日記:12月1日〜12月7日

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12月1日(月)
いやになるくらい1年が早い。年齢のせいなのか。
午前中、道新販売所へ。滞納3カ月分と来年3月までの新聞購読料を払ってくる。
ぶんちゃんグッズをもらったかどうか、ここでは書かない。
郵便局で、これまた滞納していた軽自動車税を支払う。督促手数料100円。
ゆきのまち通信」の年間購読料も送金。2年分。こういう雑誌を函館で創りたい。
あっという間に昼時になり、海岸町の「丸南熊谷」にて、たぬきそば(大盛)。
事務所へ行くと、先週ヤフオクで落札していた函館関連の古本が届く。
学校の周年誌、HTB豆本、郷土資料、絵葉書、昭和20〜30年代の年鑑や紳士録など。
このお店はいつも割引してくれるので嬉しい。
以前は千歳町に店舗があったのだが、いまはネットの取り引きのみ。
18時、どごんどごんと空気がふるえる。
今日からクリスマスファンタジーが始まった。毎日18時に花火が上がる。
24時過ぎ、床座りでお尻が痛くなったので帰宅。


12月2日(火)
10時すぎに仕事部屋へ。
4日締め切りの脂っこい原稿がまったく捗らない。

どうやって書いたものか、なにから着手しようか、困った困った、
と悩んでいるうちに時間が過ぎていく。1テキストも書けずに終わる。
夕方、笠原雄太くん(ヤマハ発動機ジュビロ)から電話あり。
「今週末、リザーブっすけどメンバーに選ばれました」
すごいじゃん。スカパー!のJスポーツで中継されるというので観戦を約束。
19時から「ハコダテ150」の忘年会へ。
一次会は五稜郭町の「鳥(おおとり)」。
座布団みたいな豚串がうまいうまい。鍋とサラダで不足しがちな野菜を補給。
飲み放題だったが、
ビール・ビール・焼酎いもロック・柚子梅酒・焼酎いもロック・水・水・水、
と控えめな飲酒。
二次会はカラオケ。店員がクリスマスのコスプレをしていた。
1曲だけ歌って(坂本サトル「天使達の歌」)、あとは合いの手に徹する。
代行車にて帰宅。雨塚踏切の話で盛り上がる。


12月3日(水)
油断して11時に出勤。
札幌のパソコンショップ「Do夢」から、外付けハードディスク(2TB)が届いていた。
こんな容量、数年前までは驚異の世界だった。値段的にも。
29,800円+送料・代引手数料で購入。安くなったものだ。
原稿はテキストデータなので、過去8年分の仕事をすべて集めてもデータ量は軽い。
写真がやっかいで、素人撮影なのでカット数は多いし、
記録でもあるのでおいそれと削除もできず。
田んぼ関連の写真は4シーズンで30GBほどあった。
すぐ近くにある「函館港湾福利厚生会館」の食堂で昼食。
ここでは大盛りのお兄さんと呼ばれている。
ハヤシライス(日替わり定食600円)を大盛(米とおかずでプラス150円)。
明日の締め切りは、この時点でなんとなく諦めムード。
取材メモをとったノートをめくってみるも、やはり原稿が書き出せない。
夕方、アマゾンから届いた「現代用語の基礎知識2009」を表紙から読み始める。
気が付いたら3時間くらいページをめくっていた。
21時過ぎに空腹で頭痛。若松町のヴィクトリアにて夜ご飯。
サラダバーをお代わり4回。やはり不足しがちな野菜を摂取。
事務所に戻るも眠くなって床に転がる。
目が覚めたら午前3時過ぎ。ため息をついて、ようやくメモの整理をはじめる。
そのまま朝へ。


12月4日(木)
顔も洗わずにそのまま原稿書き。
朝食は、昨日の夜に買っておいた納豆巻き(セブンイレブン)。
とある大学の情報誌に載せるインタビュー記事など6本。
この調子だと、やっぱり間に合いそうもない。
昼食はお隣の星野さんと五稜郭町の「ほしの膳」にて榎本ランチ。
お米関連の仕事をいくつか進めているうちに今日も夜になってしまった。
声にならない悲鳴をあげながら、午前3時すぎに原稿を1つ脱稿。
つづいて4時半にもう1本の原稿を完成。
さすがに二日目の徹夜作業は辛く、ここまでで仕事から逃亡。
ビルの外に出ると、気持ち悪いくらい寒くない。今年も異常な冬になるのか。
ハセガワストアで鮭おにぎりと牛乳を買って帰る。
なぜか部屋に大きめの羽虫が飛んでいた。が、駆除する元気なし。
この寒いのに、どこでどうやって成長したんだ。芋か南瓜か。


