糖尿病と暮らす日々:8月29日(悔恨の朝)

8月29日(土)

9時半ころ起床。
昨日の告別式(忌中引)でもらった折り詰めが空っぽになっていた。
昨夜(今朝か)、酔って帰宅して、気を失いかけながら食べてしまったらしい。

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◆ちゃんと撮影してた。茶飯も残さず食べてしまう。16単位1280kcalくらいか。

やはり飲酒は恐ろしい。
枷が外れてしまう。自制心が消し飛んでしまう。
おそるおそる体重測定。94.0kg。うひゃー。増えてる。そりゃそうか。

今日は奥尻島で「なべうる祭り」。行く予定だったがキャンセル。
二日酔いとかではなく、さすがに連続的な暴飲暴食はヤヴァイので。

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◆13時ころ昼食。いつもの管理食3単位240kcalとパン4単位320kcal。

教頭先生から電話。
来月の学園葬で配布する「しおり」の依頼。
内容を考えて打ち合わせに行くと伝える。

脚全体のだるさ、ふくらはぎの張りと痛み、そして足指先のしびれ。
日ごとに我慢できなくなってきた。さすっても伸ばしても温めてもダメだ。
以前、腰痛を感じたとき、整体に集中的に通って改善したことがある。
一縷の望みで、とある整体院に電話。

15時、整体院。まずは50分ほどマッサージ。
腰、首、そして背中の左側が腫れているという。
揉まれている間は気持ちよいが、すぐに、だるさやしびれがぶりかえす。
20分の整体。院長が体をいろんな方向にねじってくれる。
で、最後に、ため息をついて「たぶん、これじゃあ間に合いません」と来た。
カーテン越しに、さっき隣でしていた会話と同じだなぁ。
詳しく書くのも面倒なので書かないけど、つまり、整体では治りが遅いよと言われた。
スペシャルな施術があるのでどうか、と聞かれる。
波動とか地場とか、あれ系の言葉がわらわらと出てくる。
申し訳ないが、こちらは半笑いである。
やっぱり、整体の施術は疲れるから、触らなくてすむ施術法をすすめるんだろうか。
なんとかいうシールは、めっぽう高いようだし。原価率が良さそうだ。
ただ、あんまり熱心なので、いちどやってみることにする。
こちとら、生活すべてが取材みたいなもんである。

ちなみに、こんな会話があった。
「長野県にゼロ地場の場所があって、そこに行けば腰痛もガンもすっかり治るんです」。
これって、どうなの。ぎりぎりか。
ということで、明日も行ってみる。

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◆晩飯。キャベツって美味いなぁ。1玉炒める。ご飯2単位160kcal。

今週はいろいろありすぎて生活が乱れた。
健康的な生活を阻害する要因は、ほんとうにたくさんある。
僕の精神はずいぶんと弱い。はっきり言って、ここ数日は酒に逃げていた。
酩酊して、忘れて、何事もいつのまにか解決するかのような錯覚に浸りたかった。
でも、結果は2kgほど太っただけだ。仕事も停滞するし。
いや、飲酒自体は楽しかったけどね。
でも、ほどほどの酒で楽しめる工夫を身につけなくては、
この先の糖尿病生活がおぼつかない。
すでに、通院から56日たつが、まだまだ迷い道くねくねである。

隠さずに書いてる俺って偉いな。
ごめんなさい。函館中央病院のWs先生と管理栄養士のTさん。
予想通り、2カ月くらいで緩んできました。

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プロフィール

高山潤
函館市および道南圏(渡島・檜山)を拠点に活動するフリーランスのライター、編集者、版元、TVディレクター、奥尻島旅人。元C型肝炎患者(抗ウィルス治療でウィルス再燃、インターフェロン・リバビリン併用療法でウィルス消滅で寛解)、2型糖尿病患者(慢性高血糖症・DM・2009年6月より療養中)。酒豪。函館市(亀田地区)出身、第一次オイルショックの年に生まれる。父母はいわゆる団塊世代。取材活動のテーマは、民衆史(色川史学)を軸にした人・街・暮らしのルポルタージュ、地域の文化や歴史の再発見、身近な話題や出来事への驚きと感動。詳しくはWEBサイト「ものかき工房」にて。NCV「函館酒場寄港」案内人、NCV「函館図鑑」調査員(企画・構成・取材・出演・ナレーション)。


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