01 日記の最近のブログ記事

twitter(ツイッター)での「つぶやき」のうち、
ぼくがおこなった献血時におこなわれている肝炎検査に関する発言が、
誤解を招きかねないという指摘があった。

 高山の発言(要旨):献血をするなら、肝炎検査がおこなわれるので、
           検査結果の受領を求めてほしい。
           結果を知ることで、肝炎治療のきっかけになる。

 受けた指摘(要旨):検査目的で献血を推奨するのは、
           肝炎の感染を広める結果になるので、間違っている。
           訂正すべきだ。

 高山の応答(要旨):指摘を受けたような発言はしていない。
           また、そのような意図のくみ取りは誤解である。
           検査を目的とした献血は、ぜったいに
           避けるべきであることは、当然ながら同意である。

 ◆上記の指摘のような誤解を招いた原因:
  ・3月11日の震災支援として、「献血」をという流れが見えてきた。
   そこで、せっかく献血をするのだから、肝炎などの検査結果について
   受領する手続きをしてほしい、と考えて上記の発言をおこなった。
  ・140文字という短文では、「検査のための献血」を勧めているという
   誤読を生む余地があったと考えられる。

 ◆高山の当初発言への補足:
  ・現在、肝炎をふくめた血液感染の影響がある要因(ウィルスなど)は、
   献血者が希望しなくても、自動的に検査されることになっている。
    ※日本赤十字血液センターによる全献血者を対象にした
     C型肝炎検査の実施は2010(平成22)年6月から。
  ・この検査結果は、基本的には希望があった献血者にのみ伝達される。
  ・高山は、この血液センターの対応について、
   ウィルス性肝炎の検査をおこなっていない人たちにとって、
   感染の有無を「ついでに」知ることができるという意味においては、
   より多くの人が活用すべきであると考える。
     ※改めて補足するが、感染の可能性を承知している人間が、
      検査目的で献血をおこなうことは当然禁止すべきである。

 ◆再発言:
  ・以上をふまえて、「震災支援を目的とした献血と肝炎検査」に関して、
   補足や削除をおこなった上で、下記(点線内)のように再発言する。
   ※455文字。
  ・ツイッター上で、このような発言を誤解なくおこなうことは、
   補足説明のためのページをリンクするなどが必要となるため、
   1発言(1ツイート)では完結することができない。
   そのような特性を充分に理解することなく、
   誤読を生む当初発言をおこなったことを反省し、
   同内容をツイッターで発言することは今後控えることにする。
  ・なお、本記事は高山の執筆するブログに掲載されるとともに、
   ツイッターに本記事へのリンクが自動投稿されることになる。

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 震災復興の後方支援を目的とした献血は素晴らしい取り組みだと思います。献血の前には、日本赤十字社による「献血をご遠慮いただく場合(※外部リンク)」に該当していないかを確認してください。
 また、そのような感染リスクが考えにくいと判断できる人でも、献血に際してはウィルス性肝炎をはじめとする感染症などの検査がおこなわれるので、この機会に結果を知ることをおすすめします。そのためには、献血時に検査結果の受領を希望してください。
 この献血時の検査によって、感染していることを知った場合は、すみやかに医療機関での診察を受けて、病気の状態を正確に把握し、かつ一日でも早く治療を開始されることを強くおすすめします。
 献血された血液は、徹底した感染症スクリーニング(検査)がおこなわれた上で活用されますが、ごくまれに検査の網を抜ける事例が報告されています。検査目的で献血をおこなうと、仮に献血者が何らかのウィルスなどに感染していた場合、不特定多数への感染リスクを広める可能性がゼロとは言えませんので、絶対にお止めください。

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C型慢性肝炎(インターフェロン治療)による入院4日目。

6時ちょうど、起床。頭痛がひどい。
体温は37度。寝ている間は発熱しているらしい。
もうひと眠りする。
7時、起きあがってブログの更新。

体重測定95.4kg。昨日、便通あり。
退院までに93kgくらいまでは減るだろう。
適度な運動がしたい。

◆08時05分/朝食:ご飯(180g)、味噌汁(菜っ葉)、酢の物(きゅうり)、焼き魚(サバ)、なめこおろし、牛乳(180ml)。606kcal、タンパク質22.6g、塩分4.0g。

やっぱり頭が痛くて辛いので、
朝食後もベッドにもぐり込んで眠る。
副作用とかじゃなくて、単なる寝不足という線もある。
入院してからの方が、睡眠時間が短いような気もするし。

9時35分、血圧測定129の68。いつもより低め。
看護師さんに、頭痛、めまい、背・腰・首・胸の筋肉痛を伝える。
さりとて、湿布を貼りますか、と聞かれると、
なんだかそこまでじゃないような気がして遠慮してしまう。
それでも、けっこう痛いのだが。

本を読んでも頭に入らないし、
入院中のポリシーに反するが、今日は休日にする。
予定していた仕事は、まだいくつもあるが仕方あるまい。
ふだんでも頭痛がするときは、仕事さぼり気味だし。

11時ころ、看護師長の見まわり。頭痛とめまい、身体の痛みを伝える。
アマゾンから届いた荷物を渡される。(SONYの小型ラジオと書籍を購入した。)
「高山さん、ベッド移りましょうか?」
おおおおおおお、なんたる福音。
昨日の午後から今朝までベッドは空いていたが、
のぞみ薄とあきらめていたのに。
ありがたい、ありがたい。いっきに気分が晴れる。

人間と荷物が移動するのかと思ったら、
看護師さんが二人来て、ベッドと頭床台を移動させる。
余計な仕事を増やした感じで申し訳ない。
というわけで、念願の窓際ベッドを確保した。
やはり、眺めは良い。
眼下の街並みはなんてことはないのだが、
戸井の汐首岬、陽光輝く津軽海峡、
そして下北半島(大間崎)までくっきりと見渡せる。

しかも、これみてよ。

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◆12時32分/昼食:うどん(1玉?)、天ぷら(かぼちゃ)、サラダ(キャベツとチーズ)、バナナ。420kcal、タンパク質11.7g、塩分4.7g。

うどんである。麺類である。天ぷらである。
サラダにはチーズである。
素晴らしすぎる。
どんぶりに浮かぶ油膜を、遠慮無くすすりこむ。
ヤケドするくらい熱いものが好きなぼくには、
まったくものたりない温度だが、
俺は病人なのだ。これでいいのだ。七味を振りたい。
続けざまに、悪口じゃないけれど、こうるさいことを書いていたので、
がつんと喰らわされられた気分だ。もちろん、うれしい。
結局は食べ尽くすのだけど、
これはどれくらいのカロリーなんだろう、
カロリーオーバーしてるんじゃないかとも思う。
とにかく幸せである。


