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入院した。
前回(2014年10月)から2年ちょっとぶりである。
2009年から毎年入院していたので、自分としては久しぶりだ。
ここ1年ほど体重の管理がずたずたで、
それにともなって各種数値が悪化の一途を辿っており、
糖尿病だけでなく、そろそろ腎臓もマズイ状況になってきた。
そんなわけで、
治療意識をリセットする(リスタートする・リブートする)意味でも、
入院が必要だろうと判断した。
今回の入院治療の主題は「食事制限」である。

入院前日、持ち込む荷物をまとめる。
慣れていないころは大荷物を用意したものだが、
今回は着替え2日分とノートパソコンと仕事の資料と洗顔用具くらい。
まずはリュックひとつで入院することにした。
と言っても、後から家人にあれこれ持ち込んでもらう荷物もまとめてある。
入院前1週間くらいは節制しようと考えていたのだが、
結局は3日前まで大酒をくらって、
前日の夜も満腹になるまでメシを喰らってしまった。
この幸せもこれまでか。と感慨にふける間もなく就寝する。

あけて当日。
7時前に起きて、病院へ持ち込む荷物を再チェック。
どうしても積み残しの仕事の資料が増えてしまうが、
これは毎回仕方がないこと。
はじめのころは外付けハードディスクまで持ち込んで、
病院の床頭台を完全な仕事机にしていたので、
それに比べるとかわいいものである。
自分としては今朝から治療体制ということで、
ふだんは食べない朝食を食べることにする。


米(こんにゃく米ブレンド) 100g 1.5単位:120kcal
味噌汁(しじみ・即席)   1杯 0.5単位:40kcal
生たまご          1個 1単位:80kcal
梅干し           1個
【3単位:240kcal 8時30分】

外は雨降りだ。
ここ数日では気温も暖かいほうである。
病院にはクルマを停めておくことができないので、
9時45分ころにタクシー会社に電話して配車を依頼する。
5分後には到着。荷物を抱えて乗り込んだ。
運転手さんに「函館中央病院まで」と告げると、
往復割引のチケット(当日用)は入り用かと聞かれる。
「いやー、今日から入院なんですよ」と笑って返事をしたら、
それはまた失礼しましたと運転手さんも笑っていた。
そこからずっと運転手さんの入院話(胆石)を聴く。
道路は渋滞気味で病院まで1110円。
この病院は飲み屋街に隣接しているのだが、
深夜に酩酊してこのあたりからタクシーに乗って帰宅しても
1000円ちょっとだから、今日はすこしお高く感じた。

受け付けを済ませて10分ほど待ってから病棟へ。
ここ7年ほど、通院も入院も函館中央病院なので、
ほぼすべての病気情報(病歴・治療歴・入院歴)はデータ化されている。
担当の看護師さんに「2年ぶりですね」などと言われ、
病棟設備の説明も流し気味だった。
まあ、俺もわかってますよ的な顔をしていたのだが。
血圧を測ってもらうと175と出る。
すこし緊張気味なのだろうか。深呼吸をして150くらい。いつもより高い。
この病棟の体重計では100kg以上を正確に計測できないようで、
わざわざ1フロア上の病棟に移動して測定した。
体重105.9kg(病衣・パンツ・Tシャツふくむ)。

部屋はこの病院のなかでもっとも景色が良くない場所。
それでも希望通りに窓側だったのでよしとする。
4人部屋で、俺が入ることで部屋の平均年齢は下がっただろう。
荷物をほどいた後で、あらためて先客3人にかるくご挨拶。
「たぶんイビキがうるさいと思いますので、
 ひどいときは遠慮なく叩き起こしていただいて構いませんので」
お三方から「なんもなんもお互いさま」のお言葉をいただいて、
入院入室の儀式を終える。
このコミュニケーションをやっておかないと、
お互いにギスっとした関係になるので大切なこと。
実際のところ、
物音だけじゃなく隣りあうということ自体がストレスなわけで、
そこを緩和する(許し合う)ためには「ある種の関係性」が必要だ。
あとは窓側というポジションを生かして、
カーテンを7割方引いて同室者からの視線はカットしてしまう。
 以前は全開にさせられたものだが、
 年々カーテンの開閉度は緩和されているように感じる。
ときおり会話にちょっぴり加わって、
なんだこいつ感をうすめることも重要である。
とかやっているうちに昼食。


米             195g(半分残す) 2単位:160kcal
焼き魚           1切 1単位:80kcal
中華風豆腐サラダ      1皿 1単位:80kcal
※牛乳           180ml (1.5単位:120kcal/飲まずに保管)
【4単位:320kcal 12時30分】

柑橘類を除くフルーツの多くは、
食べると耳の奥とか目の周りとかが痒くなってしまうので、
食べるのをなるべく控えている(アレルギーかどうかは調べていない)。
そのため、病院食でもフルーツ分のカロリーを補うためなのか、
米飯がやたらに多い。糖尿病患者の食事には見えないくらいだ。

