糖尿病と暮らす日々:8月30日(剃髪。ハゲあるいは肥満による対頭部面積への相対的頭髪数量不足について)

8月30日(日)

7時起床。
体重測定92.9kg。ほっとする。戻った。
やはり、ある程度の節制はできていて、むちゃ喰いすることがなくなったからだろう。
来月末までには90kgを割ることができるんじゃないかな。
そこからが大変だけど、まずは、間近な目標をものにしていこう。

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10時過ぎに仕事場。昼食を食べ忘れる。
14時、白鳥町「髪倶楽部」。もう、10年近く通っている理容室だ。
坊主頭にしてから、よく坊主仲間にバリカンの購入をすすめられるが、
1時間の会話が楽しいので通っている。
ただ、この頭では、高い技術を発揮させられないのが申し訳ない。

「今回は?」
「坊主で。」
「何ミリ?」
「0ミリ。」

さいきんは、3カ月にいっぺんくらい剃髪にしている。
今回は、いろいろあって、そういう気分なのだ。

本当は仕事を邪魔することほど失礼なことはないのだが、
強引にお願いして剃髪シーンを撮影させてもらった。剃毛じゃないよ。

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◆たぶん0.8ミリから約1カ月たった状態。寝癖もつく。

本数も少ないが、髪の毛が細いこともあって、
ちょっと伸びると、めっぽう情けない見た目になる。
僕がよく頭にタオルや手ぬぐいを巻いたり、帽子をかぶっているのは、
機能性とかオシャレとかじゃなく、単なるハゲ隠しなのです。

小学生のころは、太くまっすぐな髪だったんだけど、
中学生になって髪の質が変わってしまった。
細くなり猫っ毛(湿気でくるんと巻いてしまう)になった。
たぶん、毎朝シャンプーをしていたのだが、いつも寝坊していたので
ちゃんと洗い流さなかったのが原因だろう。
そのころから、薄毛だったと思う。
3年ほど前から短髪にするようになったので、
ここ数年会っていない人はたぶん驚くだろう。
でも昔から、あけすけに「俺はハゲてるんで」と言ってきたので、
あ、そうかと納得されるかも知れないが。

もうひとつ。太ると顔や頭にも肉が付く。
例えば上記の写真。首の上(後頭部下部・頭の付け根)が、ふくらんでいるのがわかる。
ここ、体重が落ちる前は、もっとすっごくふくらんでいた。
こんなところにも肉がつく。なんのため? なにを守ろうとしていたの?
そのへんは、皮脂がざぶざぶと分泌されるようで、
僕は毎朝シャワーを浴びて洗髪するんだけど、それでも吹き出物が発生する。
あとで糖尿病の解説書を読んでいたら、
高血糖による皮膚の障害の症例として、この首上部分も紹介されていた。
(脚に発症することが多く、悪化すると壊疽による切断となる。)
末端部への血流が阻害されるから、糖尿病の合併症に頭頂部のハゲもあるかもしれん。
(あっ、病気症例に関する記載は、基本的に経験と憶測に基づくので責任は負えません。)

で、何を書こうと思ったかと言うと、
太って頭の表面積がふくらむと、髪の毛が減らなくても
ハゲ(対頭部面積への相対的髪不足状態)になるんじゃないだろうか、ってこと。
あと10kgも減量できれば、この頭のカタチもすっきりして、
少しは相対的ハゲが解消されるだろうか。とか、いまだに頭髪への執着もあったりして。

いまは体重の変化が楽しい。

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◆マスター(って言うのかな?)の柴田育弥さん。

鏡ごしにちゃっかりカメラ目線。
バリカンだといきなり真ん中をざりざりざりと刈っていくのだが、
剃る場合は、まず全頭に石けん泡をぬり伸ばす。

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◆華麗な剃刀さばき。

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◆落ち武者。やっぱ、おでこ広いな。

この店の近くの酒屋(教育大付近)で「もっきり」をやっているという情報を聞いた。
こんど確認に行かなくちゃな。

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◆つるり。無修正モザイクなしでお届けしました。

【撮影協力】
  髪倶楽部
  函館市白鳥町20-16 電話0138-40-2020(要予約/月曜定休/9時〜21時)


事務所に戻って考え事。
あんまりまとまらず。そろそろちゃんと仕事をしなくちゃ。
投票をしていないので19時過ぎに切り上げる。

亀田港町の児童館。投票。
19時半、帰宅。晩飯をつくる。

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◆晩飯。またキャベツ。うまいんだよ。ご飯150g3単位240kcal。

ちょうど箸をつけはじめたころ20時になり選挙速報が続々。
NHKとCS朝日ニュースターを中心に、民放は15秒ほどのザッピングしながら。
まぁ、いきなり民主大勝300議席って出ちゃったので、
あとは、大物議員がどんな顔して落選するのかを確認する作業となる。

シーソーのように、政権をぎっこんばったんするうちに、
少しずつでも悪い部分が正されていけば良いのだと思っている。
だってさ、いきなり黒が白になるなんてのは、幻想だってことを
僕らは経験的に知っているはずじゃないか。そうじゃない、と強弁したくなるけれども。
緊張感がなくなること、工夫を忘れてしまうこと、絶対的な既得権益に固まること、
政治家がおいしいだけの仕事になってしまうのはダメだ。

そういうことで、民主党にはがんばってもらう。ダメなら再交代させられるだけだ。
ただ、自民党は半世紀以上も権力の座にあって、
最後の数年間はずいぶんとバカばかりやっていたし、
まぁ、3年くらいじっくりと民主党のお手並みを見守っても、
それほど体制に影響はないような気もするが。

27時ころ、全国の開票結果を見ているうちに寝落ち。

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プロフィール

高山潤
函館市および道南圏(渡島・檜山)を拠点に活動するフリーランスのライター、編集者、版元、TVディレクター、奥尻島旅人。元C型肝炎患者(抗ウィルス治療でウィルス再燃、インターフェロン・リバビリン併用療法でウィルス消滅で寛解)、2型糖尿病患者(慢性高血糖症・DM・2009年6月より療養中)。酒豪。函館市(亀田地区)出身、第一次オイルショックの年に生まれる。父母はいわゆる団塊世代。取材活動のテーマは、民衆史(色川史学)を軸にした人・街・暮らしのルポルタージュ、地域の文化や歴史の再発見、身近な話題や出来事への驚きと感動。詳しくはWEBサイト「ものかき工房」にて。NCV「函館酒場寄港」案内人、NCV「函館図鑑」調査員(企画・構成・取材・出演・ナレーション)。


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