14時、主治医(さっちん)の回診。
開口一番に「あ、窓際を獲得したんですね」と。
めまい・頭痛・上半身の筋肉痛を伝えるも、
インターフェロンの副作用の可能性は低いという。
やっぱり引きこもっているからかしら。
散歩しても良いですか、と聞くと「もちろん」ということなので、
さっそく出かけることにする。

外出の申請書をもらうために、ナースステーションへ。
不審がられるも、主治医の許可をもらったので、と伝えると
医師に確認してみますとのこと。
ちょう先生が戻ってきて、「えー、散歩って外出ってことー?」
うーん、とうなった後で「ま、いいけどねー」と軽く許可。
いま、かなり適当でしたよね、と指摘しておく。
無理しないでね、と送り出された。

14時半、病院を出る。今回の制限時間は1時間半。
病院を出て最初に感じたのは「香」だった。
うまそうな香りが漂っていやがる。気のせいだろうが、酒の香りまでするようだ。
行啓通のゆるい坂を下りながら感じたのは「色」である。
病室ではテレビを観ていないので、
動く色と言えば、白いナース服と水色のパジャマくらいだ。
街には色とりどりの服を着た人たちが行き交い、
これまた色とりどりの自動車が走り去っていく。
「音」もそうだ。街の喧噪も、今日は心地良く頼もしく感じた。

風は冷たいが陽光は春の暖かみを湛えている。
亀田港町の自宅まで歩いて、自転車で戻ってこようかと思い歩を速める。
しかし、田家町あたりまで歩いてきたら、歩道に雪が残っているので、
今日のところは止めておくことにした。

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◆亀田川の五稜郭橋から。

みちのく銀行でお金をおろし、盲学校から教育大通りへ。
テーオーデパート4階のダイソー(100円ショップ)で洗面器を購入。
隣の書店で、ロードバイク(自転車)のカタログを購入した。
デパートを出て、並びのアルペンへ。
入り口すぐのところに自転車コーナーがある。
残念ながら、ここではお気に入りのメーカーの自転車は扱っていない。
さっきお金を引き出してしまったし、
この真っ赤なウェアが欲しいなぁと手を伸ばしかけるが、
いやいや、やっぱり自宅の近所にあるショップで買うべきだな。
いつも、ずいぶんとサービスしてもらっているし。
長谷川さんが購入したキャノンデール「BADBOY」も展示してあった。
カタログ写真も印象的だったが、
実車も強い存在感のあるシクロバイクだ。

店を出て病院へ向かう。
ベルクラシック前の歩道が、びっくりするような残雪。
たぶん、一日いっぱい日陰なんだろう。
堅く凍ったつるつるの路面は、
お盆過ぎまでそのままじゃなかろうかと思うくらいだ。
客商売だろうに。目の前の歩道の雪割りくらいしたらよかろうと思う。
ご立派な建物の影響で、いまだ雪が残っているのだし。
新郎新婦を祝福に来て、転んで足の骨を折るようなことがありませんように。

第一生命の前で、知り合いに遭遇。
大妻高校の2年生だった。「おう」と声をかけてすれ違う。
学校以外で会うと、ちょっと照れくさいもんだ。

15時50分、病院着。
1階のローソンでゼロコーラを購入していると、
副院長に声をかけられた。「だめだよ、ジュースを飲んじゃ」。
いやいや、これはゼロカロリーなのだ、と訂正を求める。
このブログの話になって、給食の件を聞いてみた。
やはり、五稜郭病院と同じ業者だという。
恐縮なことであるが、記事中でおこなったいくつかの提言は、
管理栄養士さんに伝えられたとのこと。
追々、中央病院は食事療法に秀でた病院になっていくかも知れない。

散歩に出かけて(ついでにベッドも移動して)すっかり気分は晴れたが、
やっぱり上半身の痛み、めまいは良くならない。
こいつが副作用かどうかを見きわめたいところだが。
もし副作用だとしても、だんだんと身体が慣れていくものなのか。
血流が悪いのかとも思い、ベッドの上で軽くストレッチなぞしてみる。

主治医が再訪して、リバビリン(レベトール)の説明書を置いていった。
「高山さん、こういうの好きでしょ」。さすが、わかってらっしゃる。
A4紙で15枚もある。仕事なら「テキストデータでください」ってところだ。
「劇」とか「警告」「禁忌」とか「慎重投与」などの文字が並ぶ。
いくつか、先生がアンダーラインを引いてくれていた。
精神神経系の副作用として「頭痛(86.0%)、めまい(5%以上)」、
神経・筋系には「筋肉痛(60.7%)、背部・腰部痛」とあるから、
インターフェロンではなく、リバビリンの副作用なのかも知れない。

ちょっと神経質になっているのかも知れないが、
ちなみに「神経過敏」も副作用だ。

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◆18時01分/夕食:ご飯(180g)、味噌汁(豆腐)、煮魚(ホッケ)、ナス(たぶん煮たやつ)、和え物(ちくわ)。575kcal、タンパク質27.1g、塩分3.7g。

本当に小料理屋に来たみたいだわ。
亀田港町「やえちゃん」に行きたい。
うずうずする。

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◆これも、退院後を見すえての食事(生活)訓練である。

つー、わけでキリン「オールフリー」を飲んでみる。
糖尿病での入院時よりも、食事・体重への緊張感がゆるい感じがする。
 もちろん、間食とかしていないけど。
 治療にマイナスな行為しない。せっかく俺の大好きなお金から、
 入院費用を泣く泣く捻出しているわけだし。そんな無駄はしない。
病院ローソンで売ってるんだもの。しかも、いまならローソンポイントがプラス20点。
さすがに酒類は販売していない。

味わうってのは、本当に大切なことである。
分量も少なく、アルコールも皆無であるが、
すっかりその気で、きっちりと満足をさせていただいた。

退院後も、できればたまに酒は飲みたいと思っているが、
インターフェロンの治療結果が出る48週間は、
基本的にこの食事法(擬似飲酒法)を極めていかなくちゃいけない。
たぶん、大丈夫だろうとは思っているが。
そのために、C型肝炎の治療を公表したのだし。

21時半就寝。
3時ころ起きて、携帯電話でツイッターのやりとり。
C型慢性肝炎(インターフェロン治療)による入院3日目。

5時55分、起床。悪くない目覚め。
体温は37度ちょうど。
昨夜ざっくり書いておいた入院2日目の日記を
書き足しつつまとめていく。

体重測定96.5kg。
入院前の「最後の暴食」が、まだ出てこない感じ。
便秘が続いている。
運動なしの23単位(1840kcal)だと、ほとんど痩せないんだよな。