入院直後からさっそく検査が始まった。
まずは恒例のターゲス(※)ってことで、
今日は11時・14時・17時・19時半・21時に採血をする。
 ※血糖日内変動:食事前後の血糖値の上下を精密に調べる検査。
前回の入院まではナースステーションに出向いていたが、
今回は毎度部屋まで来てくれるようだ。
けっかんが細くて埋もれている俺にとっては、
採血の失敗リスクもあるし、痛がりだしで、つらい検査のひとつ。

15時ころ主治医の回診。
日々の散歩(外出)の許可と、
来週1日だけ仕事の都合で外泊することを伝える。
今回はめんどうな治療行為などはないので、あっさりしたもんだ。
とにかくまじめに食事療法に取り組んで、
5kgくらい痩せて退院したいところではある。

夕方までノートパソコンを開いて仕事をしたり、
寝ころがって惰眠をむさぼったり、
病院内にあるローソンで買い物をしたり。
以前は病衣(病院から借りるパジャマ:1日70円)に着替えること、
そのまま病院内を出歩くことに大きな抵抗を感じていたものだが、
今回はすんなり入院患者の装備でほっつき歩く。
俺も年齢を重ねて厚顔無恥になったということだろう。
17時の採血を待ち構えていたが、どうやら看護師さんが忘れていたようだ。
30分遅れで血を抜いてもらう。

院内にはATMもあるし、
ローソンではクレジットカードも使えるので、
それほど多くの現金を所持している必要はない。
現金を使うのはテレビカード(1枚1000円)くらいなものだ。
テレビは初めのころしか使ったことがないので正確には忘れてしまったが、
だらだら見ているとあっという間にカードの度数を使い切ってしまう。
これは冷蔵庫の使用料の支払い(24時間200度数:200円)もできるので、
もっぱらそれだけのために使っている。
同室の皆さんはテレビを点けたまま眠っていたりして、
カードをどんどん景気よく消費している。
これは実は病院の大きな収入じゃないのかとも思う。

夕食の直前に家人が荷物を持って来院。
これでようやく入院の体制は整った。仕事もできる。


米             195g(25%残す) 3単位:240kcal
あんかけ鶏ハンバーグ    1つ 4単位:320kcal
味噌汁(とろろ昆布)    1杯 0.5単位:40kcal
白菜からし和え       1皿 (野菜はカロリー計算せず)
【7.5単位:600kcal 17時50分】

ビール風ゼロカロリー飲料を飲みつつの晩餐とする。
鶏ハンバーグが見事なくらい脂質分がないのにもかかわらず、
ちゃんと美味しくできているのに驚いた。
ほどよく満足。

消灯までに採血を2回。どちらも手の甲に針を刺される。
ここは痛い。鼻毛10本分くらいの痛み。
21時消灯。今日は初日で疲れたので、素直にベッドに入る。
近隣お三方は深夜までテレビを観ていた。
1時ころトイレに起きて、あとは朝まで眠っていたようである。
そんなこんなでどうにかようやく、
函館市・北斗市・七飯町で配信されているケーブルテレビ局NCVにて、
企画・取材・出演を担当した番組「函館図鑑 #03 SL公園の謎を解く」の放送が始まりました。

ぼく自身が子どものころ遊んでいた「本通公園」に
かつて展示されていたSL蒸気機関車(D51・デゴイチ)のその後について
追いかけてみた内容になっています。
番組ではあわせて「農住団地」に関する話題にもふれています。

配信は1カ月ほどありますので、
契約者の皆さまはご家庭で、その他の人は街頭テレビで、
遠隔地の人はそのうち誰かが違法アップロードするまでお待ちください。

時間切れもありまして、
当時の関係者すべてを完全に取材できたわけではありません。
おそらく、ほかにも「歴史の事実」が埋もれていることと思います。
ご存知の方はぜひご一報ください。
いずれ、番組では盛り込めなかった要素もふくめて、
完全版の記事にしたいと考えています。

また、鉄道に関してはもともと詳しくありませんので、
その筋の人には言いたいことがたくさんあると思いますが、
そこはぜひ優しく教えていただければ幸いです。

◆追加情報やお寄せいただいたご意見などは、
 コメント欄で随時紹介いたします。

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【配信時間】
 17日(月) 16時〜 19時〜 23時〜
 18日(火) 21時〜 23時30分〜
 19日(水) 12時〜 19時〜
 20日(木) 21時〜 23時〜
 21日(金) 19時30分〜 23時30分〜
 22日(土) 16時30分〜 23時30分〜
 こちらの番組表で「函館図鑑」と検索すると詳細が表示されます。

◆◆◆放送では割愛された取材クレジットをこちらに。◆◆◆

【取材協力・資料提供】
 佐呂間町役場 町民課
        企画財政課
 函館市役所 都市建設部 都市整備課
       土木部 施設管理課
 函館市亀田農業協同組合
 株式会社オオウラ
 北海道旅客鉄道株式会社 函館支社
 函館市中央図書館
 小松秀明さん
 尾崎 渉さん
 本通クラブスポーツ少年団

