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今回の診察は、仕事の都合で1週間予約を早めてもらった。
だから、だから、ちょっと数値に油断がある。
とは言うものの、ヘモグロビンA1c(血糖コントロールの指標)の結果にはご注目。

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2009年12月2日
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函館中央病院
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GOT  58
GPT  131
γ-GTP  105
LDH  230

総コレステロール  212
中性脂肪(LDL、悪玉コレステロール)  127

UA(尿酸)  5.5

血糖値(食事後30分)   110

ヘモグロビンA1c 5.9


肝臓およびコレステロール(中性脂肪)に関係する数値が、
のきなみ上昇(悪化)している。
こいつは、急に診察日を繰り上げることになったので、直前に油断して
唐揚げとかワインとか飲んでいたからだ。
やっぱり、ブログ(日記)をサボっていると、ちょこちょこ不摂生をしてしまうのだ。
数値を見た主治医がひとこと。
「ジャンクな食生活でしたか?」
まったくもって、その通りでございます。数値って、正直ね。いやん。

この結果をみると、やはりダイエットおよび糖尿病治療(血糖コントロール)には、
ブログなどを使って記録し公開していくことの有用性を証明したカタチである。

血糖値は食後30分であるが、良好な数値を示した。
もちろん薬のおかげもあるが、きちんと糖を代謝できる体質に変化したということだろう。
俺の膵臓、いままで苦労かけてスマンかったな。正直、働きすぎだったよ。おまえ。

過去1〜2カ月の血糖コントロール状態を示すヘモグロビンA1cは、
前回より0.1ポイント下がって5.9に。正常値は5.9未満だから、
ほんとうにあと一歩のところまで来た。

主治医には、年末年始は酒にまみれます、と宣言。
「そうですかー。体重90kg台に戻さないでくださいねー。
 じゃあ、次の診察は1月6日にしましょう。」
お、松の内じゃねーか。いじわるな先生だ。

ということで、次回は確実に悪化しております。


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数値の比較
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6月15日→6月22日→7月7日→7月11日→7月15日→8月6日→9月9日→10月7日→11月4日→12月2日
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函館中央病院
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◆体重 ※標準体重:69.157kg
105.6kg → 105.6kg → 104.2kg → 102.4kg → 101.4kg → 96.2kg → 91.3kg → 88.8kg → 87.0kg → 87.1kg

◆γ-GTP(アルコールによる肝臓障害の指標) ※正常値:70以下
301 → 206 → 171 → 146 → 131 → 68 → 80 → 80 → 82 → 105

◆LDH(乳酸脱水素酵素。肝機能障害の指標) ※正常値:106〜211
360 → 238 → 220 → 216 → 211 → 226 → 206 → 199 → 208 → 230

◆総コレステロール ※正常値:150〜219
355 → 259 → 293 → 217 → 191 → 138 → 175 → 180 → 180 → 212

◆中性脂肪(LDL、悪玉コレステロール) ※正常値:70〜139
266 → 182 → 217 → 155 → 129 → 69 → 107 → 109 → 95 → 127

◆尿酸(UA) ※正常値:2.5〜7.0
7.8 → 7.2 → 8.0 → 8.7 → 7.2 → 6.5 → 6.3 → 5.1 → 4.9 → 5.5

◆空腹時血糖(※朝食前) ※正常値:〜110
351(※) → 229(※) → 数値なし → 146(※) → 124(※) → 109(※) → 188(食後2時間) → 100(食後6時間) → 171(食後1時間) → 110(食後30分)

◆ヘモグロビンA1c(HbA1c) ※正常値:4.3〜5.8
12.8 → 数値なし → 数値なし → 数値なし → 数値なし → 8.6 → 6.7 → 6.3 → 6.0 → 5.9


血圧はあいかわらず高いまま(160/100平均)。
尿蛋白が2+に下がっていた。
えー、ブログはサボってますが、治療はちゃんと続けてます。

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2009年11月4日
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函館中央病院
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GOT  50
GPT  83
γ-GTP  82
LDH  208

