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8月30日、奥尻島にて。
最後の夏の陽射し、早くも到来した秋の風。
奥尻島三大祭りのラストを飾る「なべつる祭」を楽しんできました。

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当日朝のフェリーで上陸。
港では奥尻島のマスコット「うにまる」と
青森県階上町から応援に来た「かぜ丸」「つつじ姫」「あぶらめくん」がお出迎え。

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こちらが幻の奥尻和牛。しつこくない脂、ほどよい肉汁、
噛みごたえと柔らかさのベストなバランス。うまい。

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うに汁。500円。
子どものころ、お盆の墓参りで松前に行くと、どこの家でも大鍋でうに汁をつくってた。
だから、うに汁は懐かしい夏の味。

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海鮮カレー。例のものも入ってます。

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生ビールをたくさん呑みました。
奥尻ワインは限定のスパークリングだったのでフルボトルで購入がぶ呑み。

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こういうのを使っちゃうところが好き。

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闘いは白熱。

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マニアックだ。

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いちど被ってみたいものだが、この競技は女性のみが参加できる。

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尻相撲。どすんと勝負がつく。

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新競技「人間カーリング」。

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ちゃんとハラハラするものだ。

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氷水に突き落とすのが目的ではない。

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カメラがびしょ濡れ。

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ある種の迫力。

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溺れた参加者を救助する海上自衛隊掃海艇「ながしま」の隊員。

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こちらも新競技。勢いよくぐるぐる回して・・・。

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ローションでぬるぬるの板の上を走らせる。やはりマニアック。

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奥尻小学校の児童たちによるYOSAKOI。

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小学何十年生なのか。

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なぜだろう。餅巻きはすげー盛り上がる。

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うにまる退場。

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ドナドナドーナードーナー♪

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ビンゴ&宝引き(奥尻ことばでは「ほんびき」)。ハズレの笑顔。

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それほど鍛え抜かれていない海上自衛隊員の裸。

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奥尻町役場水産農林課酒燗。

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美女と野獣。

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美女と珍獣。

なべつる祭には4年ぶりの参加。新しい競技も加わり、1日楽しめた。
後半は飲み過ぎてべろべろ。あんまり撮影していない。

お祭りの全容については、奥尻島観光協会のブログをご覧ください。
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日々の仕事や飲酒や病気のいろいろはこちらで。
連休後半の初日(5月3日)。もうどこにも出かけないので、
ちょっと
だけ贅沢に晩ご飯を食べようということで。
いつでも鮮烈
な驚きと感動の美味を提供してくれるお店にて。
今回はシ
ェフのおまかせコース。

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ズワイガニとホタテ、ポルチーニ茸のロイヤル。
茶碗蒸しみたいな感じ。味は濃厚しっかり。胃袋が騒ぎ出す。


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白ワインはソアーヴェ。すっきり感のなかに、熟成した甘みあり。
白はもっと酸味あるほうが好みだけど、するする飲めておいしかった。

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自家製パン。おかわりしました。

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コンソメジュレ仕立て(左)。
冷製なので口中を清冽な印象を与えつつ、濃厚な味わいを愉しませてくれる。

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鶏肉の低温コンフィのタルタル。ジュレのお隣にあった料理。
さくっとした軽い食感の皮が印象的。ここですでに白を飲み尽くす。

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赤はトスカーナ、ミケーレ サッタ "ピアストライア" ボルゲリの2007。
最近お気に入りのサンジョベーゼと、
メルロー・シラー・カベルネソーヴィニヨンをブレンド。
オーク樽で熟成。しっかり開いてきて味わい深い。

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澱があるのでデカンタで。でも、最後には澱も飲んだ。


筍とアイヌネギ、ラグーのフェットチーネ。
よくばってたくさんチーズを振りかけてもらう。
フェットチーネ(平うちのパスタ)は自家製麺。ラグーがよく絡む。

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ナポリ風白いラグーとカーボロネロ、チーマディラパのリゾット。
カーボロネロはイタリアの野菜で黒キャベツと呼ばれているものらしい。
チーマディラパは南イタリアの菜の花。

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新ごぼう・新たまねぎ・桜えびのフリット、あさりのクレマソース。
岩塩もしくはソースにひたして食す。
見た目の演出が、ほどよく酔ったふたりにはすごく楽しい。
クレマは泡立ちのしたソースという意味なのかな。

