、と席を立ちかけると、
阿波さんが「もう少し話を」ということで、打ち合わせの続き。
べらべらと思いつきで話す。ちょっと良いアイディアも口から出てきたのでメモ。
阿波さんに「ごちそうさまです」と言ったら、すごく嫌な顔して断られた。
16時半、広告デザインがアップ。おう、早い。さっそく関係者にPDFを配信。
青函フェリー「海峡通信」と「イカうま」のブログ記事をアップ。
25時ころ帰宅。そういや2週間くらい前から、事務所周辺の街頭が消えてるなぁ。
真っ暗だ。誰に言えばいいんだろう。町会かな。それとも省エネなんだろうか。
そういや、また近くの岸壁で水死体が上がったそうだ。

4月23日(木)
早起きして洗濯しようと思っていたのに寝坊。
パンツが2着、靴下が3足しかない。今夜、ぜったい洗濯機をまわさなくちゃ。
10時、事務所。
農協の田山さんとホクレンの相川さんから、広告校正の件でたくさんメールが。
ひとつひとつ処理しつつ校正を進める。
11時半、星野さんを誘って若松町「ロワジールホテル函館」のランチブッフェ。
この日は北海道米のキャンペーンガールが来ていたので、その取材も兼ねて昼食。

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◆ミス北海道米。4月からの新人さんです。

来月末まで「函館育ち ふっくりんこ」を使ったメニューがたくさん並んでいる。
レストラン入り口のディスプレーはチカラ入れすぎでおもしろい。

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◆本気のディスプレー。ちなみに、背景の横断幕と右のポスターの写真は、
 どちらも田んぼ記者の僕が撮影したもの。

ホテルのスタッフに、「見たよ。酒場の番組。」と言われる。
キャンペーンガールに立ち会っていた北海道農協中央会の浜尾さんと立ち話。
最近のキャンペーン手法や他地域での動静を聞く。
16時、田山さんから電話。いま函館米穀にいるから、事務所によるわ、と。
田山さんとコタツの上で校正。校了。
田んぼとお米の話を1時間ほど。今年の取材内容は重要なポイントになるな。
そろそろお米の本を具体的に動かすタイミングかも。
昨日から頭痛が続く。血圧が高い感じだ。くわばらくわばら。
21時、港町のアークスで買い物。
肌寒いのでお得意の「おでん」をしようと思ったが、
なぜか途中からジンギスカンの気分にかわる。
当然、ベル食品「成吉思汗たれ」を購入する。北海道の味だ。
東京時代、実家から届く荷物には、かならずこのジンたれが入っていた。
バランスの良い甘みと酸味があって、肉がなくてもメシが進む。
北海道人は大きくうなずくはずだ。
松尾ジンギスカンがお店の味なら、ベルのジンたれは家庭の味だ。
そういや、子どものころ食べていたラム肉は、表面が七色に光っていたなぁ。
もうすぐ花見の季節だ。桜の樹の下で、もうもうとジンギスカンの煙がのぼる。
半額のお寿司(マグロと細巻き)をゲット。
レジで会計していたら、「高山さーん、見ましたよ酒場寄港!」と声をかけられる。
「いやー、マニアックですよね。さすがだなぁ。マニアックすぎる!」
マニアと言われるのは嬉しいんだけど、
お店の中でマニアックだと連呼されるのは気恥ずかしかった。
知内ニラとキトピロを大盛りにしたジンギスカン。明日は臭いぞ。

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プロフィール

高山潤
函館市および道南圏(渡島・檜山)を拠点に活動するフリーランスのライター、編集者、版元、TVディレクター、奥尻島旅人。元C型肝炎患者(抗ウィルス治療でウィルス再燃、インターフェロン・リバビリン併用療法でウィルス消滅で寛解)、2型糖尿病患者(慢性高血糖症・DM・2009年6月より療養中)。酒豪。函館市(亀田地区)出身、第一次オイルショックの年に生まれる。父母はいわゆる団塊世代。取材活動のテーマは、民衆史(色川史学)を軸にした人・街・暮らしのルポルタージュ、地域の文化や歴史の再発見、身近な話題や出来事への驚きと感動。詳しくはWEBサイト「ものかき工房」にて。NCV「函館酒場寄港」案内人、NCV「函館図鑑」調査員(企画・構成・取材・出演・ナレーション)。


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