総コレステロール  180
中性脂肪(LDL、悪玉コレステロール)  95

UA(尿酸)  4.9

血糖値(食事後1時間)   171

ヘモグロビンA1c 6.0


やはり注目すべきは、血糖コントロールを示すヘモグロビンA1c(HbA1c)の数値だろう。
入院(2009年7月6日)前には、12.8という高値を記録していた。
ちなみに、糖尿病健康手帳(社団法人日本糖尿病協会編)には、この数値を記録していくためのグラフがあるのだが、最大目盛りは12.5までしかない。
それほどにダントツな悪状況だったわけだが、6.0(5.8未満は糖尿病と診断されない)まで抑えることに成功している。糖尿病患者は、まず6.5未満をめざすことからスタートするので、「良」という評価となっている。


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数値の比較
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6月15日→6月22日→7月7日→7月11日→7月15日→8月6日→9月9日→10月7日→11月4日
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函館中央病院
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◆体重 ※標準体重:69.157kg
105.6kg → 105.6kg → 104.2kg → 102.4kg → 101.4kg → 96.2kg → 91.3kg → 88.8kg → 87.0kg

◆γ-GTP(アルコールによる肝臓障害の指標) ※正常値:70以下
301 → 206 → 171 → 146 → 131 → 68 → 80 → 80 → 82

◆LDH(乳酸脱水素酵素。肝機能障害の指標) ※正常値:106〜211
360 → 238 → 220 → 216 → 211 → 226 → 206 → 199 → 208

◆総コレステロール ※正常値:150〜219
355 → 259 → 293 → 217 → 191 → 138 → 175 → 180 → 180

◆中性脂肪(LDL、悪玉コレステロール) ※正常値:70〜139
266 → 182 → 217 → 155 → 129 → 69 → 107 → 109 → 95

◆尿酸(UA) ※正常値:2.5〜7.0
7.8 → 7.2 → 8.0 → 8.7 → 7.2 → 6.5 → 6.3 → 5.1 → 4.9

◆空腹時血糖(※朝食前) ※正常値:〜110
351(※) → 229(※) → 数値なし → 146(※) → 124(※) → 109(※) → 188(食後2時間) → 100(食後6時間) → 171(食後1時間)

◆ヘモグロビンA1c(HbA1c) ※正常値:4.3〜5.8
12.8 → 数値なし → 数値なし → 数値なし → 数値なし → 8.6 → 6.7 → 6.3 → 6.0
日記が3週間ほど遅れているので、
10月7日に受けた5回目の検査結果について速報をうつことにする。

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2009年10月7日
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函館中央病院
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GOT  35
GPT  57
γ-GTP  80
LDH  199

総コレステロール  180
中性脂肪(LDL、悪玉コレステロール)  109

UA(尿酸)  5.1

血糖値(食事後6時間)   100

HbA1c 6.3



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数値の比較
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6月15日→6月22日→7月7日→7月11日→7月15日→8月6日→9月9日→10月7日
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函館中央病院
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◆体重 ※標準体重:69.157kg
105.6kg → 105.6kg → 104.2kg → 102.4kg → 101.4kg → 96.2kg → 91.3kg → 88.8kg

γ-GTP(アルコールによる肝臓障害の指標) ※正常値:70以下
301 → 206 → 171 → 146 → 131 → 68 → 80 → 80

LDH(乳酸脱水素酵素。肝機能障害の指標) ※正常値:106〜211
360 → 238 → 220 → 216 → 211 → 226 → 206 → 199

総コレステロール ※正常値:150〜219
355 → 259 → 293 → 217 → 191 → 138 → 175 → 180

中性脂肪(LDL、悪玉コレステロール) ※正常値:70〜139
266 → 182 → 217 → 155 → 129 → 69 → 107 → 109

尿酸(UA) ※正常値:2.5〜7.0
7.8 → 7.2 → 8.0 → 8.7 → 7.2 → 6.5 → 6.3 → 5.1

◆空腹時血糖(朝食前) ※正常値:〜110
351 → 229 → 数値なし → 146 → 124 → 109 → 188(食後2時間) → 100(食後6時間)

◆ヘモグロビンA1c(HbA1c) ※正常値:4.3〜5.8
12.8 → 数値なし → 数値なし → 数値なし → 数値なし → 8.6 → 6.7 → 6.3