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マグレドカナールのアロスト、ごまとバルサミコのソース。
鴨胸肉(マグレドカナール)のロースト。フォアグラをとるための鴨だそうで。
噛み応えがあり、いつまでも肉の上品な甘みがあふれてくる。

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ということで、デザートワゴン。
酒も好きだが甘味も好きな夫婦ですから、計6個を選んで食べた上に、
ケーキ系をいくつか持ち帰ることに。

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したたかに酔った。しあわせな晩餐だったということだ。


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日々の仕事や飲酒や病気のいろいろはこちらで。
かつて「奥尻は出会島である」と書いた。
何度も島へ通っているうちに、そう実感するようになったからだ。
島人との出会いはもちろんだが、
奥尻の魅力に惹かれて集まってくる人たちとの出会いも多い。
「あなたもお好きですね」的な連帯感を持ったりもする。
  ラグビートップリーグ「ヤマハ発動機ジュビロ」で活躍する
  笠原雄太くんとの出会いもそんな感じだった。

先日参加した「奥尻しまびらき」で、
例のごとくワインをがぶ飲みしてへべれけになっていたら、
奥尻島に移住(転勤)して間もないご夫婦に声をかけてもらった。
なぜ自分をご存知かと問えば、ご実家が函館ということで、
あの「函館酒場寄港」を親御さんがご視聴いただいていたようだ。
  番組のお休みをいただいてから随分たつのに、
  いまだに「見てました」と言われることが多くて驚く。

そのおりにプレゼントしていただいたのがこちら。

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チョークアートという描画技法らしい。
飲食店などの店先や、結婚式のウェルカムボードとか、
あたたかみある看板として使い勝手が良さそうだ。
イラストは強いインパクトを与えるとともに、
多くの情報を伝えることができる。それも一瞬で。

この絵はおそらく雑誌「HO」の奥尻特集に掲載された
写真(球島山にある昼寝石に寝そべっているカット)から描きおこしたのかな。
手描き作品(1点もの)ということで、申し訳ないやら、嬉しいやらで。
こんどゆっくり島で飲みましょう、ということに。
ぼくの書いた文章とイラストを合わせることもぼちぼちあるので、
なにか一緒に仕事ができたら良いなと思ったり。
かならず黒(板)が背景になるから、そこはひと工夫が必要になるけれど。


そんなわけで、奥尻島に通ってると、
いろんな人に出会えておもしろいのであります。


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日々の仕事や飲酒や病気のいろいろはこちらで。
初回(2007年5月1日)から連続参加している奥尻島のイベント。
長い冬があけて、島が輝き出す季節。
振る舞い三平汁、振る舞い奥尻ワイン、振る舞いイカ・アスパラ焼きなどなど、
奥尻の「こころいき」を体感できる催事でもある。
ビールとワインで、かなり酔っぱらいながらの撮影なので、いろいろご容赦。

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今年は雨の予報だったので屋内会場で。フェリーから入港時に撮影。

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昨年から参加している函館駅前の百貨店「棒二森屋」のブース。
地階のパン屋「DONQ」のクロワッサンなどを販売。

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こちらは振る舞いでも使われた「パン・オ・フリュイ」。
奥尻のワインを使っている。フリュイはフランス語で果物という意味。
クランベリーとブドウとイチジクが練り込まれてた、と思う。

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今年も奥尻中学校の生徒が接待役として参加。
まさに島一丸となったイベントなのだ。

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司会進行のマダム石井さんにいじられる中学生。

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奥尻の子どもたちは、こうやって「おもてなし」のこころを体得していくのである。

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振る舞い料理が会場に配られる(無料提供)。

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奥尻沖で獲れたイカ。うめー。

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奥尻産アスパラは、でかいのにやわらかくジューシー。
張りのあるワカメも美味。

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奥尻島が「元祖」との説もある三平汁。
奥尻では塩蔵したホッケ、イモ・大根・ニンジンをごろごろ入れる。

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アワビ様。こちらは500円。特別価格。

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奥尻島のイベントと言えばビンゴ大会。
まことに申し訳ないことに、一等賞は私が獲得いたしました。
活アワビを10個。なんかすんません。