血圧測定161の82。高め。
めまい、寒気、鼻の奥がつんとした感じ。

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◆08時01分/朝食:ご飯(180g)、味噌汁(たまねぎ)、もやし炒め(卵入り)、煮びたし(麩かな?)、牛乳(180ml)。597kcal、タンパク質18.4g、塩分2.6g。

こんなにしょっぱい味付けだったかなぁ。
もうちっと、だしを生かす系で勝負すりゃいいのに。
たしか、五稜郭病院と同じ給食業者なんだよね。
昨年、五稜郭病院に腎生検で二泊三日入院したときは、
あちらの食事に感心したもんだ。
なんだろ。一食の料金とか違うのかしら。
そう言えば、五病は病室でのパソコン使用がオッケーだったなぁ。
持ち込み料として、1日あたり32円かかるけど。

同室のお爺さんが、看護師さんに不調を訴えている。
「いや、こわいじゃ。」
これはわかる。函館あたりの言葉で、倦怠感がある、という意味だ。
「腹がにやにやする。」
こいつは、聞いたことあるけど、意味はよくわからない。
自分で使ったこともない。
雰囲気はわかるけど。吐き気がする、くらいの感覚だろうか。
今回はあんまり患者交流していないけど、
こういう言葉(仰々しく言うと文化の違い)と出会うのは楽しい。

そういや、一昨年の入院時に向かい合わせになって、
病気が治ったらラーメンをおごってくれる、と言っていたおじさんは、
正月あけ、黒枠広告に載ってしまった。
何度がご自宅に電話したが、ついに再会できなかったな。

10時、仕事道具一式を持って、病棟の真ん中にあるディルームに出勤。
テーブルをひとつ占領して出張デスクにする。
病室より落ち着かないが、まぁ、明るいからいいか。

ほどなく、主治医(さっちん)の回診。
本当に、まったくもって関係のないことだが、
ぼくがイスに座っていても、先生との目線はちょうどくらいだ。
そういう系のキャラが好きな人にはたまらないだろう。

閑話休題。
事前にまとめておいた質問をする。
 (1)ペグインターフェロンとリバビリンによる副作用の波について。
 (2)C型肝炎ウィルスの遺伝子検査(HCV-RNA)の数値。
 (3)インターフェロン感受性領域(遺伝子変異数)の検査について。
 (4)コアたんぱく70番目の検査について。
 (5)ぼくの「肝炎」の状態と要因の再確認。

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◆俺の肝臓。CT(造影剤あり)画像。2011年1月18日現在。
 主治医曰わく「本来、肝臓はもっと角がとがって写るのですが、
        高山さんのは丸みを帯びています。つまり、脂肪肝ですね。」
 外側の厚みがあって黒く写っている部分は皮下脂肪である。上が背中側。

(1)については、副作用の主因はペグインターフェロンで、
週一回の投与直後がいちばん影響が強く、ゆり戻しの可能性はあまりない。
毎日朝夕に内服しているリバビリンの影響は低い。

(2)は、検査数値をプリントアウトしてもらった。
後日改めて日記に書くが、きっちり難治性かつウィルス大盛を示していた。

(3)(4)は保険対象外ということで、検査していないとのこと。
これも詳細は後日に書く。

(5)については、ウィルス・酒・肥満の三要因であると。
やはり詳しくは後日に譲るが、
C型肝炎については、ウィルス感染だけが原因である。
肝炎(肝機能の障害)は、ウィルスと酒と肥満のそれぞれが、
複合的かつ個別的に影響を及ぼしている。
たしかに、まじめに糖尿病治療を取り組んでいた時期、
つまり酒量を減らし肥満を解消していった期間は、
肝機能の数値が改善した。その一方で、完全に正常値になることはなかった。
酒をやめても、やせ細っても、
C型肝炎が完治することはないのだ。
逆に言うと、ウィルスを排除できれば、
まぁ、大酒飲んでも激太りしても、とりあえずウィルス性肝炎は完治する。
でも、アルコール性肝炎・非アルコール性肝炎(nash/肥満要因)は治癒しない。
そういう関係性にある。

そんなことを話していた後で、11時45分に地震あり。
ひどいめまいかと思った。
けっこう大きく長く揺れていた。30秒くらいか。
函館は地震が少ないし、
ここは6階なので、ちょっと怖かったな。

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◆12時32分/昼食:ご飯(180g)、豚肉生姜焼き、大根の煮物、カボチャのポタージュ(?)、りんご。590kcal、タンパク質11.1g、塩分3.2g。

病棟に掲出されたメニューには
「米飯・中華スープ・かに玉・春雨サラダ・杏仁フルーツ」とあるから、
ぜんぜん内容が違う。
ただ、よく見ると前後二日くらいのメニューが、
振り替えで出ている感じがする。そういう法則なのか。
いずれにしろ、カロリー量(料理全体と皿単体)がきっちりわからないので、
やっぱり個別の「メニュー」をつくるべきだと思う。
それが、病院のサービスであり、病院の思いやりだろう。
手間だろうけど。それで患者は納得するし、治療への積極性を持てるのだから。

今日は男性が入浴できる日。
14時10分、おそらく一番風呂に入る。
浴槽のお湯はぬるめ。
自宅の浴槽の3つ分くらいの広さなので、
大きなぼくでも全身を伸ばして湯につかることができた。
浴室には昼間の陽光がまぶしく射し込む。
前回の入院は夏場だったので、この隔日入浴はきびしく感じた。
糖尿病患者の特権(?)である「フットケア」入浴を使って、
毎夕シャワーを浴びていたのは秘密である。
  重度の糖尿病患者は、末梢神経がおかされて
  小さなケガをしても気が付かない場合がままある。
  そのまま化膿して、最悪の場合には脚を切断となるのだ。
  それを防ぐために、足先を毎日洗うことを指導される。

15時、また窓際のベッドが空いた。胸がどきどきする。
ちょうど脈をとりにきた看護師さんに、
「あちらのベッドは、明るくて気持ち良さそうですね」と、
ごくごく遠慮がちにつぶやいてみる。
(実際、窓際は追加料金を取って良いくらい明るく、真ん中のベッドは暗い。)
困り顔で苦笑されつつ、看護師長さんに相談してみますね、と言われた。
ま、やっぱり、無理なんだろう。

道新小樽支局の倉さんから電話。
ブログを読んだらしい。
数年前、道新のホームページでブログの連載の仕事を
紹介してくれたのが倉さんだ。
あんまり書かずに、ずいぶん迷惑をかけちゃったけど。
あのとき病気に気が付いていたら、
もっと多くの人に読んでもらえる記事になったのにね。
退院したら、小樽でビールをおごってもらう約束をする。