12月5日(金)
10時半起床。頭痛がひどい。市販薬「ヘデクパウダー」を飲んでごまかす。
11時すぎに事務所へ。残りの原稿は月曜日の朝いちまでとのメッセージあり。
隣の人たちが仲良く宅配の釜飯を食っていた。誘ってくれよ。
13時、みちのく銀行で1万円を引き出す。残高も少なく心許なし。
「丸南熊谷」で特もりそば(600円)。いつも思うのだが、もっとネギがほしい。
16時すぎに、隣の星野さんが仕事部屋に入ってきて、大きなため息をつく。
なぜと問えば、憂さを晴らしたい、と。戦友を失ったことに起因。
今日はカミさんが1カ月ぶりに帰ってくるので、早く帰って部屋を掃除するつもりだったが。
まぁ、いいか。海岸町「道頓堀」に予約の電話。デザイナーの敦賀さんも誘う。
19時から酒宴。電話でお刺身をお願いしていたので、すでに大皿が鎮座していた。
マグロ(2種)、ヒラメ、イカ、ホタテ、タチなど。うますぎ。
マグロのほほ肉と活アワビを網焼き。これもまた絶品。焼酎のボトル2本をからにした。
23時すぎにカミさんが函館駅からタクシーで来店。今夜のJRが少し遅れたようだ。
酔っぱらい3人を乗せて送迎運転をお願いする。
函館中央警察署の裏で飲酒検問。警察官に妻の吐息をかがれる。
嫉妬。ニンニクを食わせときゃよかった。
午前2時ころ就寝。


12月6日(土)
5時半ころ目覚まし時計が鳴る。バシッと叩いて再設定せず。
次に目が覚めたら9時過ぎだった。
カミさんは8時半から書道の錬成会なるものに出席するはずなのに、
隣でぐっすり眠っている。起こして時計を見せたら悲鳴をあげる。
10時に万代町会館にカミさんを送り、そのまま仕事場へ。
ぐずぐずと原稿書き。
17時すぎにカミさんから電話。ピックアップしてカミさんの実家へ。
両親が送るお歳暮の宛名書きを手伝う。
飽海郡 ← 読める?
生協鍛治店で買い物。今夜は水炊きに決める。
昭和1丁目の酒屋「みのや」でブルゴーニュのワイン(ピノ、2741円)。
なんとなくいつもと違うチョイス。「もやしもん」の影響か。
ニラだれをつくって鍋をいただく。
ビデオ録画しておいたラグビー・トップリーグの試合を観戦。
前半30分くらいで笠原くんが途中出場。そのまま試合終了まで。
彼が映るたびに声援を送る。けっこう目立っていた。
さすがシーズン中は体が引き締まっている。(最初に会ったときの笠原くん
携帯メールにて観戦記を送ると返事が来た。
「一所懸命やりましたが負けてしまいました。
 気持ちを切り替えて、これからも頑張ります!
 対戦相手のトヨタの15番は中標津高校出身(日本代表)の遠藤幸佑選手だったので、
 北海道出身の選手同士で試合ができて、かなり嬉しかったです。」
充実が感じられる。ケガに注意、でも荒々しさが身上か。

12月7日(日)
8時起床。猛吹雪。今日もカミさんを万代町会館まで送る。
事務所で原稿を書き継ぐ。
ストーブの灯油が切れて、例の道具で給油。今回は上手にできた。
15時、カミさんを迎えに行く。
亀田本町のキングべークでパンを1700円くらい。
アボカド、鳥ささみ、柚子胡椒のパンなど。
アゴが疲れたが小麦の味がして美味しかった。
ふたりで事務所のコタツに入りながら、
カミさんはマンガを読んで、こちらは原稿書きのつもりが昼寝。
19時半すぎに函館駅へ。カミさんを見送る。
ふたたび事務所に戻って原稿書き。
0時半に電話があって無事に小樽帰着とのこと。すごい雪だ、と。
午前2時、原稿をあきらめて帰宅。星野さんごめん。

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プロフィール

高山潤
函館市および道南圏(渡島・檜山)を拠点に活動するフリーランスのライター、編集者、版元、TVディレクター、奥尻島旅人。元C型肝炎患者(抗ウィルス治療でウィルス再燃、インターフェロン・リバビリン併用療法でウィルス消滅で寛解)、2型糖尿病患者(慢性高血糖症・DM・2009年6月より療養中)。酒豪。函館市(亀田地区)出身、第一次オイルショックの年に生まれる。父母はいわゆる団塊世代。取材活動のテーマは、民衆史(色川史学)を軸にした人・街・暮らしのルポルタージュ、地域の文化や歴史の再発見、身近な話題や出来事への驚きと感動。詳しくはWEBサイト「ものかき工房」にて。NCV「函館酒場寄港」案内人、NCV「函館図鑑」調査員(企画・構成・取材・出演・ナレーション)。


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