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次世代を担う島人が育ちつつあるお腹。

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この日から就航再開した「せたな便」が入港。
厚い霧(飛行機は欠航した)で、目の前に来るまで船影が見えなかった。

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中学生が大漁旗(だいりょうばた)を降って歓迎。

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島民からさめた「うにまる」もお出迎え。

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新たなお客様に、三平汁をお届けする。よく働く生徒たちだ。

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まだちょっぴり涼しい奥尻島。甘酒も振る舞われました。

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後半は抽選会で盛り上がる。

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こちらも活アワビ10個をゲット。

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奥尻島の対岸にある江差町出身、
シンガーソングライターで民謡歌手の香澄(KAZUMI)さんのミニライヴ。
こちらも恒例です。

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今年のセットリストは民謡と演歌。めりはりあって盛り上がる。

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伸びやかで迫力ある歌声に感動した。
ちなみに、音響や照明はすべて奥尻町役場の職員が担当。
なぜか(?)完璧なのだ。

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聞き惚れる聴衆。

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出た! エグザイルのアレ。

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会場が一体になる。

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こちらも恒例の「奥尻しりふり音頭」が始まる。

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さすが奥尻観光大使のマダム石井さん。振り付けは完璧かつキレがあります。

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観光客も町民も、みんなで輪になって踊ります。

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誰もが踊りたくなるのです。

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ふりつけは超かんたん。

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そして、しめくくりは餅まきです。

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餅はなぜここまで人を熱くさせるのか?

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自他共に認める野球馬鹿(本人発言より)である田中副町長は、
餅をオーバースローでばすんばすん投げていた。

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うちのカミさんは、餅がいくつも顔にぶつかったそうだ。
で、拾ったのは3個。


そんなわけで、今年もたっぷり飲んだしたっぷり愉しんだ。
もうひとつ、おもしろい出会いがあったのだけれど、それは別記事で。


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日々の仕事や飲酒や病気のいろいろはこちらで。
 こんなぼくでも少女のように舞い上がることはあるのだ。
 函館市芸術ホールが主催する市民向け企画「ステージラボ」の演技ワークショップに、劇作家・演出家の鴻上尚史さんが講師で来函すると聞きつけて、いてもたってもいられなった。
 ぼくの仕事(おもにインタビュー取材)は、一方的にインタビュイーのお話を聴くだけでなく、インタビュワーであるぼくの意志を(すこし過剰気味に)伝えながら、一緒に話したい・聴きたい・書きたい「なにか」を探していくスタイル。取材現場でぼくが発する声や表情や反射(反応)は、インタビューを進めるために重要な要素だと思っている。ここに生かせるはずだ。ま、そんな言い訳を用意して、演劇人でもないのにワークショップに参加することにした。
 ワークショップでは心身の緊張をやわらげることからスタートし、おもに「発声」について教えていただいた。声(音)のメカニズムを学びながら、実際に発声をして体感していく。鴻上さんの「気持ちは瞬時に変化することもあるが、身体はワンクリックでは変わらない」という言葉は、なにかを「めざす」人たちすべての励みになる言葉だと思う。
 身体の重心を下げること、声のベクトルを意識すること、声の五つの要素を理解すること、など。鴻上さんの書籍で読んでいたはずだが、ご本人のレクチャーを受けることで身体になじませることができた。
 緊張したとき、焦っているとき、人は首(上半身)から動き出してしまう。声もうわずっている。そのままでは、行動も表現も上滑りだ。思いも狙いも届かない。とにかく、身体の重心を下げる。声を落ち着かせる。そのことが精神にフィードバックされて落ち着きを取り戻す。これはナルホドと思った。日常にも生かせることだ。
 5時間はあっという間だった。地域で活動する若い演劇人へ向けて、明快で丁寧な技術指導と深い情熱を秘めたメッセージ(けして暑苦しくない)を伝える姿に感動した。ぼく自身は本当に年甲斐もなく舞い上がってしまって、鴻上さんに16回くらい「うるさい」と言われて、そのたびに多幸感に包まれていたのが恥ずかしい。
 居酒屋での打ち上げでは持ち前の厚かましさを発揮して、サインをねだる・写真を撮る・厚かましい質問はぶつけるはで大興奮。同伴したかみさんにも良い想い出をプレゼントできたと勝手に思っている。
 今回の受講生はぼくを入れて23人。これはすっごくもったいないことだと思う。鴻上さんを困惑させるくらい人が集まっても良かったのに。かかわりのある演劇関係者にも声をかけたが、参加が叶わなかったことは残念なことだ。次の機会はいつになるかわからない。せめて、ぼくが聴きとめたことを、伝えられる機会があればな、と思う。下記に紹介した書籍を読んだ方がわかりやすいと思うけど。
 素晴らしい機会をつくってくれた函館市芸術ホールに感謝。そして多忙を極めるスケジュールの間隙を突いて函館にお越し頂いた鴻上尚史さんに大感謝です。

