糖尿病と暮らす日々:7月24日(和牛とたわむれる。)

7月24日(金)

まずは昨夜の夕食から。
21時半、自宅への帰り道、いつものセイコーマートでお買い物。
かなり空腹だったので、けっこういろいろ買ってしまう。
もちろん、成分表(カロリー量)をいちいち確認しながらだが。

野菜ジュースとトマトジュースが低カロリー(190ml/39kcal/0.5単位)なのに気がつく。
こんど箱で購入しておこう。これで野菜を食べたことにはなるのかな?
それにひきかえ、おにぎりの凶悪なこと。
優しい顔して、梅干しおにぎりが169kcal(2単位ちょっと)。
まぁ、でも、軽く茶碗1膳と同じか。
コンビニおにぎりでも、カロリーを表示しているものとしていないものがある。
これはどんな差異なんだろうか。

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◆左のヨーグルトは63kcal。ぜんぶで6単位(480kcal)くらいかな。

この夜のツールは個人タイムトライアル。
23時ころ、あっさり落車。起きたら朝の6時でした。またも照明をつけっぱなし。

右の首筋が痛い。リンパ腺がありそうなあたり。二日ほど痛みが引かない。
歯痛から来ているんだろうか。

体重測定100.0kg。うーむ、停滞。
体重と一緒に体脂肪率ってのも出るんだけど、こいつの変動が大きい。
今日は31.0%で、一昨日は28.2%だった。
いま、俺の体重は100kgちょうどだから、体の中に脂肪が31kgあるってことなのか?
体重の2〜3kgは排便による誤差だろうから、
この体脂肪率に注目したほうが良いんだろうか。
ただ、どこまで正確なのかがわからん。

朝食。パン2枚(4単位320kcal)、ヨーグルト(0.6単位67kcal)。
この野菜ジュースは280ml入りで83kcal(1単位)。
看護師さんからの宿題に対する2つ目の回答だ。
低血糖症状が出た際の緊急避難に使える食品にどうだろうか。
ただし、砂糖不使用とあるから、糖分の素早い吸収に向くかどうかはわからない。

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◆低カロリーのマーガリンとかあるのかな。こんど探してみよう。

10時すこし前、事務所。

函館市女性センターの原田さんに電話。
来月8日にある海藻おしば教室の予約状況を確認。
嬉しいことに、すでに定員に達しているとのこと(20組40人以上)。キャンセル待ちもある。
センターの皆さんの努力のたまものだろう。ありがたいことだ。

今週末26日にせまった北洋資料館での海藻おしば講座も確認。
こちらは、午前午後各25組だが、まだ定員の半分以上が空いているとのこと。
もったいない。早く言ってくれれば、いくつか宣伝の方法もあったものを。
このタイミングではどのくらい効果があるのかわからないが、
ハコダテ150」に投稿しておく。いつも宣伝のときばかりだな。

12時半、木古内に向かう。

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◆昼飯。またこれ。移動しながらだと便利。

13時半前、木古内駅前のJA木古内支店に到着。JA知内の玉森さんと待ち合わせ。
今日は「はこだて和牛」のお仕事。農家と牛の写真撮影。
が、できるかと思ったら、どうやら今日は別件の撮影(動画)が入っていたようだ。
現場が交錯するので、こちらの仕事はやりにくいかも。
最初に訪れたのは東出さんのところ。
東出さんは「ふっくりんこ」の取材で何度もお世話になっている。
気が楽。こんど改めて撮影の機会をつくってもらえませんかとお願いをする。

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◆オス。彼らは去勢済みでおとなしい。25カ月かけて肥育され体重900kgになる。

「はこだて和牛」は木古内町の4戸の農家でのみ飼育されている。
赤毛の牛だ。ほんとは褐毛和種という名称らしい。
適度な霜降りで柔らかい肉質。僕のような人間にはヘルシーで良いだろう。
実際に食べてみると、脂に邪魔されないので、肉の甘みを実感できる。
飼料として「函館育ち ふっくりんこ」の稲わらを与えているのもポイント。

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◆牛は人なつっこくて好奇心旺盛。以前、牛乳の取材のときに実感した。
◆撮影していると、むむむーっと顔を寄せて鼻息をかけてくる。
◆そして、べろりと腕を舐められた。何度か。かわいいやつだ。おいしく食べるからね。

ちなみに、「はこだて和牛」は、「ホクレンショップ」「肉のつしま」「Aコープ」で購入できる。

テレビ(動画)の撮影は、ほんとうに大変だ。
クルーは多いし、生(あとで補正できないという意味)だから、OKテイクが出るまで繰り返しだし。
だから、その場のディレクションがとくに問われる。
のせて、うまく引き出して、良い表情をもらわなくちゃ、どんどん時間がかかる。
ま、話を引き出すための努力は、俺のような物書きでも同じなのだが。
じゃっかん、段取り悪いなぁノリが悪いなぁという感じがした。
たぶん札幌から来て、取材対象者との距離感も縮められないままに話を聞き撮影する。
それで満足のいく画をものにするのは、ずいぶんと難しいことだろうと思うが。
ちょっと不幸な仕事であるなと。

けっきょく17時までかかる。
ずっと見学していたが、ぼちぼち肉牛のことを立ち話で取材できたし。
まぁ、こちらは、こちらのスタンスとスピードで取材を進めるのさ。

18時半、事務所に戻る。
かなりの空腹。今日は早めに帰宅して晩ご飯を食べることにしよう。
ここ数日、体重減少が停滞しているのは、遅い晩ご飯が原因かも知れない。
あと、入院中と比べて、圧倒的に水分補給量が減った。
慢性高血糖症(糖尿病)の典型的な症状である「口渇」「多飲」が、
血糖値が下がったことですっかり収まってしまったからだ。
でも、水を飲まないと体内の潤滑油が足りない感じがする。
なるべく水分を摂ることにしようと思う。

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プロフィール

高山潤
函館市および道南圏(渡島・檜山)を拠点に活動するフリーランスのライター、編集者、版元、TVディレクター、奥尻島旅人。元C型肝炎患者(抗ウィルス治療でウィルス再燃、インターフェロン・リバビリン併用療法でウィルス消滅で寛解)、2型糖尿病患者(慢性高血糖症・DM・2009年6月より療養中)。酒豪。函館市(亀田地区)出身、第一次オイルショックの年に生まれる。父母はいわゆる団塊世代。取材活動のテーマは、民衆史(色川史学)を軸にした人・街・暮らしのルポルタージュ、地域の文化や歴史の再発見、身近な話題や出来事への驚きと感動。詳しくはWEBサイト「ものかき工房」にて。NCV「函館酒場寄港」案内人、NCV「函館図鑑」調査員(企画・構成・取材・出演・ナレーション)。


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