体重は入院時(104.6kg)から95日目で15.8kgの減少となった。
脂肪肝の改善が進んだのか、GOT・GTPの数値が正常値範囲に入った。
コレステロール・中性脂肪ともに、前回より少し数値が上がるも正常値の範囲内だ。
尿酸値は大幅に下がっている。
血糖値は、空腹時351から、食後6時間ではあるが100に。
注目のHbA1cは6.3へ。正常値まで、あと一歩のところまできた。

このくらいの数値だと、体重もふくめて、
俺よりも不健康な結果を抱えている人が増えてきたのではないだろうか。
ヘモグロビンA1cなどは、いわゆる境界型の範囲になってきたが、
メタボな中年世代には、このくらいの数値を出しちゃっている人いるでしょ?
悪いことはいいません。病院へ行け。
○○で糖尿病は治る、とか、だらだら試している場合じゃありません。
自分の体に起きている事態を把握することが先決です。

一方で血圧(160の110が毎日の平均)とタンパク尿(3+)は、
上記の数値ほど改善しない。
先月さきおくりしてしまった腎臓生検査を、やはり覚悟して受診しなくてはならない。
血圧に関しては、今回の診察後に新たに利尿剤を投与されることになった。
9月18日(金)

体重測定90.0kg。
この日は朝から函館大妻高校につめる。
外山茂樹校長先生の学園葬のため。
この日にあわせて、新調したスーツを着て出かける。

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◆朝食。宅配食おかず3単位240kcal、食パン4単位320kcal。7単位560kcal。

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◆15時ころ、事務所に戻ってから昼食。玄米ブラン4.5単位360kcal。
 下は葬儀のお返し。千秋庵総本家のケーキ。おいしかった。
 茂樹校長を思い出させるようなチョイス。2個4単位320kcalくらいか。

夜、いつものJRで妻が帰函。五稜郭駅に出迎え。
晩飯は、やはりいつもの通り駅弁。

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◆左は鶏めし。無難にうまい。右は、なんとかいう魚の押し寿司。うまくなし。
 半分ずつ食べて7単位560kcalくらい。

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◆こちらは好物のかつおぶしピーマン。レンジで温めるだけ。


9月19日(土)

体重測定90.8kg。

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◆朝食。食パン4単位320kcal、なめこ味噌汁、自家製ピクルス。なめこ大好き。

10時、NCV。函館酒場寄港のナレーション録り。

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◆はじめて編集室に入る。川嶋さんがいた。

第六夜奥尻編は、けっこう収録時にしゃべっているので、
2カットほどナレーションを入れてあっさり終了。
第一夜なんて、ほぼ全編ナレーションで逃げたというのに。

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◆仕事場で昼食。カップラーメンライト198kcal2.5単位、キャベツ千切り。

13時、洞内さんが来る。写真の打ち合わせ。

この日は「いるかプレス」の締め切り。
なんとか書き上げて送稿。写真データは重いので直接持って行く。

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◆かに(しゃぶ)鍋。豪華なり。

カロリ本によれば、たらばがに1片(15cm)が18kcalとのこと。
10本くらい食べたので200kcal2.5単位。そんなもんなのか?
うどん2単位160kcal。

このカニは、小畠昭一さん(オバショー)の快気内祝いでいただいたもの。
ありがたいことだが、お見舞いのお返しには困惑してしまう。
お互いさまで贈ったものでもあるから、半返しの慣習はどうかと思う。
立場が変われば、また、考えも変わってしまうものではあるが。
9月18日(金)

函館大妻高等学校で、8月24日に急死された
外山茂樹理事長・校長先生の学園葬がおこなわれた。

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◆学校正面の桜とツツジの並木。風は涼しいが、まだ晩夏の風景だ。