熱も下がり、腰痛もなくなったが、
めまいと背中の痛み(張り)が悪化していく感じ。
めまいについては、メニエールを発症したときに苦しんだので、
本当に嫌な症状だ。

ちょっと用足しに一瞬だけ外へ出る。
寒い。
たまたま、裏手の駐車場の前を通ったら、
札幌ナンバーの普通乗用車が、バックでぶつけて金網を曲げていた。
スーツのふたり組だから、きっと製薬会社のプロパーなんだろう。

ついでに、病院向かいのインド料理店「アンビカ」に顔を出す。
開店前のお店に、マスクして坊主頭でずかずか入っていったので、
オーナーの渡部さんは、たぶん強盗だと思ったはずだ。
退院したら、自慢のタンドリーチキンを食べに行こう。

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◆18時04分/夕食:ご飯(180g)、味噌汁(ワカメ)、おかか煮(人参・ササゲ)、卵豆腐、焼き魚(たらの味噌漬け?)、大根おろし、パイナップル。551kcal、タンパク質27.9g、塩分3.8g。

お、だし巻き玉子があるじゃん。しかも、大根おろしまで。
こいつは居酒屋メニューだ。
思わず、病院1階のローソンで購入したキリン「オールフリー」を
(しかも新商品の500ml缶を販売していた)プシっと開けそうになった。
が、よくみたらパイナップルでやんの。
いや、たいへん甘くて美味しかったけどね。

食後、またディルームに移動して、
パソコンに向かってお仕事。日記ブログも書き継ぐ。
やっぱり、めまいがするので、今日は短めにこれくらい。

HTB「水曜どうでしょう」、復活第二夜なんだよなー。
携帯ワンセグで、こっそり観たいところだけど。
静かな病室で笑っちまいそうだし。

4時45分ころ起床。
どうしようか迷ったが、そのまま起きてしまう。
ちょっと寒い。
ブログの続きを書く。6時半に書き終える。

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◆効率的な除雪風景。ラインに沿って雪かきしている。

前回の入院では、窓から本町の飲食店街が見えて、
ちくしょうと思ったものだが、
今回は裏手(杉並町方面)に面しているので、いたって心おだやかである。
この病院の醍醐味を味わえなくて、ちょいと寂しい気もするが。

体重測定97.2kg。
昨日から便秘である。トイレが変わると、いつもそうだ。
旅から帰ると、びっくりするくらい出る。
とは言え、三日も詰まると物理的に押し出されてくるような
快便体質ではあるのだが。

血圧測定132の76。俺にしては上々。
今日は初日ということで、
なるべくベッドの上でおとなしくしているつもりだ。

◆08時02分/朝食:ご飯(180g)、納豆(ねぎ少量)、すまし汁(たまご)、ササゲの煮物、牛乳(180ml)。594kcal、タンパク質21.8g、塩分4.5g

正直、納豆くさい。
ベッドはカーテンで仕切られているのだが、
納豆臭(好きなんだけどね)がこもってしまった。
ねぎってのは偉いね。ほんのちょっとで、ずいぶんな存在感だ。


今日から治療が始まる。
主治医にも言われたように、副作用はおもに発熱だが、
それがどれくらいの期間と程度でおこるのかは、
投与してみないとわからない。

8時45分、
はじめてのリバビリン(レベトール)服用。
なんとなく飲むのがこわくて、食後30分ほど逡巡してしまった。
飲んでしまえば、とりあえずはナンテコトなし。

最新のC型肝炎の治療では、
インターフェロン・ペグインターフェロン・リバビリンという薬が使用される。
ウィルス量が少ないと、
インターフェロンやペグインターフェロンの単独投与となる。
しかし、ぼくは遺伝子型が1b(難治性)と分類され、
さらにウィルス量も多いので(これは日本人のC型肝炎患者の70%だそうだ)、
ペグインターフェロンとリバビリンの併用投与となった。
期間は最長の48週間である。

ペグインターフェロンは注射によって投与されるので、
退院後も毎週1回病院へ通い、
そのつど採血して身体の状態を確認しながら続けていく。

ペグインターフェロンは、インターフェロンの改良版。
かんたんに言うと、インターフェロンにくらべて、
より長く体内に止まる(つまり長く効く)ように改善し、
そのことで副作用と手間を抑えることができる薬だ。

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◆これっぽっち。50ccだったかな。皮下注射で、ちょいチク。
 ちゃんと撮影許可を得ています。前回は勝手に撮って嫌がられたので。

リバビリン(レベドールは商品名)は、
朝食後2錠・夕食後3錠を経口で投与する内服薬だ。
抗ウィルス薬として、ペグインターフェロンの効果を高めるのが役割。
これ単体ではウィルス排除の効果はない。
副作用としては溶血性貧血(赤血球が壊れる)があり、
治療中に貧血が進行した場合は、リバビリンの投与は中止される。
そして、もうひとつの副作用。
これは、薬袋に入っていた
「服用に際する避妊のお願い!」という説明書から引用しよう。

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抜粋すると下記の通り。

「妊婦または妊娠している可能性のある婦人は、このお薬を服用できません。」
「患者さんは、服用中と服用後6カ月間は避妊してください。また、毎月1回妊娠検査を受けてください。」
「パートナーが妊婦の男性患者さんは、コンドームを使ってください。」
「妊娠が判明した場合は、すぐに主治医にご相談ください。」

影響としては、
「動物実験では強い催奇形性(胎児になんらかの異常が現れる)があることがわかっています。人間でも胎児に影響を与える可能性が考えられる」(榎本信幸著『C型肝炎 正しい治療がわかる本』法研、88pより)
と関連書籍などで説明されている。
事前にあった主治医からの説明も同様である。

妻にはすまないと思っている。


11時50分、いつもと違うトーンで名前を呼ばれて、
もしや、とふり向くと、やっぱり鋭そうな看護師さんが立っていた。
とくに自己紹介はなかったが、おそらく病棟の看護師長だろう。
パソコンをぎっとにらまれて、「それはネットに接続しているんですか?」。
そうです。おもに仕事で...と言いかけるものの、
「病室でのパソコン使用はお控えください。
 デイルーム(病棟の真ん中にある談話スペース)で使えますので。」
と、ぴしゃり。それが、この病院のルールであるから、
そりゃそうだ、と謝罪。おどけてみせるも、笑いはとれず。

「パソコンを使う音(キーボードの打鍵音)が、
 まわりの患者様のご迷惑になりますので。」
Macのノートパソコンは、そんな下品な音はしないと、
言いたかったけど、それはやめておいた。
 がやがやと見舞客が来て、しゃべっている方が騒音レベルは高いと思うが。
 でも、みんなの会話を聞いているのは、たいへん興味深くておもしろい。
 まぁ、音として別ものということか。

