糖尿病と暮らす日々:7月25日(土砂崩れに驚く)

7月25日(土)

まずは昨夜のことから。
早めに帰宅。セイコーマートでキャベツの千切りを購入。
昨日の晩飯は、またもコンニャク野菜鍋。こんどは味噌で。

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◆うどん半玉(1.5単位)、味噌(えのきと合わせて1単位くらい)、豆腐半丁(1単位)、ふき炒め物(83kcal・1単位)。

それなりにうまかった。
手間をかけた料理は作れない。毎日、野菜を食べているだけましだろう。

ここから土曜日。
8時起床。またもや、ツール観戦中に寝落ちしてしまったらしい。
シュレック兄弟もおもしろい動きをしているが、
総合優勝はコンタでほぼ決まりだな。やっぱ底力があるわ。
それにしても、ランスもすげーな。来年度の新チームについての発表もあって、
まだまだ現役を続けるっちゅーことだろ。しかも、トップレベルのプロ選手として。
ガンを発症して低い生存率を告知された人間とは思えない。

朝から雨。地面を打つ雨音が部屋まで届く。
寒いってほどではないが、暑くもない。じめりとはしている。
起き抜けに「わらじ虫」を捕まえた。なんで部屋に入ってくるのだ。
部屋に入らずば囚われの身にもならないだろうに。
昨日の木古内町での取材では、今年の冷夏を肌・目・耳で感じた。
いま、お米はすごく大事な時期。
ある程度の高い気温が続かなければ生長が滞るし、
数時間でも急激な冷気がおりれば、お米としての実を結ばない事態にもなる。
個人的には暑い夏は体力を消費するので得意ではないのだが、
農作物のことを考えると、まともな夏が来てほしいと切に思う。

体重99.6kg。血圧124の78。

寝転がりながら本を読んでいたら9時を過ぎてしまった。
朝食。昨日の残りに、食パンと野菜ジュース。
この野菜ジュースは200mlで81kcalだ。また、ちょうど1単位の食品を見つけた。
パンは軽く焼いて食す。

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◆パン2枚(4単位)、野菜ジュース(1単位)、野菜鍋(豆腐と味噌で1.5単位)。

10時過ぎ、小樽の妻から電話。これから出発とのこと。
函館到着は16時くらいか。
入院をしていたので、それほど部屋は荒れていないが、掃除機くらいはかけておく。

土曜の定番、CS朝日ニュースターで「愛川欽也のパックインジャーナル」を見ているうちに昼過ぎ。
手みやげを持って、お隣の大家さんのお宅を訪問。
夏休みの間だけ妻の車の駐車スペースを貸していただけるようにお願いする。毎年のこと。
いつものように、こころよく無料で貸してもらう。ありがたいことだ。
ついでに、放置自転車の件も相談。俺の駐車スペースの横に、いわゆるママチャリが放置してある。
まだ新しい。数日前は施錠されていなかったが、今日見たら後輪に鍵がかかっていた。
盗難、放置、悪戯という流れだろうか。
連絡先が書いてあれば持ち主に教えてあげられるのだが、手がかりなし。
もっと自転車を大切にしよう。盗むバカは苦しんで死ね。

13時前、事務所。
ちょぼちょぼと仕事。途中、なぜか胸が苦しくなる。
これが胸騒ぎなのか、って感じ。縁起でもない。
心配になって妻に電話。
「どのへん?」
「落部の手前くらいから渋滞で、国道から別の道に迂回してるところだよ。」
「あら、通行止めかい?」
「うん。パトカーたくさんいた。」
道路情報で確認。ほんとだ。
国道5号で崖崩れのために今日の11時から通行止め。八雲町の落部〜東野(3.1km)。
雨が多いもんな。ちょうど迂回路のあるところで良かった。

明日、北洋資料館で開講する「海藻おしば教室」の準備。
人数は増えたのかしら。

気が付けば17時。これも土曜の定番「アヴァンティ」が始まる時間。
あわててラジオのスイッチを入れる。
あっ、昼飯を食べ忘れてた。
やっぱり時間が不規則になると、食事も乱れる。

17時半、ようやく妻が到着。
函館の自宅のカギを小樽の自宅に忘れてきたらしい。
急いで帰宅。
「あっ、顔ちょっと痩せた。」

小さい軽四に、六畳間くらいの荷物。
なにを持ってきたんだ。
お土産に染めの前掛け(「帆前掛け」というらしい)を2枚。コレクションに加える。
今回の戦利品は、「住友肥料」「マル井醤油・えびす味噌」。
後者は、マルイ(○に井桁の家印)今井醸造株式会社とある。
百貨店の「丸井今井」とは関係あるのかしら。
その他、もろもろ。かなりレアなグッズもあるので、そいつらは追々紹介(自慢)していこう。
アボカドの鉢も持ってきてた。すげー生長してる。

19時45分。晩飯。もう、だめだ。我慢できない。
行こう。焼き肉に。ということで、食事制限中に焼き肉食べ放題へ。
これは、挑戦である。北大裏の「焼き肉番長」にて。
(もうすぐ1年期限が切れるポイントカードが、もう1回で満杯だったもんで。)

※カメラを忘れたので、妻の携帯電話にて撮影。

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◆最初に持ってきた皿。とにかく野菜を生で焼きで。肉は(豊富な経験から)口にあうものを少量。ただ、肉は1切れか2切れで1単位(80kcal)になる強者ぞろいだ。このあと、焼き野菜も生野菜もそれぞれ2回(計各3皿)おかわりした。

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◆ナムルもキムチうまかった。

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◆肉2皿目。

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◆肉3皿目。これにて打ち止め。

かつての15%ほどの食事量だ。
結論。肉はうまい。泣きそうになった。
でも、食事制限中の食べ放題はお金がハイコストだ。
もっと高級な肉を食べに行けば良かった。どうせ、かみさんにおごらせるなら。

でも、我ながら肉は少量に抑えられたと思う。
妻も驚いていたくらいだ。
怖いのだ。怖い。正直、肉を食べるのが怖かった。
入院の教育効果はてきめんである。

もう満足だ。あっ、でも、ディナー無料チケットを1枚もらっちまったな。
誰かほしい人いる?


帰宅して胃もたれ。
21時半からツール。最後の勝負どころ。モン ヴァン トゥ。
シュレク兄弟のゆさぶりもむなしく、コンタドールのマイヨ確定。
明日はパリ、サンジェルジェのクリテリウムだ。
来年は、健康体でツールを迎えたいと思う。

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プロフィール

高山潤
函館市および道南圏(渡島・檜山)を拠点に活動するフリーランスのライター、編集者、版元、TVディレクター、奥尻島旅人。元C型肝炎患者(抗ウィルス治療でウィルス再燃、インターフェロン・リバビリン併用療法でウィルス消滅で寛解)、2型糖尿病患者(慢性高血糖症・DM・2009年6月より療養中)。酒豪。函館市(亀田地区)出身、第一次オイルショックの年に生まれる。父母はいわゆる団塊世代。取材活動のテーマは、民衆史(色川史学)を軸にした人・街・暮らしのルポルタージュ、地域の文化や歴史の再発見、身近な話題や出来事への驚きと感動。詳しくはWEBサイト「ものかき工房」にて。NCV「函館酒場寄港」案内人、NCV「函館図鑑」調査員(企画・構成・取材・出演・ナレーション)。


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