糖尿病と暮らす日々:7月21日(誘惑と苦悩。大げさ。)

7月21日(火)

5時半起床。タオルケット1枚では寒かった。
冷たくなった足を膝裏に挟んで暖をとる。ほんとに7月かよ。

書きかけだった昨日の日記を書き継ぐ。
ノートパソコンの発熱を利用して指先を温める。

  あっ、そうだ。もう今日からの日記は長い文章は書かないので。
  さすがに日常業務に支障が出るし。ブログとの蜜月は終わったのだ。
  これからは軽い交際になります。

6時半すぎ日記アップ。
布団に潜り込んで、病気関係の書籍を読む。ちょっとため息をしつつ。
7時、小樽から電話。あちらは汗だくで寝ていたという。
基礎代謝が落ちたのかね。発汗量が少なくなった。

7時半、例のブツも出したので体重測定。

99.8kg

ありがとう。ありがとう。ありがとう。
8年ぶりくらいで3ケタを割りました。パンツ一貫(これは父オリジナルの表現)で小躍り。
嬉しくて二度寝。

9時前、朝食。昨日の残り。

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◆鍋の直径は15cmくらい、深さは10cmくらいか。

野菜しゃぶしゃぶをイメージしていたのだが、味気ない料理に終わったので、
今朝はそばつゆを足してしまう。
また、コンニャクにはカラシを付着させて食することにした。熱々。
底まで2cmほどのところまで食べ進めて箸を置いた。
脳から「こんなもんだ」という指令が下ったのだろう。いいぞ。俺の脳。
ってことは、明日の朝も、この鍋だな。

シャワーを浴びて事務所へ。
強めの雨が降っていて寒い。今日は車で行くことにする。
それに、今夜は退院後最初の誘惑が待ち受けている。
飲むか飲むまいか迷っているが、歩いていけば後顧の憂いを経つことで飲酒しそうだ。
という言い訳を付けつつ車で移動。

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◆昼飯。SOYJOYを2本。低脂肪乳を180mlくらい(計量していないので)。

13時半。めし。SOYJOYはストロベリー(133kcal)とサンザシ(126kcal)。
低GI食品と書いてあった。つまり、食後の血糖値が上昇しにくい食品なのだ。
ういやつだ。もうちっと食べ応えがあって、カロリーそのままならもっと良い。

窓の下に選挙カー。自民党の候補者。企業訪問なんだろうか。
そういや、この建物の入り口にポスターが貼ってあるもんな。脂っこい顔の。
おそらく国道を走る車からも、選挙活動らしき騒音が響いてくる。

18時半、函館市青年センター。「ハコダテ150」( 記録チーム)の会議。
緑の島で開催されるイベント(8月8日〜16日)での取材というか記録のための人員配置の件など。
もう3週間ないんだなぁ。土日の人手は足りるだろうけど、
平日の日中はやっぱフリーター の俺に期待されてるんだろうな。定職(主婦でもない)に就いていないの俺だけになっちまったし。
「僕は病気なんで。」と言ったら、みんなに「こんなときばっかり」と言われてしまった。
来月、入院すりゃよかった。
ひとつ、おもしろいたくらみが持ち込まれた。そいつには積極的に参加することにする。
マニア心をくすぐるネタだし。
会議終了後、ひかりさんから快気祝いに「パルスイート」をいただく。

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◆デコレーションしてある。ラベルには「糖尿病や肥満症の方に」とばっちり記載。

「カロリーゼロなんで、料理とかコーヒーにざぶざぶ入れられるよ。」
ありがとうございます。これで、僕の味気ない料理も少しは改善するでしょう。

ちなみに、会議には10人以上が出席していたが、
チーム不健康のJAM小林さんを除いて、誰からも「痩せましたね」と言われず。
やっぱ4%くらい減量したって変わらんか。
弟にはメールで「5kgは誤差の範囲だ」と言われたし。
そうだなー。大食いして宿便を放置したら5kgくらい増量しそうだし。

会議終了後、星野さんが快気祝いに晩飯をおごってくれるという。
宝来町「うじうじ飯店」(在函館少年さんの紹介記事)へ。
なんたる誘惑。なんたる誘惑なんだっ!
退院3日目にして、このようなマーラの誘惑に出会おうとは。
車で来て良かった。

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すべて45%ほどずつ食べた。それにりに誘惑には打ち勝ったと思う。
うまかった。ビールが飲みたかった。中ジョッキ5杯はいけただろう。
ゆっくり味わった。腹八分目で箸を止められたかと思う。
ありがとう星野さん。このような修業を与えてくれて。

22時半、帰宅。
ツール・ド・フランスは残り65km地点だった。
第16ステージ、アルプス山岳2日目。
不覚にも、あっさり落車して(眠って)しまった。
久しぶりの外食に、胃がはりきって、たくさん血液を回してしまったんだろう。

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プロフィール

高山潤
函館市および道南圏(渡島・檜山)を拠点に活動するフリーランスのライター、編集者、版元、TVディレクター、奥尻島旅人。元C型肝炎患者(抗ウィルス治療でウィルス再燃、インターフェロン・リバビリン併用療法でウィルス消滅で寛解)、2型糖尿病患者(慢性高血糖症・DM・2009年6月より療養中)。酒豪。函館市(亀田地区)出身、第一次オイルショックの年に生まれる。父母はいわゆる団塊世代。取材活動のテーマは、民衆史(色川史学)を軸にした人・街・暮らしのルポルタージュ、地域の文化や歴史の再発見、身近な話題や出来事への驚きと感動。詳しくはWEBサイト「ものかき工房」にて。NCV「函館酒場寄港」案内人、NCV「函館図鑑」調査員(企画・構成・取材・出演・ナレーション)。


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