Resutaurant nana-papa(レストラン ナナパパ)

ここしばらく体調不良で寝ころがっている妻が、
すこしだけ元気が良さそうだったので夕食に連れ出した。
あまり遠出すると負担になるので、ご近所にあるレストラン「nana-papa」にて。

ひとりで席を占めるのは気後れするのと、
ぼくらが動き出す時間とお店のラストオーダーのタイミングがずれているので、
なかなか頻繁には通うことはできないが、いつでも期待以上の料理を愉しめる店だ。

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カリフラワーの自家製ピクルス(500円)

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前菜6品盛り合わせ(880円)

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ガーリックトースト(500円)

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プロッシェンソーセージとカマンベールチーズのサラダ(750円)

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牡蠣のムニエル 黒バターソース(980円)
広島県産の牡蠣の濃縮されたうまみと、濃厚バターの風味が見事にからみあう逸品。

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魚介類のアクアパッツァ風(1300円)
海の幸をうまみを生かし切った料理。はしたないと思いつつ、スープの一滴まで飲み(舐め)干してしまう。

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鶏肉と砂肝の柚こしょうパスタ(1100円)

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ハンバーグステーキ デミグラスソース(1050円)


食べたいものを次々と頼んで、ピアノの生演奏に耳を傾けながら、
ふたりでワインの白(シャルドネ)と赤(カヴェルネ)のフルボトルを空にした。
どちらもチリ産で2500円ほどのリーズナブルなもの。


それにしてもだ。
一昨年、中道に引っ越しをして再認識した。
富岡町・中道・鍛治・本通は、真っ当な酒場や飲食店がそろっている。

大門の酒場で仲間と大笑いするのも良い。
本町梁川の小路で酔った脚をもつれさせるのも良い。
そして、住宅街にある本格店で、ゆったり酔いつぶれるのも幸せだ。


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プロフィール

高山潤
函館市および道南圏(渡島・檜山)を拠点に活動するフリーランスのライター、編集者、版元、TVディレクター、奥尻島旅人。元C型肝炎患者(抗ウィルス治療でウィルス再燃、インターフェロン・リバビリン併用療法でウィルス消滅で寛解)、2型糖尿病患者(慢性高血糖症・DM・2009年6月より療養中)。酒豪。函館市(亀田地区)出身、第一次オイルショックの年に生まれる。父母はいわゆる団塊世代。取材活動のテーマは、民衆史(色川史学)を軸にした人・街・暮らしのルポルタージュ、地域の文化や歴史の再発見、身近な話題や出来事への驚きと感動。詳しくはWEBサイト「ものかき工房」にて。NCV「函館酒場寄港」案内人、NCV「函館図鑑」調査員(企画・構成・取材・出演・ナレーション)。


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