「注射と熱はどうですか?」と聞かれて、
「注射は9時43分に、熱は11時22分で34.98℃です。」と答えると、
ようやく少し笑ってもらえた。

今回は院長・副院長カードの効果が低いようである。

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◆12時33分/昼食:ご飯(180g)、ホウレン草おひたし、筑前煮(鶏肉)、酢の物(キュウリとワカメ)、ちくわ炒め(カレー味)。556kcal、タンパク質24.1g、塩分3.9g

この筑前煮がすごい。鶏肉が4切れも入っている。
昨日の鶏肉パン粉焼きもふくめて、
ずいぶんと歓迎メニューじゃないか。
やっぱり、ご飯(お米)の量が多いような気がするなぁ。
ふだんは100g〜150g(2単位160kcal〜3単位240kcal)にして、
野菜とおかずの増量作戦なので。

ただ、お米は腹持ちがいいね。
決まった時間に食事をするから、いつも感じている空腹感・飢餓感を
まったく感じないでいる。
だから、どか食いもしない。できない。
まさに、食事療法って感じだ。
これを日常生活で続けると、結果として食費効率があがって、
家計を助けることになるんじゃないだろうか。
みんな、お米を食べよう。地元のお米「函館育ち ふっくりんこ」を。
以上、田んぼ記者からのお願いでした。


廊下に掲示してあるメニューと、
俺が実際に食べている食事は1〜2品ほど違うようだ

今日の朝食だと「生姜和え」「昆布佃煮」のかわりに、
「すまし汁」と「ササゲの煮物」が出ている。これは塩分抑制か。
昼食は「金時豆」のかわりに「ちくわ炒め」と「酢の物」となっている。
こちらはカロリーの抑制か。
いずれにしろ、個別のメニュー表があると、もっと合格点だな。
成分表に「脂質」もあると良いのに。
外館さん、よろしくご検討を。


16時、となりの空きベッドまわりが騒がしくなって、
どうやら入院患者が入るらしい。
ひじょうにがっかり。
期待しなければ良かった。
ストレスは薬の効果をいちじるしく低減させるということなので、
なるべく早く淡い期待は忘れることにしよう。

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やっぱり嬉しいし、励みになる。

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◆18時11分/夕食:ご飯(180g)、カレーライス(豚肉・たまねぎ・人参・じゃがいも)、コンソメスープ(白菜・コーン)、サラダ(たまねぎ・糸こんにゃく?)、バナナ。700kcal、タンパク質16.5g、塩分2.6g

カレーが出た。びっくり。
カレーは飲み物である、という至言があるが、
飲んでしまうのはもったいないので、ゆっくりと味わう。
ぜんぜん辛くないけど、それなりにスパイシー。
ハバネロ唐辛子(辛さ3倍)とガラムマサラを忍ばせてくれば良かった。
刺激物は基本禁止。
コンソメスープは、まぁ、ひどかったですな。
シチューにしたら、さぞうまかろう。


ぼくの意中の窓際ベッドをゲットした患者は、
どうやら、ぼくの母親と同じ年齢らしい。
突然の入院だったようだし、
ま、遠回しの親孝行だと思って、窓際ベッドを譲ってやることにする。


ここで体温の推移を見てみよう。

 07時05分  35.2℃
   ペグインターフェロンとリバビリンを投与。
 10時12分  35.3℃
 11時22分  34.9℃
 12時07分  34.8℃
 13時07分  34.9℃
 14時17分  35.8℃
 15時31分  36.1℃
 16時48分  36.3℃
 17時36分  36.6℃
   腰の筋肉が痛み出してきた。
   あ、風邪かも。というときの身体がふわふわした感じ。
 18時06分  36.9℃
 19時00分  37.7℃
 19時15分  37.8℃
   倦怠感が目立つ。ほほが熱い。
   ふだんでも、今日は早めに寝ようか、という感覚か。
 19時30分  37.8℃
 20時01分  37.9℃
   ベッドに入って、ツイッターでみんなとやりとり。
   一気にツイート数が増えて、いつのまにか集中していたらしい。
   汗をかく。
 21時15分  37.49℃
   熱下がる。ツイート効果か。

ここでナースステーションに行き、
どのタイミングで解熱剤を使うか質問。
にこっと笑われて、「38℃です。」との返事。
惜しい。

どのくらいで収まるのかなぁ。

就寝前に奥尻島にいる妻へ電話。
あいつは小学生のお母さんたちに、
ダンスを教えていたらしい。

やっぱり体調が優れないので早めに就寝。

いきなり叩きつけられた挑戦状を読みながら、
泣き笑いしつつ眠る。
本当にありがたいことだ。
C型慢性肝炎(インターフェロン治療)による入院1日目。

土日をかけて部屋の掃除をしつつ、入院のための荷づくり。
けっきょく、いくつかの仕事は病室へ持ち込むことになった。
大荷物だ。こんなの持ったら、背中が折れるかもしれない。

7時半、妻からの電話で起床。
3日の卒業式に、生徒たちからいただいた花束は、
吊り下げてドライフラワーに。
緒川ラッシー(亀)は、まだ半分冬眠しているので、
妻と相談して部屋で留守番させることにした。
今朝も、がたがたと騒がしいが、エサは食べない。

10時すこし前に、函館中央病院の入院受付へ。
病棟から迎えに来たスタッフが、
登山家のようなリュックと両手一杯の荷物を見て、
「お持ちしましょうか」と驚いている。
ご親切はありがたいが、
(おそらく)年上の女性に重い荷物を持たせるわけにはいかない。
書籍やパソコンやらで、かなり重いのだ。

病室は6人部屋。真ん中のベッドに案内される。
前回(2009年7月の糖尿病教育入院)も6人部屋だったが、
窓際を占領できたので、今回はすこし窮屈に感じる。
そう言えば、案内表示板に「無菌病棟」と書いてあった。
なんか違うのかな。

大量の荷物を、ベッドの下にある物入れや
床頭台(棚と引出とテレビと冷蔵庫とロッカーが一体化したもの)にしまう。
例によって、ものかき工房支局のできあがりである。
前回は少しずつ事務所から運んできたが、
そのときの経験がきっちり役立つ。まぁ、役立っても仕方ない部類だが。

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◆入院前に集めておいた関連書籍。近年出版されたもので、一般で入手可能なものはだいたい揃っているはず(患者の書いた闘病記は除く)。一冊ずつ日記で紹介していくつもりだ。

看護師さんが来て問診。
「ちょっとだけ、いろいろお聞きします。」と言われた。
どっちなんだよ。
体重97.6kg(増えたナー)、身長178.5cm(なぜか1cmくらい伸びてる)。
今後、公称身長を179cmにしよう。
血圧は140の90。