◆今回のワークショップに関連する鴻上尚史さんの書籍

    

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かみさんは中学生のときに、書店で鴻上さんの戯曲を手にして以来の熱心なファン。数年前、札幌公演のおりにロビーに立っていた鴻上さんに話しかけ、ぽろぽろと涙を流していたくらいに。

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かみさんが何度も何度も大切に読んできた『私家版 第三舞台』にもサインを。

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さらに、鴻上さんの処女戯曲『朝日のような夕陽をつれて』(初版二刷)にサインしていただく。
さらにさらに、『孤独と不安のレッスン』と『「空気」と「世間」』にもサインをいただこうと思っていたが、自宅に忘れてくる痛恨のミス。欲ばりすぎはよくないか。

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ぼくは大学生のとき、週刊誌連載のエッセイ「ドン・キホーテのピアス」で、文筆家としての鴻上さんに惚れた。
その後、かみさんと出会った影響で戯曲を読み、演劇にも興味が広がったのは幸せなこと。

※鴻上尚史さんご本人に写真掲載の許諾は受けています。酒席で。
昨夜、渡辺保史さんが急逝された。
くも膜下出血のため。47歳、あまりに早い。

ぼくが函館でのフリーランスのライター仕事を本格化させたころ、渡辺さんからメールが届いた。桔梗町のモスバーガーで待ち合わせして3時間ほどお話をした。ぼくは興奮していた。インタビューされる側が、インタビューされちゃったよ。そう笑っていた。
当時、渡辺さんは仕事の拠点を函館に移して、精力的に「仲間」を探していたようだ。

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渡辺さんが主宰した市民グループ「ノード・ハコダテ」のトークライブにて(2001年1月)

渡辺さんが語ってくれること・教えてくれることは、ぼくにとってどれもが新鮮かつ刺激に満ちていて、ひとつひとつに蒙が啓かれる感じだった。
そして、中央から遠く離れた地・函館で暮らしながらでも、やれることがるんだ、と覚悟を決めさせてくれるヒントをたくさん与えてもらった。いまもぼくの仕事の中に、その影響を見つけることができる。

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西村佳哲さんを函館に迎えて。「サウンドバム」をテーマにしたトークライブ(2001年7月)

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地域での実践。街の音を探す「サウンドバム@ハコダテ」での1コマ。(2001年7月)

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函館で開催した「
hakodadigital×shrinking cities----縮小する都市の過去・現在そして未来」展にて(2007年11月)

いつも忙しそうに飛びまわる。それが渡辺さんの仕事のスタイルだったのだろう。
人に会うこと、現場に立つこと、実践すること。それらに時間と体力を惜しむことがなかった。全国あちこちに、渡辺さんに会って・感じて・行動した人が多くいるはずだ。そして、これからも渡辺さんが「考えていたこと」は、さまざまなところで萌芽していくに違いない。
たぶん、唯一めんどうだったのは、原稿を書くことじゃなかっただろうか。
ライター同士の立場で話をするときは、いつも「書かなくてもいいなら良い仕事だよね」と笑いあっていた。

渡辺さんが函館を離れてからは、1〜2度ほどしか顔を合わせる機会がなかった。
最後にお会いしたのは北大の研究室。2時間ほどのインタビューをさせてもらった。家族のことを話す渡辺さんのはにかんだ顔を思い出す。

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北海道大学にて。(2008年10月16日)

渡辺保史さん
http://www.facebook.com/yaswtnb
北斗市農林課が主催する「北斗市農業体験学習」に今年も参加。
昨年も持てあましていたのだけど、
市民が参加する体験農場の隣に、嫌がらせのように広大な畑を用意していただく。
一緒に野菜をつくりたい人は高山までご連絡ください。
畑での農作業の様子は、地元ケーブルテレビNCVでちらちら紹介されます。

