糖尿病と暮らす日々:7月27日(薄すぎる味は逆効果)

7月27日(月)

8時半、体重測定97.7kg
わけがわからん。急に2kg近く減った。

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◆朝飯。パン(2単位160kcal)、トマトの味噌汁(1単位80kcal)、サラダ(卵1単位80kcal)。

9半、大妻高校へ。
食物健康科と辻調理師学校との連携教育に関する調印式。

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辻調理師専門学校西洋料理教授で、
テレビ出演でもおなじみの斎藤直樹先生による調理実習指導。

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◆テレビ出演の際のスナップ写真。「どっちの料理ショー」などに出演。

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◆オマールエビをさばいております。

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◆鍋蓋の上にふりかけられた塩。

「これは、料理がおいしくなるおまじないです。・・・・ってことはなくて、料理人同士の合図なんです。この鍋はさっきまで180度で20分間熱していました。熱いから注意してねっていう意味。これは料理人同士の約束だからね」

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◆味見。「料理人は味を知ることも大事。オマールエビの味をしっかり覚えておきなさい」。生徒から1口わけてもらう。うまい。フランス料理で使う調味料は、基本的に塩とコショウだけなんだって。それなりに西洋料理も食べてきたけど、そんなことは始めて知った。深みのある味に仕上がっている。

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◆オマール海老のアメリカ風。

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◆イカの煮込み セート風。なんでフランス料理で成都(中国四川省)風なんだろうと思っていたら、フランスにセートという街があるそうで。「生徒風」かとも思った。セートは運河のある港町で小樽みたいな雰囲気らしい。

フランス料理は手間がかかる。どんな料理でも2〜3時間は最低でも必要だという。
料理デモンストレーションを見学していて、なるほどと思った。
めまいがしてきて、視界がぼやけてきたので、12時半ころ退散。
生徒たちは偉いな。ずっと真剣に教授の話と手先を見つめていた。
先生の話も上手で、注目のさせどころがよくわかる。

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◆昼飯。セブンイレブンで購入。

焼きカレーパン(2.7単位211kcal)、サラダ、牛乳(1単位80kcal)、ゼリー(0kcal)。
もうちっと野菜を食べたいところだが。

朝から立ちっぱなしだったからか、なんだか疲れてしまって、
昼食後は仕事場の床に寝転がる。


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◆晩飯。サラダと野菜炒めはカミさんと半分にわけた。

高野豆腐とキャベツの炒めもの(2.5単位200kcal)、ご飯(3単位240kcal)、白菜味噌汁(1単位80kcal)、サラダ、自家製ピクルス。

学生時代、学校の目の前にあった竹茂食堂で、
いつも食べていたハムキャベ(入学当初は470円だった)。
たっぷりのサラダ油とごま油、真っ赤になるくらい振りかけられた一味唐辛子。
大汗をかいて食べたもんだった。うまかったなぁ。
その味を妻に伝えて、ハムのかわりに高野豆腐を入れるアレンジをほどこした料理。

もともと家では薄味派。ダシの効き具合を重視する舌だ。
そんな俺でも、食物交換表に合わせ調味料量では、うすく感じる。
食べた満足感が得られない。これはダメだ。
カロリーに問題のない調味料は、これまで通りの味付けにしてもらうことにした。
もともと、塩や醤油やマヨネーズをどかどかとかける方でもないし。
楽しくない食事は精神を蝕む。

22時ころ、いつのまにか就寝。

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プロフィール

高山潤
函館市および道南圏(渡島・檜山)を拠点に活動するフリーランスのライター、編集者、版元、TVディレクター、奥尻島旅人。元C型肝炎患者(抗ウィルス治療でウィルス再燃、インターフェロン・リバビリン併用療法でウィルス消滅で寛解)、2型糖尿病患者(慢性高血糖症・DM・2009年6月より療養中)。酒豪。函館市(亀田地区)出身、第一次オイルショックの年に生まれる。父母はいわゆる団塊世代。取材活動のテーマは、民衆史(色川史学)を軸にした人・街・暮らしのルポルタージュ、地域の文化や歴史の再発見、身近な話題や出来事への驚きと感動。詳しくはWEBサイト「ものかき工房」にて。NCV「函館酒場寄港」案内人、NCV「函館図鑑」調査員(企画・構成・取材・出演・ナレーション)。


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