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◆午前中は生徒たちが参列した葬儀。

読経はなし。
祭壇に向かって、生徒会長と池田校長先生の弔辞が読み上げられた。
茂樹校長の死を、ふたたび実感する。悲しい。

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午後からは、卒業生・関係者・一般会葬者に向けた学園葬。

とくに学校から依頼されたわけではないが、池田校長の許可をもらって
葬儀とその前後の様子を写真に残していく。

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茂樹校長の葬儀は、こんなに天気の良い日でした。

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会葬者が訪れる様子を撮影していると、
学校に隣接する校長先生宅から、喪服に身を包んだご家族が。
奥様と目線があって、遠慮すべきだったのかも知れないが、
思わず歩み寄って挨拶する。いや、しようとした。
奥様と二人のご子息の前に立ち、僕は何も言えず、なんと言って良いのかわからず、
ただただ口ごもって、たぶん顔はくしゃくしゃになりそうで。
  奥様とは、昨年秋に食物健康科の生徒がボランティアで参加したイベント会場で、
  一緒にヤキソバを売るお手伝いをした。
  奥様が容器に輪ゴムをかけ、校長先生が袋に入れたお客に渡し、
  生徒のひとりがお金を受け取り、僕が長蛇の客をさばき呼び込みをした。
  なんだか、急にそのときのことを思い出して、
  「いやぁ働かされちゃったなぁ」と笑っていた校長先生の顔とか、
  一緒に笑っていた奥様の顔とか。あれは、たったの1年前のこと、か。
高山さんですよね。と、声をかけられて、ようやく挨拶をする。
長男は今年大学院を卒業して就職したばかり。次男は大学3年生だったはず。
春に、校長先生から、ここに就職したから、とご長男の名刺をいただいた。
ご次男は学業とともに、アルトサックスのアマチュア演奏家(ジャズミュージシャン)であり、
よくライヴの音源を校長先生からいただいたものだ。

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読経が始まって、ひとりの先生が僕にイスを用意してくれた。
撮影はカメラマンの小泉さんに任せて、僕はカメラを置いて会場のいちばん後ろから
ぼんやりと祭壇を見つめていた。

西尾市長(お母様が卒業生)、PTA会長、同窓会長、生徒会長、
そして池田校長の5人が弔辞を読み上げた。
どれも、茂樹校長先生の思い出を語る良い弔辞だった。
もう、泣くまい、と思っていたのだが、
最後の池田校長の弔辞で泣いてしまった。
悲しさ、そして、この日、なにかしらの区切りがつくことの寂しさと。

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◆卒業生のみなさんも多く訪れていた。

「校長先生というより、私たちにとっては、
 茂樹ちゃん茂樹ちゃんって呼んでいた記憶がありますからね。
 ほんとうに、ついこのあいだ、還暦のお祝いをしたばかりだったのに。」


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葬儀のあと、また、学校の庭園でぼんやりしていた。
ふと足もとを見ると、他の葉よりも早めに紅葉した枯葉が落ちていた。
茂樹校長が見つめていた今年の葉は、この秋にはすべて枯れ落ちてしまうだろう。
しかし、それは枯れて落ちて去ってしまうのではない。
枯葉は庭の木々を育てる養分となって、来年の春には新たな葉を生む。

同じだ。茂樹校長先生の思いは、
これからも新しい芽を生み、葉を育て、大きな幹となっていく。

校長先生、心からご冥福をお祈りいたします。
先生からいただいた多くのものを、すぐさまお返しすることは
僕の能力では間に合いません。
だから、少しずつですが、この学校のために僕ができることを、
お手伝いしていこうと思います。

合掌
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プロフィール

高山潤
函館市および道南圏(渡島・檜山)を拠点に活動するフリーランスのライター、編集者、版元、TVディレクター、奥尻島旅人。元C型肝炎患者(抗ウィルス治療でウィルス再燃、インターフェロン・リバビリン併用療法でウィルス消滅で寛解)、2型糖尿病患者(慢性高血糖症・DM・2009年6月より療養中)。酒豪。函館市(亀田地区)出身、第一次オイルショックの年に生まれる。父母はいわゆる団塊世代。取材活動のテーマは、民衆史(色川史学)を軸にした人・街・暮らしのルポルタージュ、地域の文化や歴史の再発見、身近な話題や出来事への驚きと感動。詳しくはWEBサイト「ものかき工房」にて。NCV「函館酒場寄港」案内人、NCV「函館図鑑」調査員(企画・構成・取材・出演・ナレーション)。


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