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男爵いもを植える。

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こちらはミニトマトの苗。
すごい数がなるから、収穫がたいへんだったな。

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この頼りない苗はタマネギ。ちゃんとまっすぐに生長するそうで。

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サツマイモの苗の植え方を聞く。
ベニアズマとかコガネセンガンとかあった。

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んべー。

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小雨も降っており肌寒かった。
泳ぐにはまだ早いだろう。


これから秋まで2週間に1回のペースで開催されていく。
次回は田んぼで田植え。

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日々の仕事や飲酒や病気のいろいろはこちらで。
 本日(5月24日)、公表された奥尻島の「入島税」について。
 奥尻町からの発表内容がすこし説明不足だったのか、報道機関(北海道新聞の記事しか読んでいないけど)がいじわるなのか、多くの人が目にする短文のヘッドラインニュースでは「税への懸念」しか読み取れないためなのか、ネットで拾ったご意見を眺めると誤解含みの批判の声も聞こえてくる。
事前の検討段階から内容を知る立場にあったが、「みんなの手(入島税)で美しい奥尻島を守る」「美しく美味しい奥尻島はみんなの(入島税の)おかげ」という流れは、大いに理解を得られると感じていた。
 しかし、どうも「税」という言葉に、悪く引っ張られちゃった印象か。昨今、「税=無駄遣い」的な雰囲気があるしね。当然、「税」という名称についても、こういった懸念は協議されていたのだが。
おそらく行政的な制約で「税」という語句の使用は仕方がないことだと思うのだが、「入島税(おくしりブルー保全協力金)」とか「入島税(島守金/しまもる金)」とか「入島税(奥尻ごちそうさま基金)」とか、ちょびっとだけやわらかなネーミング(目的説明)を併記させる方法もあるのかも。
 とは言え、導入まではまだまだ数年かかる大きな決断だ。記事にもある通り、じっくりと理解を広めていくしかない。おそらく、奥尻町としての「思い」がきちんと届くようになれば、この取り組みは高く評価されるはずだ。
 もちろん、迎える側(税をいただく側)の奥尻町と島人も、それに応える努力と工夫を精一杯おこなっていかなければならない。だから、「入島税導入」の発表は、本気で観光に取り組もうという奥尻町としての覚悟を示したものなのだ。
 さて、地元(函館支社・江差支局)の記者が、どんな記事を書いてどのような論評をするのかにも注目だ。

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※画像は北海道新聞(2013年5月24日夕刊)に掲載された記事。

奥尻、入島税を検討 観光事業の財源確保
2013年05月24日  北海道新聞夕刊全道(総合)

 檜山管内奥尻町は24日、奥尻島への来島者から1人100~300円程度を徴収する「入島税」の導入を検討していることを明らかにした。数年以内に実現させ、観光振興に使うという。島外に出かけてから戻る島民も対象にするため、反発も出そうだ。
 入島税は、地方税法に規定がない法定外目的税の一つ。地方自治体は条例を定め、総務相の同意を得れば導入できる。総務省によると、沖縄県伊是名(いぜな)村(伊是名島)などいずれも沖縄の3自治体が入島税を導入済み。
 奥尻町は今後、税の額や徴収方法などを詰める。24日に道庁で記者会見した田中敦詞副町長は、「今後、島民の理解を得る必要があるが、新税収入を観光事業に役立て観光客を呼び込みたい」と説明した。奥尻島を訪れた観光客は、2011年に約3万3千人だった。
 入島税の導入は、町が進める新たな財源確保の「資金循環モデル構築事業」の一環とされている。
 事業の他の試みとして、町は来年6月に奥尻島内でマラソン大会を開き、出走者から参加料を得ることを計画。島の関係者や企業に加わってもらい、奥尻の特産品を使う加工品などを開発する団体を設立、売り上げの1%ほどを寄付金として町が受け取る構想もある。



<5月25日 追記>
北海道新聞で関連の続報・解説記事が掲載されました。
全道版・地方版にそれぞれあります。
以下、参考資料として転載。


【全道版】
奥尻町が「入島税」検討*財政の逼迫、背景に
2013/05/25  北海道新聞朝刊全道(総合) 