廊下側の隣のベッドが空いていたので、
看護師さんに、そっちには移動できないんですかね、と聞いてみると、
午後から入院予定のお爺さんがいるとのこと。
「高山さんは若いから真ん中に」。
なんとなく納得。病気の時は従順なのだ。
でも、窓側が空いたら、移動できるように図ってもらえるとのこと。
ありがたい。やっぱり、外の風景は気晴らしになるんだよね。

看護師さんには「面会謝絶」もお願いした。
明日からはインターフェロンの投与で、
とりあえず確実な副作用として高熱に悩まされることになる。
糖尿病での入院時は、続々と来るお見舞い客が適度なヒマつぶしになったが、
今回はベッドに寝ころんでいる可能性が高いので、
あんまりそういう姿を晒したくない。というわけで、面会謝絶。
正面受付でぼくの病室を聞いても「面会謝絶です」と言われるはずだ。
退院までに、自分で試してみようと思う。

前回は病衣(病院から借りる寝間着)を着ることに抵抗したが、
このたびはすんなり着用。病室が暑いもんで。
それでも、検査のために病棟から外来スペースを
通り抜けていくのには抵抗があるので、ジーンズとTシャツに着替える。
レントゲン室から戻ってきたら昼めしどきに。

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◆12時32分/昼食:ご飯(180g)、鶏肉のパン粉焼き、ハムとアスパラとビーフンのなんか、サラダ(キャベツとコーン)、オレンジ(半分)。636kcal、タンパク質24.2g、塩分2.0g

午後になって、同室のご近所さんたちに家族やお見舞い客が来る。
聞くとはなしに、病気話や世間話を聴きながら、とりあえず仕事をする。
胃ガンと胆石について、すこし詳しくなる。

同室者と一緒に心電図を計測に行く。
「ぼくは肉厚だからですかね。病室が暑くて。」
と話しかけたら、「ま、若いからだろ」と言われた。
それをきっかえに、入院患者的ルールとして、
きっちり病気話を聞かせていただく。
20年近く2型糖尿病でインシュリンを投与しているらしい。
今回は別の病気での手術のために入院したとのこと。
「早めに風呂に入ってしまいなよ」と、病室先輩からのアドバイス。

家から持ち込めなかったものを、
病院1階にあるローソンで購入。箱ティッシュとゴミ箱と烏龍茶。
つくづく便利な病院である。
銀行ATM(みちのく銀・北洋銀)はあるし、
ドトールコーヒーはあるし、
ローソンでは焼きたてパンまで購入できる。
なんなら、すっと丸井さんまで出かけて、
帰りがけに一杯やることも不可能ではない。しないけど。

16時前、主治医が顔を出す。
病衣を来ていなかったので「ふつうの格好してますね」と言われた。
明日からのインターフェロンとリバビリンによる治療の説明。
何度も聞いたし、書籍でもたっぷり予習済みではあるが。
「副作用は様々ですが、多くの場合は熱が上がります。
 これは薬で下げるしかありませんので。
 どれくらい続くかは個人差です。」
主治医とは、2009年6月からのお付き合いだ。
このぼくの糖尿病(ヘモグロビンA1c 12.8%)を、
ここまで回復(ヘモグロビンA1c 5.5%)させた名医である。
今月末で退職というのが、つくづく残念だ。
C型肝炎の治療についても、
主治医のもとでなら大丈夫だろうと判断した部分もあった。
患者への情報提供を面倒がらず、
ぼくが職業的クセでしつこく質問しても、きっちり回答を提示してくれた。
ざくっと叱るし、ほろっと褒めるし、ツンデレっぽいところも好印象だった。
次の主治医とも、同じような関係を築くことができれば幸せだ。

まやまやしているうちに晩ご飯。

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◆18時05分/夕食:ご飯(180gより多いか?)、味噌汁(たまねぎ)、焼き魚(ホッケ)、煮物(絹ごし豆腐)、からし菜の和え物、キウイ。569kcal、たんぱく質21.3g、塩分3.1g。

田んぼ記者である俺の発言としてはぎりぎりだが、
一日でこんなにご飯(お米)を食べるのは久しぶり。
ここしばらくは、おかずばっかり食べてしまう傾向にあったので。
もしくはラーメンばかり。たぶん、いや絶対に塩分過多だったはず。
これで一日23単位(1840kcal)なんだよな。
少なくは感じない。以前の入院時よりも、料理がおいしくなった気がする。
気のせいかも知れないけど。

ナースステーション前の壁に、
摂取カロリーや成分が記載された献立表(1週間分)が張り出されていた。
これは大進歩だ。たしか、2年前にはなかったはず。
昨年、函館五稜郭病院に検査入院した際、
食事トレーに、メニューと栄養成分が書かれた札が添えられていて、
これは素晴らしいと思っていたからだ。
食事も重要な治療のひとつであるから、
退院後の参考になるこのような取り組み(情報提供)は大切である。
ついでに、病院のサイトなんかで、公開・蓄積していけば良いのに。

つつがない夕食後、「デザインルーム・オバタ」の和也さんから電話。
正面1階のロビーで待ち合わせて、
進行中の仕事(日本海フットパス)の打ち合わせ。
明日から数日は、こういうわけにはいかないだろう。
道新のみなさんが、退院打ち上げをご用意しているということなので、
がぜん楽しみになった。

病室に戻り、ブログに掲載する文章を書く。
思いのほか長文になってしまった。
この記事をもって、いちおう病気について公開となる。
治療の開始宣言でもある。

引き続き、入院初日の日記を書く。
書き始めたところで消灯となったが、じわっとこっそり書き続ける。
が、23時ころあきらめて就寝。

あっ、ツイッターを通じて、いくつか励ましをいただきました。
ありがとうございます。それなり真面目に治療していきます。
そうだ。これはもう、しめしめだ。
そう思うことにしよう。
自分がC型肝炎ウィルスに感染していることを知ったとき、
少なからぬショックを受けると同時に、ぼくはそんなことを考えていた。

というわけで、今日からC型肝炎の治療を始めます。
現状、ぼくはC型肝炎ウィルスのキャリアから一歩進んでいて、
病名として「C型慢性肝炎」と診断されています。
おもな症状は肝機能異常。
ずーっと肝臓の数値が悪かったのは、大酒だけのせいじゃなかったわけ。
 いま、多くの人が「おまえは酒だろ。ほとんど。」とつぶやいた気もするが、
 さっぱり聞こえなかったことにする。

C型肝炎ウィルスに感染すると、最終的には肝臓ガンを発症する。
こいつは避けることができない。
ウィルスを排除できれば、その可能性は大幅に減少する。
そのための治療として、インターフェロンの投与がおこなわれている。