【参考資料】
 函館市本通中央土地区画整理事業組合「土地区画整理事業 完成記念」
 函館市都市建設部都市整備課「函館市の土地区画整理事業」
 函館市土木部公園緑地課「緑のひろば No.4 公園の紹介"本通公園"のこと」
 函館博物館友の会会報No.58「函館市<本通>の町名の由来をめぐって」
 函館市市民部戸籍住民課「住居表示の記録(改訂版)」
 亀田町「亀田町建設10か年計画書 昭和44年11月」
 戎光祥出版「蒸気機関車D51大辞典」
 佐呂間町役場「佐呂間町交通公園の鉄道車両・備品整備の歴史」WEB
 やまてつ「蒸気機関車ほか 鉄道保存車両について」WEB
 函館市史編さん室「函館市史 通説編第4巻」
 函館市史編さん室「函館市史 別巻 亀田市編」
 鍛治町会「鍛治町会誌」
たまたま知り合った自転車で日本一周している旅人。

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◆8月31日13時、「青函フェリー 函館フェリーターミナル」にてお見送り。

埼玉県浦和を出発して太平洋岸を北上し、
函館を起点に北海道をぐるっと回って(道内だけで3355km走行)、
出発から80日目に函館へ戻ってきた。

 彼の旅日記はこちらで。
 GASUという名のもとに@日本一周

北海道での最後の夜、
迷走した台風10号の影響で市街は強風と豪雨で大荒れだったが、
おっさん3人で彼を連れまわし酒を浴びせて歓迎。

彼から聴けた話は、
いかにも現代っ子(平成生まれの25歳)らしい奔放さとゆるさ、
その一方で強い意志を持つ青年の志を感じるものだった。
ちなみに、彼は学生ではない。
寿司職人として6年間働いて資金を貯めて旅を始めている。
旅の荷物には包丁が入っているそうだ。

このあとは日本最南端(たぶん波照間島)をめざして南下し、
およそ1年くらいかけて日本一周を達成するつもりだという。

彼の旅の成功と安全を祈っている。


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20160705.jpg

これは知り合うきっかけになった2カ月ほど前の投稿(Facebook)。
奥尻島のバス停でこれから野宿するというつぶやきを見つけたことから、
おもしろそうなんで連絡を取り合ってみた。
函館大妻高校の生徒・卒業生の皆さんへ。
保護者の方から学校へご指摘があったようで、
今後は学内で撮影した写真について
ぼくのツイッター・フェイスブック・ブログでは
公開することはできなくなりました。
学校の取材を始めて15年たちますが、
時代も変わったということなのでしょう。
今後は公式パンフレットのみでご覧いただけます。
2007年3月以降の過去の写真も順次すべて削除します。
皆さんとの笑顔の思い出は大切にしまっておきます。

2016年7月25日
ものかき工房 高山潤

6月18日開催「第3回 奥尻島ムーンライトマラソン」に出走された
ランナーのみなさまへお知らせです。

コース後半【フル33km・ハーフ13km】付近で撮影した写真を、
今年も無償でご提供いたします。
ご希望の方は「お名前・ゼッケン番号・ゴールタイム」をお知らせください。

おそらくランナー全員を撮影できたはずですが、
撮れていなかった場合はご容赦を。

1週間ほどで写真データをお送りいたします。

◆電子メール tj@monokaki-0138.jp
◆ツイッター(DMにて) @monokaki_0138
◆フェイスブック https://goo.gl/7jJuro

◆◆◆ランナーご自身以外からのご希望も受け付けます。※ご本人確認をさせていただく場合があります。◆◆◆

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【ご提供の写真について】
 補正済みデータでご提供いたします。
 提供写真のプリントやインターネット上での公開など、
 個人利用に限り自由に使用することができます。商用での利用は事前許諾が必要です。
 写真の著作権は<ものかき工房 高山潤>に帰属します。
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プロフィール

高山潤
函館市および道南圏(渡島・檜山)を拠点に活動するフリーランスのライター、編集者、版元、TVディレクター、奥尻島旅人。元C型肝炎患者(抗ウィルス治療でウィルス再燃、インターフェロン・リバビリン併用療法でウィルス消滅で寛解)、2型糖尿病患者(慢性高血糖症・DM・2009年6月より療養中)。酒豪。函館市(亀田地区)出身、第一次オイルショックの年に生まれる。父母はいわゆる団塊世代。取材活動のテーマは、民衆史(色川史学)を軸にした人・街・暮らしのルポルタージュ、地域の文化や歴史の再発見、身近な話題や出来事への驚きと感動。詳しくはWEBサイト「ものかき工房」にて。NCV「函館酒場寄港」案内人、NCV「函館図鑑」調査員(企画・構成・取材・出演・ナレーション)。


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