 檜山管内奥尻町は24日、来島者から1人100~300円程度を徴収する「入島税」の導入検討を明らかにしたが、その背景には島の主産業である観光業と漁業の低迷、人口減による財政の逼迫(ひっぱく)など、町の苦しい台所事情がある。
 入島税は、地方税法に規定がない法定外目的税の一つ。地方自治体は条例を定め、総務相の同意を得れば導入できる。
 奥尻島への観光客入り込み数は、2001年に4万9千人だったが、10年後の11年には3万3千人に減少。漁獲高は1991年には15億2千万円だったが、20年後の11年は9億2千万円まで落ち込んだ。さらに93年の北海道南西沖地震を挟み、島の人口も年々減少。95年の4301人が、13年4月末現在では2981人となっている。
 税収が縮小し、観光客の誘致促進を図るにも予算不足が深刻になったため、新たな財源として来島者から税を集める方向で模索を始めた。税額は今後検討する。
 ただ、町は島の外に出かけ、戻った島民にも税を課す考え。函館市内の病院などに定期的に通う島民もいて、その理解を得られるかハードルは高い。また、町はフェリーや航空便の運賃に上乗せする形で税を課す方法を検討するが、ヨットで島を訪れる観光客もいて、徴収方法をどうするかなどの課題もある。
*導入の沖縄3村*自治体の安定財源に 船賃上乗せ住民負担
 檜山管内奥尻町が導入を検討している「入島税」は既に沖縄県の離島3村で導入している。財政難に悩む3村にとって新たな収入源となったものの、船の料金に上乗せされるため頻繁に使う住民ほど負担がかさむなど、解決すべき課題は多い。(経済部 升田一憲)

 総務省によると、3村は伊是名(いぜな)、伊平屋(いへや)、渡嘉敷(とかしき)。いずれも沖縄本島から離れた離島で、行き来するには村営のフェリーや高速船を利用する必要がある。3村の入島税はいずれも本島との間を行き来する船の利用料金と一緒に1人100円を徴収し、環境協力税と名付けている。
 観光以外に主な産業が乏しい3村にとって、入島税は貴重な財源。人口約700人、村の歳入が15億8100万円(2011年度)の渡嘉敷村は11年4月に入島税を導入。11年度で860万円、12年度で910万円の税収があった。海岸や道路の清掃費、キャンプ場の委託管理費などに使う。
 導入前に住民向け説明会も実施した結果、大きな混乱は生じていないという。村の年間予算のうち自主財源は4%に過ぎないため、村の宮平昌治総務課長(58)は「新たな財源を確保できた」と評価する。
 一方、座間味村は、11年の議会で入島税条例案が否決され、導入のめどがたっていない。ダイビングなどで訪れる観光客は1回で済むのに、病院通いや仕事などで船を頻繁に使う住民の方が負担がかさむことに、反発の声があるためだ。
 離島が多い沖縄県では、クルーザーを使って複数の島を回る観光客も多い。こうした観光客からは入島税を徴収できない状況が続いている。
 
◇法定外目的税◇
 地方税法に定められていない税目を、地方自治体が独自に条例を定めて徴収する目的税。創設には総務相の同意を得なければならない。「環境税」や「宿泊税」などの例がある。地方税法に定めがある"法定内"の目的税には「自動車取得税」「軽油引取税」「入湯税」などがある。


【地方版】
「町民も対象」に戸惑い*奥尻入島税検討*町は自然保護強調
2013/05/25  北海道新聞朝刊地方(函館・渡島・桧山)

