糖尿病と暮らす日々:7月23日(散歩して瞳孔が開く。)

7月23日(木)

6時半起床。部屋の電機は全点灯。23時くらいに眠ってしまったようだ。
またも、ツールのゴールシーンを見逃した。
今夜は個人TTか。意外と盛り上がるんだよな。

8時くらいまで、だらだらと読書。散歩にでも行けば良かった。
体重測定100.0kg。びったり。

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◆朝食。パンを焼いてみる。以上。

昨夜に続いて「神戸こむぎ館」のパン。
マーガリンを付けなくても美味しい。でも、焼かない方が良いかも。
これだけってのも味気ないので、珍しくコーヒーを飲んでみた。インスタントだけど。

新聞読んで、シャワーを浴びているうちに、9時半過ぎ。
知内農協の玉森さんに電話。明日の撮影について。
「ごめん。明日の朝にもういっかい電話してぇ。」
田んぼの取材もしたいので、午前中から知内に向かおうか。

事務所まで歩こうか迷う。天候は曇りがち。
ただ、帰りが遅くなると面倒。昼食後に散歩することにして車で行く。
午前中は細々とした資料整理など。
函館市中央図書館に資料使用の申請書をファクシミリする。
今月末の道新に載せる記事のため。

12時過ぎ、星野さんが仕事部屋を覗き込む。
「今日は昼飯に行かないの?」
行きましょう。「できれば、セーフティーな店で。」
ご近所の万代食堂へ。歩いて行きゃ良かったな。

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◆「ずいぶん絞ったなぇ」と言われた。

ご飯(ミニ盛り・小さいおにぎりくらい)、だしとろろ、海藻サラダ、大根煮物、お茶、水。
さすがに少なかったかも。焼きサバを付けるか迷ったんだよな。
タンパク質補給のためにも食べるべきだった。4〜4.5単位(320〜360kcal)くらいか。

喫茶店(名前失念)でアイスコーヒー。もちろん「素」で飲む。
食育の話など。ごちそうになった。しめしめ。

事務所に戻って、冷蔵庫に入れてあった低脂肪牛乳をほんの1口。0.3単位くらい(24kca)。
生命保険の申請書を書く。書式に則った文書を書くのは面倒だ。
ほんの数枚の書類を書くのに2時間くらいかかる。

15時ころ、NCVの一森さんが来る。
「函館酒場寄港」の過去4回分が入ったDVDを受け取る。

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◆第4話、日吉町(花園通り商店街)「藤吉郎」は、20日から1カ月間放送中です。名前が同じだったので、たぶん飲んだ焼酎。番組でご確認ください

港祭りから150周年イベントまで、ずっと働きっぱなしだそうだ。
ずいぶんと仕事好きな人である。
というわけで、次回の収録は来週ということになった。
来月6日は退院後最初の診察だというのに。
取材先はまだ決めていない。
ここ2回は立ち飲み屋さんが続いたので、ちょっとしっとりした店にしようかと相談。
でもさ、俺、しっとりとは飲めないんだよなぁ。

一森さんが、なにか微笑みをたたえながら、僕に向かってしきりにジェスチャーをしている。
なんだっけ。たしか手話にあったな。伸びたアゴヒゲをさするような仕草。
はっ、待てよ。こいつは「あなたが好き」とかいう手話じゃなかったっけ。(ちがったらゴメン)
いや、俺、妻がいる身だし。一森さんも奥さんとお子さんがいるはず。
っていうか、なんだろう、これはW不倫になるのか。男同士は良しとしても、って良いのか?
と、いろいろ心の準備をしていたら、「やっぱりアゴのラインが痩せましたね」と。
あああ、そっちか。ありがとう。誰も言ってくれないんだよね。
それにしても、どきどきしてしまった。

15時半、お散歩へ。風が涼しい。

海岸町、開かずの踏切を渡って、国道5号、若松町、大村病院、新川町、函館中央郵便局で封書を投函、自由市場で電車通り、千歳町、みちのく銀行でお金をおろす、若松小路、松風町、線路をまたいで棒二森屋、公園通り、東雲小路で右折、大手町、ふたたび若松町、函館駅、ともえ大橋の下を岸壁沿いに、海岸町船溜、日清製粉の前はやはり粉っぽい、共栄運輸、事務所。くたびれた。約60分。

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◆棒二森屋本館。しつこいようだが、ポールモーリアに似ている。

後半、めまいの症状が出てくる。さらに、これも、いつもこのくらいの時間帯にあらわれるのだが、
あきらかに瞳孔が絞られていない状態に。カメラで表現するなら、露出オーバーの状態。
左手に握っている白いタオルさえまぶしい。なんなんだろ。
入院中から意識しだした症状だ。2時間くらいで治まるんだけど。

おそらくカモメ(ウミネコかも知れないけど)の親子。

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◆「かぁちゃん、腹減った。」「さっき食べたばっかりでしょ。」

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◆「だって腹減ったもの。なんかなんか食べるものないのぉ。」「はぁ、もう、うるさい。」

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◆「ちょっと、お父さん、もう叱ってあげてください。」

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◆「なしたのよ?」「ちょっと、聞いてくだ・・・」
◆「どうしたい。ケンカか。やれやれぃ!」「なによ、あんたっ。あっち行きなさいよ」

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◆「ま、お父さんも子どものころは、いつもお腹が空いてたもんだ。仕方ないな。」
◆「もう、あなた、そんな無責任なこと言って。だめ。晩ご飯まで我慢しなさい。」
◆「ちぇっ。」

広い岸壁に真っ直ぐの線がついていたので、目を閉じて30歩ほど歩いてみる。
どれほどのめまいなのか確認できるかと思って。
目を開けてみると、案外ぶれていない。半歩だけ左にズレただけ。
しかも、目を閉じていると、ふらつきがなくなって、かえって安定するようだ。
耳鼻科の診察では目の揺れを確認されるから、視界情報を遮断するとめまいを感じないのは、
もっともなことなのかも知れない。それにしても、やっかいな病気になったものだ。

もしや低血糖の症状なのかとも思って、サクマ式ドロップス(100周年缶)のぶどう味を口に入れる。
数週間ぶりの間食。ああ、でも、これでカロリーはおいくらなのかしら。
飴を舐めながらネットで検索。16kcal。生意気な奴め。半分ほどでゴミ箱に捨てる。
小憎らしいほど甘くて美味しかった。

函館と電信柱に関する原稿に着手。
いまいち乗らないので、ブログに逃げる。
もう、あんまり長く書かないつもりだったのに、また長くなっちまった。

なんだよ。もう21時じゃん。
あとは明日の朝にしよう。晩飯の記録も明日のブログにて。

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プロフィール

高山潤
函館市および道南圏(渡島・檜山)を拠点に活動するフリーランスのライター、編集者、版元、TVディレクター、奥尻島旅人。元C型肝炎患者(抗ウィルス治療でウィルス再燃、インターフェロン・リバビリン併用療法でウィルス消滅で寛解)、2型糖尿病患者(慢性高血糖症・DM・2009年6月より療養中)。酒豪。函館市(亀田地区)出身、第一次オイルショックの年に生まれる。父母はいわゆる団塊世代。取材活動のテーマは、民衆史(色川史学)を軸にした人・街・暮らしのルポルタージュ、地域の文化や歴史の再発見、身近な話題や出来事への驚きと感動。詳しくはWEBサイト「ものかき工房」にて。NCV「函館酒場寄港」案内人、NCV「函館図鑑」調査員(企画・構成・取材・出演・ナレーション)。


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