糖尿病と暮らす日々:9月2日(診察、お見舞い、施術)

9月2日(水)

晴れ。ラッシーの水槽が濃緑に。そろそろ洗わなくちゃ。
体重測定92.4kg。

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◆朝食。牛乳180ml1単位80kcal。右の食べ物1包2枚2.3単位184kcal。

これ(クリーム玄米ブラン)うまい。1パック(2包4枚)食べても4.5単位。
なんか、このへんから身を持ち崩しそうな予感。でも、うまい。

9時50分、家を出る。

10時32分、函館中央病院。2階の耳鼻科外来。
5月から通っている「めまい」の診察。
待合いのソファーで新聞を読んでいると、
副院長の古川さんが通りがかって、ちょっとお話。
「痩せたねぇ」。あれ、先週会ってるよね。ここ1週間はあんまり変化ないはず。
来週またお世話になるんで、と伝える。
「がりっと厳しい医師を手配しておくから」って、やめてくれ。
管理栄養士さんと話をしてた計画について、どんどんやってみて、との回答。
また、楽しくなってきた。

11時10分ころ診察。
「症状はどうですか?」
「すこぶる良いです。不安も感じない状態です。」
「前回の聴力検査も眼震も問題ないですし、薬をいつまでも続けるのは良くないですから。」
「薬は16回分残ってます。」
「それなら、ご自身で様子を見ながら薬を服用してください。
 この病気は、寛解(症状が落ち着いた状態)になっても、突然ぶりかえすこともあります。
 ですが、高山さんなら、自分で症状も把握できますし、大丈夫だと思います。」
ということで、今回は検査も処方もなし。210円だけ支払う。
ひとつ、病気を振り払う。よかったよかった。

外来診察あとの定番、売店で神戸こむぎ館のパンを買おうとしたら
ひとつも棚に並んでいなかった。売り切れか? それにしては早すぎる。
取り扱いをやめてしまったのかしら。とにかく残念。

入院患者的には昼食どきなのはわかっていたが、
ちょうどのついでだったので、川嶋昭二先生のお見舞いをする。
病室に行ったら、ちょうどカレーうどんを食べ始めたところ。
病棟のロビーで糖尿病協会の会誌を読みながら待つ。
「14日に手術をして、すぐにバリバリ働けると思っていたんですが」と先生。
そりゃ、年齢を考えてませんよ。見通し甘過ぎです。と、ずばり指摘してあげたら、
先生は水戸黄門のように笑ってた。82歳だぜ。まだ働くんだからすげー。
病気のこと、先生の奥さんのこと、函館海藻アート協会のことなどを話す。
ちょうど院長先生が通りかかったので、思わず呼び止めてしまう。
「お二人はどんなご関係なんですか?」
院長は川嶋先生の主治医(たぶん執刀医)なのだ。
ふたりで病院食の味付けが濃いと悪口を言ったら、なんか反論したそうな感じだった。
「僕も脚が痺れるんですが」と、ちゃっかり診断を求めると、
もっと痩せると楽になりますよ、と言われた。

新川町のセイコーマートで弁当購入。
キャベツ千切りが88円(いつもは100円)だったので4袋も買ってしまう。
14時ころ事務所に戻る。

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◆昼食。ざるラーメン(和風味)305kcal3.8単位。298円。とくに美味しくもない。

15時ころ、リアルグロウの浅野さんから電話。
「体重が追いつかれそうなんで、俺もダイエットを始めましたよ。」
4kgほど落としたという。僕とは分母が違うから、たいへんだったはず。
晩飯にお米を食べないダイエットだという。
それだと、たぶんかなり摂取カロリーを抑えられるはず。
試算すると、茶碗ふつう盛り(中年男性仕様)で4.5単位を2杯なら、
それだけで920kcalの減少となるから、数キロの減量は成功するだろう。
ただ、お米の仕事をしている僕としては、ちょっとおすすめしにくい方法なので、
おかずの脂質を減らして、茶碗1杯でもご飯を食べることを提案したい。
ま、余計なお世話か。
このブログが刺激になったという。書いていて良かった。

18時、北斗市追分「函館中央整体院 まつやま」へ。
脚に関する症状を伝えると、
「それは坐骨神経痛ですよ。」と診断。
ここが痛いでしょ。ここも。ここも。と押される部分が、ぜんぶ痛い。さすが。
骨格標本と神経の模式図を使って、
坐骨神経痛について、しっかり説明してもらう。
信頼感がある。また、納得できる。どこぞの整体屋のように
勢いだけで「ぜんぶ治りますから」と言われるのと比べものにならない。
神経痛の要因としては、生活習慣や無理な姿勢などで、坐骨周辺に不可がかかり、
坐骨神経(お尻から足先まで伸びている神経)に障害が出ている状態とのこと。
太もも(外・裏)、膝裏、ふくらはぎ、足裏、足指先の順に症状(痛みや痺れ)が広がる。
俺が抱えている症状そのまんまだ。
座るとお尻が痛むのは、
痩せて肉が落ちて骨がイスの座面に当たるようになったからだと思ってた。
脚が痛いのは、てっきり万年筋肉痛だと思ってた。
痺れへの対症療法(足の甲をほぐす)も教えてもらう。
体を任せられると思った。ということで、しばらく通うことにする。

  函館中央整体院 まつやま
  北斗市追分2丁目53-3 電話0138-49-0299(予約制)
  9時〜20時(日曜〜17時) 月曜休診

19時40分、亀田港町「魚長」。
キャベツ、うどん、食パンを購入。ほんとうに食費が激減した。
まず、ジュース類を買わない。
弁当を買わない。おやつのおにぎりを買わない。デザートの弁当を買わない。
口直しのおにぎりを買わない。〆のポテトチップスを買わない。
もしものためのチョコレートを買わない。
ダイエット錬金術? あ、でも、ここのところ仕事してないからなー。
糖尿病の講演会依頼とか来ないかね。

20時帰宅。寒い。
朝日ニュースター「ニュースの真相」を聴きながら料理。

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◆火の加減、調味料の加減。大ざっぱながら、ちょっと気をつかったら上手にできた。

どこかの卵、知内のニラ、北海道の長ネギとエノキ、醤油、みりん、一味唐辛子。
ニラ玉うどんをつくる。うどん3単位+卵1単位+調味料1単位で5単位400kcalか。
まずまずでしょう。ちょい辛で体が温まった。

坐骨神経痛は体を温めることで改善するというので、
お風呂に入ることにする。って、いつも入ってるけど。
朝シャワーを浴びて、夜は風呂に入って。水とガスを使いまくりだな。
糖尿病患者は清潔さを保つのも重要なんだよね。

23時ころ就寝。今夜はブエルタ休息日なので。

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プロフィール

高山潤
函館市および道南圏(渡島・檜山)を拠点に活動するフリーランスのライター、編集者、版元、TVディレクター、奥尻島旅人。元C型肝炎患者(抗ウィルス治療でウィルス再燃、インターフェロン・リバビリン併用療法でウィルス消滅で寛解)、2型糖尿病患者(慢性高血糖症・DM・2009年6月より療養中)。酒豪。函館市(亀田地区)出身、第一次オイルショックの年に生まれる。父母はいわゆる団塊世代。取材活動のテーマは、民衆史(色川史学)を軸にした人・街・暮らしのルポルタージュ、地域の文化や歴史の再発見、身近な話題や出来事への驚きと感動。詳しくはWEBサイト「ものかき工房」にて。NCV「函館酒場寄港」案内人、NCV「函館図鑑」調査員(企画・構成・取材・出演・ナレーション)。


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