 奥尻町が24日明らかにした「入島税」導入の検討について、町内からは「観光に対する影響は小さい」とする意見の一方、「町民も対象とするのは納得いかない」と反対の声も出た。
 町によると、来島者1人に100~300円の課税を検討。観光資源となる島の自然を守るため、観光客にも町民にも負担を求める考えだ。入島税による税収は森林の保護管理や海岸線のごみ回収・処理費などに充てるという。
 奥尻島観光協会の制野征男会長は「観光客は奥尻に魅力を感じて訪れるのだから、少額の税負担なら影響は少ないのでは」と冷静に受け止める。だが、町内で民宿を経営する菊地勇人さん(49)は「どんな影響があるか分からないが、観光客は減少傾向。入島税の導入で、さらに減らないか心配」と懸念を示した。
 町内には通院や買い物、出張などで島外に出る町民も多く、町民も課税対象となる可能性があることに対しては反発もある。奥尻地区の自営業男性(63)は「自分の島に帰るたびに税金をとられるのは合点がいかない」と疑問を呈した。
 町は上陸する町民と町外からの観光客を区別して入島税を徴収するのは難しいと考えている。
 新村卓実町長は「反発は覚悟しているが、住民にしっかりと説明して理解を得ながら新たな財源の確保に努めたい」と話した。(山田一輝)


<5月30日追記>
読売新聞に掲載された関連記事です。

奥尻町、入島税を検討 人口減少で財源確保
(2013年5月30日  読売新聞)

 奥尻町は、島に入る人から1人当たり数百円程度を徴収する入島税導入の検討を始めた。町の人口が減少し、税収も減っている中、町の観光振興を図るため、新たな財源を確保するのが狙い。数年以内の実現を目指し、住民説明会を開くなどして理解を求める考えだ。入島税が導入されれば、道内では初めてとなる。
 町によると、来島者1人から100~300円の徴収を想定している。昨年1年間に島を訪れた観光客は約3万2000人で、入島税が導入されれば年間300万~900万円の財源が確保できると試算する。
 導入に向け、町は昨年11月から、奥尻島観光協会や外部の観光専門家らと意見交換している。来月7日には議会側に説明することにしており、徴収方法や町民も課税対象とするかどうかを議論する。
 町の基幹産業は観光と漁業で、入島税を検討する背景の一つに、人口と観光客が減っている現実がある。人口は1962年の8254人をピークに、今年3月末時点で2978人に減った。観光客数は「離島ブーム」でにぎわった91年度の約5万9000人から大幅に落ち込んでいる。
 これに伴い、町財政が窮迫しており、今年度一般会計当初予算約31億1500万円のうち、自主財源にあたる町税収入は約2億8400万円と全体の1割にも満たない。
 ただ、町には慎重論もある。奥尻島観光協会の制野征男会長(69)は「個人的には町民に負担を求めずに、東京都の宿泊税のように課税対象を絞った税の方がいい」と語る。
 町町内会連合会の神崎通会長(76)は「仕事や通院で定期的に島外へ向かう町民が少なくない。町からの情報が少なく困惑している町民もいる。町民への説明を尽くしてほしい」と訴えた。


<6月8日追記>
北海道新聞に掲載された続報記事です。

入島税 議会に反対の声 「町民や観光客が混乱」
2013年06月08日  北海道新聞朝刊地方(函館・渡島・桧山)

 奥尻町議会総務産業常任委員会が7日開かれ、町が導入を検討している入島税について、初めて町議会に説明した。町議からは「導入を見送るべきだ」といった反対意見や再検討を求める声が相次いだ。
 町は安定的な財源確保策として来島者1人に100~300円の税金を課す入島税の導入を目指している。買い物などで島を離れ帰ってくる町民にも負担を求める考えで税収は観光資源として魅力ある島の自然を保護するために活用する方針。
 常任委には町側から田中敦詞副町長らが出席した。島内で高齢化、過疎化が進行する中、今後、観光を産業の柱に据える方針を説明。観光で収益を上げて税を徴収し、税収を観光振興に還元する政策を考えている点を強調し「今後、検討委員会を設置して入島税以外の税の検討や、入島税の免除対象などを議論したい」と、導入に理解を求めた。
 町議からは「入島税は町民や観光客を混乱させるのではないか」「通院で島を行き来する人も多く、(入島税は)町民にとって影響が大きい」などと批判の声が上がった。(山田一輝)


<6月12日追記>
北海道新聞に掲載された続報記事です。

入島税 奥尻困惑*外出→帰島のたびに徴収
島民に十分な説明が必要 町「自然景観維持の財源に」

2013/06/12  北海道新聞朝刊地方(函館・渡島・桧山)

