奥尻島しまびらき2013:5月1日

今年はすでに4回ほど奥尻島に渡って、計15日間ほど滞在している。
奥尻での取材を始めて12年、観光パンフレットの取材で通った2002年以来のハイペース。
行けば酒を飲むし、お金がいくらあっても足りない。
でも、まぁ、楽しいから仕方がない。

さて、初開催以来7年連続休まず参加している「奥尻島しまびらき」。
島の観光シーズンの本格スタートを告げるイベント。

過去にはこのブログでこんな感じに紹介。
レポートが欠けている年にも参加はしているが、
(ご存知の)体調不良から精神的衰弱をきたしてブログをさぼっていた時期。

2007年 しまびらき 前編 後編
2008年 しまびらき 前編 後編
2010年 しまびらき 日記中の断片

そんなわけで、久しぶりにちゃんと写真を撮ってきたので、
イベントの様子を紹介する。

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当日の江差1便にて奥尻島へ。まずまずの混み具合。
島の玄関口に黄色いのが帰ってきた。
この日から奥尻港にて
「うにまる」によるお出迎えが再開。

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リハーサル中。名物トリオが復活。
昨年はマダム石井さん(奥尻島観光大使)が参加できなかった。
KAZUMIちゃんは皆勤賞。

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函館市の老舗百貨店「棒二森屋」(中合)が初参加。
島の
食材(ワインと海藻)を使ったパン(DONQ)をふるまった。
2種類あったが、どちらも美味。
あのミニクロワッサンも販売していた。

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会場設営を手伝うわけでもなく、開催前からぐいぐい飲み出す。
これは奥尻
ワイン「セーベル13053」。
ぶどうの味わいをしっかり楽しめつつ、するする飲める仕上がり。

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たくさん飲み食いしました。
「しまびらき」はふるまい(無料提供)も多い
ので、お金を使うのが難しいくらい。

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奥尻中学校の生徒が献身的にお手伝い。

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島の名物「元祖奥尻三平汁」。これも無料。
ホッケをごろん。三平汁はシンプルだけど食べ飽きない。
今年のはちょっと塩辛かったかな。
でもそれが本来の味に近いかも。塩蔵保存の魚をつかう料理なので。

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ほんとうに島の子どもたちは、ちゃんと働くんだよね。いつも感心する。

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DONQ(棒二森屋)が開発した「のりパン」。
海藻の風
味と上品な甘み、しっとりモチっと食感が絶品。うまかった。
常宿のひとつ「御宿きくち」のご子息ノリくんに持たせてみた。

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ようやくスタート。

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観光客を「おかえりなさい!」で迎えたあと、みんなで乾杯!
奥尻ワインのふるまいです。


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マダム石井さんの大ファンらしい。

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そのころすでに、2本目のボトルを空にした。
奥尻特産の
アスパラとイカの炭火焼き。こちらも無料ふるまい。

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香澄(KAZUMI)ちゃんの民謡ライヴ。会場を包む伸びやかな歌声。

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こころにせまる歌。


迫力の全部は伝わりませんが。

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香澄(KAZUMI)さんのサイト
STVラジオ「香澄の江差恋唄(土曜日/19時~19時30分)

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ふだん聴いていなくても、民謡はこころになじむ。

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こちらも名物「おくしり尻ふり音頭」。

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島人、旅人、みんなが輪になって、お尻ふりふり。

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振り付けは単純なので、すぐに踊ることができる。

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しぜんと体が動き出す。

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イベントの〆は、めでたいときの餅巻き。

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お餅は千個。中学生がばんばん投げ巻く。むらがる大人。

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この盛り上がり。大笑いしながら撮影してた。

今年もおもしろかった。

そして、大いに飲み過ぎた。
いつもはシレっと参加している打ち上げにも出られず。

島のおまつりは、このあと6・7・8月と続いていく。


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プロフィール

高山潤
函館市および道南圏(渡島・檜山)を拠点に活動するフリーランスのライター、編集者、版元、TVディレクター、奥尻島旅人。元C型肝炎患者(抗ウィルス治療でウィルス再燃、インターフェロン・リバビリン併用療法でウィルス消滅で寛解)、2型糖尿病患者(慢性高血糖症・DM・2009年6月より療養中)。酒豪。函館市(亀田地区)出身、第一次オイルショックの年に生まれる。父母はいわゆる団塊世代。取材活動のテーマは、民衆史(色川史学)を軸にした人・街・暮らしのルポルタージュ、地域の文化や歴史の再発見、身近な話題や出来事への驚きと感動。詳しくはWEBサイト「ものかき工房」にて。NCV「函館酒場寄港」案内人、NCV「函館図鑑」調査員(企画・構成・取材・出演・ナレーション)。


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