治療を始めるかどうか。
こんなぼくでも、珍しく半年ほど悩んだ。というか、迷った。
そのへんのことをふくめて、
詳しくはこの日記で追々書いていくつもりだが、
その要因のひとつとしてインターフェロン治療の副作用がある。

風邪やインフルエンザと同じである。
インターフェロンがウィルスをやっつける副作用(症状)として、
まずは高熱が出る。頭痛や関節痛も多く見られる。
これは治療初期に目立つが、身体が慣れていくとおさまっていく。
そのために、インターフェロン治療を始める場合は、
最初の2週間ほど入院して様子を見るのが基本となっている。

ぼくの場合、ウィルスの遺伝子を検査した結果、
難治性のC型肝炎であることが判明したので、治療は50週間続く。
インターフェロンの投与を重ねるうちに、頭髪の脱毛もおこる。
ま、これはぼくには関係ないけどね。

ごくまれであるが、肺炎・脳出血・脳梗塞がおこる可能性もある。
そして、ぼくがなによりも恐れているのは、鬱(うつ)症状の発症だ。
ふだん無神経で厚顔無恥な暮らしをしているだけに、
ぼくに鬱への耐性が備わっているか、たいへん不安だ。
治療を始める決断はしたが、この不安は解消されていない。
酒でも飲んで憂さを晴らせばよいのだろうか。
しかし、病気治療において、気分の浮き沈みはよくあることでもある。
糖尿病の治療でも、それは経験している。
ぼくは「書く」ことで、
こころのバランスを取れるのではないかと思ってはいる。

治療を迷った理由は、もうひとつある。
それは、まさに「C型肝炎」であるからだ。
これは(日常生活において、その可能性は低いが)感染する病気である。
お恥ずかしいことだが、ぼく自身がそうであったように、
この病気へのイメージは良くない。悪い。
きっと、そういう「目」のなかで、苦しんできた患者が大勢いるだろう。
治療するからには、ぼくは糖尿病のときと同じように、
なんらかの形で記録し公開するつもりだった。
転んでも、ただで起きるのはイヤだし。
でも、公言する覚悟みたいなものを、じくじくと迷っていたのだ。

とは言え、
この病気と「闘う」なんてつもりは毛頭無い。ついでに、毛根もないけど。
現代に生まれたことに感謝しながら、
最先端の医学の助けを借りて、この病気と向き合っていきたいと思っている。

もちろん、医師と投薬に任せっきりにするつもりもない。
それで完治できるほど、お気軽なものではないことも知っている。
患者としてのぼくに課せられた役割は、
体力を維持して増強すること、
そして食生活(というより、おもに酒生活)の改善だ。
あとは飽きずにあきらめずに続けること。

そこで、しめしめである。
ものかき(職業ライター)としては、
この病気と治療の様子について書き残すことが使命だと(勝手に)感じている。
治療の結果・結末とは別に、
自分自身がどんな文章を書きつづるのか楽しみでもあるのだ。

糖尿病の治療でも強く思ったことだが、
治せる病気を「こわい」とか「めんどう」とか「いそがしい」とか、
そんな理由で先送りしてしまうのは、もったいないことだ。
いま30代後半から上の人間は、かつて日常生活において
C型肝炎ウィルスに感染する可能性があったことを否定できない。
(このへんの事情も、後日の日記でふれていく予定だ。)
まずは、かるく血を抜くだけ。保健所での検査は無料である。
自覚症状や肝臓数値の変化がなくても、
あらためて肝炎ウィルスの抗体検査を受けることを強くおすすめする。


病気の詳細については、ごく一部の人にだけお伝えしていました。
多くの人にお知らせできなかったことを、この場でお詫び申し上げます。
また、この病気についてご理解と応援をいただいた関係者に深く感謝します。
 ・函館大妻高等学校の池田延己校長先生。
 ・函館市女性センターの原田恵理子館長。
 ・青函フェリー、共栄運輸株式会社の北村隆社長。
 ・デザインルーム オバタの小畠和也さん。
 ・「代わりはいませんから」と番組休止をこころよく許していただいた
  NCV(ニューメディア函館)のみなさま。
本当にありがとうございます。

あともうひとつ。
妻・郁子が感染していなかったことは、
ぼくにとってなにより幸せなことであった。

どんな因果か、ぼくの身体にたどり着いたウィルス。
C型肝炎とは、どんな病気なのか。
なぜ、ぼくは感染したのか。
そのことを、このブログでゆっくりと検証していくつもりだ。
そういうわけで、「問う病日記」という副題をあらためてつけた。
わかりにくいか。まぁ、勘弁してよ。
では、またあとで。


2011年3月7日
これからもうまい酒を呑むために、
函館中央病院の病室にて。
高山 潤
7月28日(水)

12時半、原稿のテキストをメール送信。
10日ばかり続いた各種原稿を、デッドラインをふらふらと越えながらも、
ようやく書き終えることができた。
職業ライターとしては、これ以上に雑多に、これ以上に大量に書くのが本分なのだが、
1年たって治療意識が低下している糖尿病患者にとっては、
このクソ忙しさは体のバランスを壊すのに最適すぎた。

起きて、書いて、書いて、逃げて、食べて、読んで、寝て、書いて、食べて、書いて、逃げて、書いて、食べて、寝て、書いて、書いて、食べて、寝過ごして、悲鳴をあげて、書いて、書いて、書いて、書いた。
そんな10日間の結果がこいつだ。

体重94.2kg。

向田邦子は400字詰め原稿10枚で、きっかり1kgの体重が減ったそうだ。
そんな単位で原稿を書いたことはないので、
あえて原稿用紙で換算すれば80枚くらい書いたけど、
僕の場合、ずいぶんと体重が増えてしまった。
そういえば、頭がふらふらする感覚がある。懐かしい。血圧が高い。
そういえば、食事後の空腹感とか、なすすべのない過食とか。
どれもこれも久しぶりの感覚だ。

糖尿病で入院してから1年。
そろそろ恐れていたこと、かつ、予想していたことが起こってしまったようだ。

13時半、函館中央病院の内科へ。
昨年6月15日の初診から369日目。14回目の診察。
一昨夜からの「ほぼ徹夜」で、かつ20時間ほど食事を摂っていない状態。
  食べると多幸感に包まれて、原稿の締め切り直前でも寝ころんでしまうので
  本当にやばい状態のときは、書き終わるまで食事を抜いた方が効率がよいのだ。

