八重桜の下で 【前編】

080508-nodate13.JPG
◆代表的な八重桜の品種「関山」。

ちょうど1カ月前に、入学式の記事を書いた函館大妻高等学校の庭園で、
春の野点(のだて)がおこなわれました。今年で30回目となる伝統行事。
やはり早めの開花となった八重桜はすでに八分咲き。
連休中は曇りがちの函館でしたが、今日は暖かく快晴で野点日和でした。

080508-nodate01.JPG
◆野点の席は一般客にも開放。100人ほどが訪れた。

080508-nodate06.JPG 080508-nodate09.JPG 080508-nodate10.JPG
◆お茶を点てるのは大妻高校茶道部の生徒。表千家。

080508-nodate03.JPG
◆生菓子は「菓子舗 喜夢良」。皮も餡もしっとりで甘すぎない。おいしい。

080508-nodate05.JPG
◆ぱくっ。彼女はたしかバレーボール部の部長だったはず。

080508-nodate17.JPG
◆とまどいつつ茶碗を傾ける様子が微笑ましい。

080508-nodate20.JPG
◆近隣だけでなく、福祉施設などからも訪問客が。福祉科のある大妻高校らしい。

080508-nodate21.JPG
◆次々と訪れる人たちに、お菓子やお茶を用意する生徒たち。

080508-nodate04.JPG
◆函館大妻高校は昭和二十年代に現在地に移転。
 当時の写真を見ると、この庭園はグラウンドだったことがわかる。
 半世紀かけて、樹を植え育て手入れして見事な庭園をつくってきた。

後編へ続きます。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.monokaki-0138.jp/hakodate/mt-tb.cgi/66

コメントする

プロフィール

高山潤
函館市および道南圏(渡島・檜山)を拠点に活動するフリーランスのライター、編集者、版元、TVディレクター、奥尻島旅人。元C型肝炎患者(抗ウィルス治療でウィルス再燃、インターフェロン・リバビリン併用療法でウィルス消滅で寛解)、2型糖尿病患者(慢性高血糖症・DM・2009年6月より療養中)。酒豪。函館市(亀田地区)出身、第一次オイルショックの年に生まれる。父母はいわゆる団塊世代。取材活動のテーマは、民衆史(色川史学)を軸にした人・街・暮らしのルポルタージュ、地域の文化や歴史の再発見、身近な話題や出来事への驚きと感動。詳しくはWEBサイト「ものかき工房」にて。NCV「函館酒場寄港」案内人、NCV「函館図鑑」調査員(企画・構成・取材・出演・ナレーション)。


ツイッター

アーカイブ