 【奥尻】町が打ち出した入島税導入方針が、島内に波紋を広げている。観光客のみならず、島外から島に戻る住民も課税対象となるためだ。町は税を島の大切な観光資源である豊かな自然の保全に活用する考えだが、島民の間からは「唐突すぎる。慎重に議論すべきだ」との声も聞こえる。(山田一輝)
 「5年後、10年後を考え観光に力を入れる。そのための財源の一つと考えている」。7日の町議会総務産業常任委員会で、導入の趣旨を説明した田中敦詞副町長は強調した。これに対し、委員側の意見は「観光客が減ってしまう」など、ほぼ反対一色だった。
 町の計画では、島に上陸する人1人につき100~300円を徴収し、自然保護などに活用する。具体的な仕組みは検討委員会を設置して議論する予定だ。
 導入を目指す背景には、マチの衰退に対する危機感がある。1993年の北海道南西沖地震から20年を迎える町の人口は2981人(4月末現在)と、発生当時から約4割減少。主要産業の漁業も、2012年度の漁獲高は約6億8500万円とピークの06年度に比べ約4割落ち込んだ。
 そこで、町は観光産業に活路を見いだそうとしている。同島を訪れる観光客数は、91年度の約5万9千人をピークに減っているが、それでも12年度は約3万2千人と人口の10倍を超えている。
 奥尻の「売り」の一つの美しい自然景観を維持するため、観光客だけでなく町民にも負担を求め、安定的な財源としたい構えだ。
 しかし、島民に戸惑いが広がる。毎月、函館市に通院する自営業男性(68)は「自分が住む島に帰るたびに課税されるのは納得いかない」と憤る。民宿経営の川尻清美さん(56)は「『南西沖地震で全国から支援を受け、さらに取るのか』とイメージが悪くならないか心配です」と懸念を示した。一方、観光客の中には理解を示す人も。千葉県から来た無職渡辺勇一さん(65)は「金額もそれほど大きくなく、島の環境保護に使うなら抵抗感はない」と話した。
 町は1年程度をめどに議論を続けて結論を出す方針で、高齢者や低所得者など免除対象をどう決めるのか、ほかに有力な税がないかなど幅広く検討する。新村卓実町長は「今のうちに新たな財源を確保する必要があることを丁寧に説明していきたい」と力説した。
 観光による地域振興が専門の帝京大(東京)経済学部の金振晩(キムジンマン)准教授は「行政はなぜ入島税が必要なのか、その使い道や納税者へのメリットなどをしっかり説明しないと理解は得にくい」と指摘する。
 
◇入島税◇
 地方税法に規定がない法定外目的税の一つ。地方自治体が条例を制定し、総務相の同意を得て導入できる。奥尻町は島に上陸した1人につき、100~300円を徴収し、環境保全の財源とする方針。
 総務省によると、奥尻の入島税と同様な趣旨の税は、沖縄県の伊是名(いぜな)、伊平屋(いへや)、渡嘉敷の離島3村が導入済み。3村とも「環境協力税」の名目で、島民も含め船の利用料金と一緒に1人100円を徴収し(いずれも課税免除あり)環境美化や観光施設の維持管理に充てている。
 一方、導入を目指す島の中には負担を求められる島民の抵抗が強いケースも。同県座間味村は2011年に議会で否決され、実現のめどが立っていない。
【写真説明】奥尻に到着したフェリーから降り立つ観光客ら。入島税導入へ理解は得られるか=8日、奥尻港


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プロフィール

高山潤
函館市および道南圏(渡島・檜山)を拠点に活動するフリーランスのライター、編集者、街のアジテーター(扇動家)、奥尻島旅人。C型肝炎患者(難治性・HCV・2011年3月から抗ウィルス治療を開始)、2型糖尿病患者(慢性高血糖症・DM・2009年6月より療養中)。酒豪。函館市出身(第一次オイルショックの年に生まれる)。父母はいわゆる団塊世代。取材・執筆のテーマは、民衆史(色川史学)を軸にした人・街・暮らしのルポルタージュ、地域の文化や歴史の再発見、身近な話題や出来事への驚きと感動。インタビュー記事や日常雑記に歴史や民俗学のテイストを加えた文章を得意とする。詳しくはWEBサイト「ものかき工房」にて。函館海藻アート協会」事務局長。NCV「函館酒場寄港」案内人(ただいま休止中)。2005年から田んぼの取材を継続。「函館育ち ふっくりんこ蔵部」田んぼ記者。

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