twitter(ツイッター)での「つぶやき」のうち、
ぼくがおこなった献血時におこなわれている肝炎検査に関する発言が、
誤解を招きかねないという指摘があった。
 高山の発言(要旨):献血をするなら、肝炎検査がおこなわれるので、
           検査結果の受領を求めてほしい。
           結果を知ることで、肝炎治療のきっかけになる。
 受けた指摘(要旨):検査目的で献血を推奨するのは、
           肝炎の感染を広める結果になるので、間違っている。
           訂正すべきだ。
 高山の応答(要旨):指摘を受けたような発言はしていない。
           また、そのような意図のくみ取りは誤解である。
           検査を目的とした献血は、ぜったいに
           避けるべきであることは、当然ながら同意である。
 ◆上記の指摘のような誤解を招いた原因:
  ・3月11日の震災支援として、「献血」をという流れが見えてきた。
   そこで、せっかく献血をするのだから、肝炎などの検査結果について
   受領する手続きをしてほしい、と考えて上記の発言をおこなった。
  ・140文字という短文では、「検査のための献血」を勧めているという
   誤読を生む余地があったと考えられる。
 ◆高山の当初発言への補足:
  ・現在、肝炎をふくめた血液感染の影響がある要因(ウィルスなど)は、
   献血者が希望しなくても、自動的に検査されることになっている。
    ※日本赤十字血液センターによる全献血者を対象にした
     C型肝炎検査の実施は2010(平成22)年6月から。
  ・この検査結果は、基本的には希望があった献血者にのみ伝達される。
  ・高山は、この血液センターの対応について、
   ウィルス性肝炎の検査をおこなっていない人たちにとって、
   感染の有無を「ついでに」知ることができるという意味においては、
   より多くの人が活用すべきであると考える。
     ※改めて補足するが、感染の可能性を承知している人間が、
      検査目的で献血をおこなうことは当然禁止すべきである。
 ◆再発言:
  ・以上をふまえて、「震災支援を目的とした献血と肝炎検査」に関して、
   補足や削除をおこなった上で、下記(点線内)のように再発言する。
   ※455文字。
  ・ツイッター上で、このような発言を誤解なくおこなうことは、
   補足説明のためのページをリンクするなどが必要となるため、
   1発言(1ツイート)では完結することができない。
   そのような特性を充分に理解することなく、
   誤読を生む当初発言をおこなったことを反省し、
   同内容をツイッターで発言することは今後控えることにする。
  ・なお、本記事は高山の執筆するブログに掲載されるとともに、
   ツイッターに本記事へのリンクが自動投稿されることになる。
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 震災復興の後方支援を目的とした献血は素晴らしい取り組みだと思います。献血の前には、日本赤十字社による「献血をご遠慮いただく場合(※外部リンク)」に該当していないかを確認してください。
 また、そのような感染リスクが考えにくいと判断できる人でも、献血に際してはウィルス性肝炎をはじめとする感染症などの検査がおこなわれるので、この機会に結果を知ることをおすすめします。そのためには、献血時に検査結果の受領を希望してください。
 この献血時の検査によって、感染していることを知った場合は、すみやかに医療機関での診察を受けて、病気の状態を正確に把握し、かつ一日でも早く治療を開始されることを強くおすすめします。
 献血された血液は、徹底した感染症スクリーニング(検査)がおこなわれた上で活用されますが、ごくまれに検査の網を抜ける事例が報告されています。検査目的で献血をおこなうと、仮に献血者が何らかのウィルスなどに感染していた場合、不特定多数への感染リスクを広める可能性がゼロとは言えませんので、絶対にお止めください。
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