診察の詳細は別項に改めて書くが、
糖尿病に直接関わる数値に目立った悪化はなかった。
ただし、食生活の悪さを示す数値はダメ。
心あたりがある。

主治医には「1年たちましたし、そろそろここで、もういちど入院してみますか」
という慈悲深いお言葉をいただく。

しょんぼりとした気持ちで病院から帰り、
部屋の整理整頓大掃除。

20時、奥尻島から妻が帰ってくる。
今回はフェリーに車を積んできた。
さっきまで、悲壮感を漂わせていたのに、
妻の帰函で浮き足立つ俺。

そのまま、亀田港町「家庭の味 やえちゃん」へ。
こっそり、すっかり、ちょくちょく通うようになってしまった。

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◆お通し。マグロの角煮、かな。1単位80kcal。

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◆あげナス。2切れ食べて1.5単位120kcal。

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◆イワナ。2匹食べて2単位160kcal。

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◆山菜ミズのおひたし。

ビール、中ジョッキ7杯。
1杯2単位160kcalで、14単位1120kcal。

「やえちゃん」の道路を挟んでちょうど向かい側にある
理髪店「髪遊(かみゆう)」のマダム(呼称がわからないので)に、
「あなたの番組(NCV「函館酒場寄港」)、見てるわー。うれしー」と言われて、
ビールを2杯もごちそうになる。申し訳なし。でも、ありがたし。
取材先からの便宜供与は断るようにしているが、
こういう「ノリ」のときは、ありがたくちょうだいすることにしている。
一緒に来ていた息子さんは、
番組のお店選びに興味があったようだ。
で、ひとつ若松町のおもしろそうな店を紹介してもらう。
ちかいうちに偵察するつもり。
明るく気さくな親子だった。また、会うことを約束して見送る。

22時ころ帰宅。

この日のカロリー、20単位1600kcalくらい。
今朝のことだって記憶が薄れがちなのに、
1週間以上も前のことなど、おぼろげどころか、記憶の欠片もない。
食事療法の記録として。

5月10日(土)

体重90.1kg。

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◆朝昼兼用。たぶんラーメンにもやしと塩辛を入れている。6単位480kcal。

函館大学で、渡辺保史さんの講義をニセ学生。
お隣の星野さんがゲスト講師だった。

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◆僕はおもしろかった。

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◆また、ハセストで購入してしまった。16単位1280kcalってことで。

総摂取カロリー:22単位1760kcal


5月11日(火)

体重測定89.8kg。

上藤城で車検を終えた車を引き取る。
高速走行での震えが増えた気がする。

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◆朝兼昼飯。ニラとモヤシのラーメン。5単位400kcal。

知内のニラが安いので、どさどさ購入している。

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◆晩ご飯。おにぎり2.2単位176kcal、塩辛0.5単位40kcal、もずく(酢)・めかぶ(黒酢)・めかぶ(酢)合計0.5単位40kcal、白菜と長ネギのベーコン炒め3単位240kcal。計6.2単位496kcal。

総摂取カロリー:11.2単位896kcal


5月12日(水)

体重測定89.2kg。

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◆朝食。カロリーメイト1袋(2本)2.5単位200kcal。

この日は4月18日に開催した「函館すし祭」の打ち上げ。
自宅からJR五稜郭駅まで歩いて、タクシーを拾って移動。

まずは、本町「函館開陽亭」にて。18時から。
こちらには初めてお邪魔した。

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◆毛蟹。残念ながら、かゆくなるので食べられず。ミソだけでも舐めてくれば良かった。

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◆本家に親戚が集まって飲んでるみたいな雰囲気の部屋だった。めっぽう落ち着く。

ちなみに、使用しているお米は「ななつぼし」でした。

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◆2次会は梁川町「レトロバー アンティコ」で。全員参加。

ホクレン・相川さんのお気に入り。

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◆珍しく歌う。たぶん、小沢健二「ラブリー」を飛び跳ねながら歌っているところ。

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◆三次会。梁川町「カウンターパブ LARK」。超久しぶり。みんな大好きロイヤルクラウンコーラ。

こちらは、JA新はこだて・新谷さんのお気に入り。

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◆「ルパン三世 カリオストロの城」で、伯爵がこういう食べ方するんだよね。

たしか午前1時半くらいまで。
新谷さん・田山さんと別れた後、ふらふらと梁川町「かがや」へ向かう。

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◆アイヌネギ醤油漬け。今年は何キロぐらい食べたのか。

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◆山菜の天ぷら。なんだろ。タラの芽か。

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◆典型的な酔っぱらいの症状。午前3時のメンチカツ。でかい。うまい。

電気カーペットが暖かくて心地よくて。
最後はカウンターでうつらうつら。
午前4時すぎ帰宅。

総摂取カロリー:わからないけど、えいやっで30単位2400kcalにする。


5月13日(木)

体重測定90.1kg。
当然、二日酔い。

この日は絶食のつもりだったのだが、
夜になると回復したので買い物へ。
キャベツを買うつもりが、まだ高かったので、どうしたものかと迷っているうちに
お肉コーナーに目がいってしまう。

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◆焼き肉。無反省ぶりが甚だしい。

総摂取カロリー:20単位1600kcal


5月14日(金)

体重測定90.4kg。

8時起床、9時に自宅を出て、9時半に函館中央病院。
本日は整形(後縦靱帯骨化症)の診察。
橋本院長に、このモニターは100万円、と自慢された。
暖かくなったのと、薬がじわじわ効いているのか、
耐え難い痛みが継続することはなくなった。群発程度だ。

15時、和也さんの事務所。
昨日、突発的に決めた花見の準備。

本通の実家で、ランタンとクーラーボックスを回収してくる。
鍛冶生協でビールを購入。

17時、五稜郭公園到着。
本日が満開見ごろ。

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◆厚切りの生ラム。敦賀さんのご推薦。うめがった。

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◆沈む夕日。このあと、夜桜鑑賞のためのライトアップがあった。

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◆デザイナーだらけ。

12人くらいのこぢんまりした花見だったが楽しかった。
急に呼びつけた人ごめんなさい。そして、ありがとう。

「番組見てますよ」。
途中、隣で花見をしていた警備会社の人たちと交流。
一緒に踊る。

総摂取カロリー:知らん。30単位2400kcalにしておいてください。


5月15日(土)

体重測定91.2kg。
すっげー増量。

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◆長ネギラーメン。すごく脂が浮いてるな。でも肉とか入れてないよ。5単位400kcal。

この日はこれ1食のみ。

まったくメモが残っていないので、この日はなにをしていたかわからん。
17時から、アヴァンティを聴いていたのは確実だが。


5月16日(日)

体重測定90.8kg。

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◆朝兼昼食。カロリーメイト(メイプル味)。1箱2袋4本。5単位400kcal。

この日は散歩したり、演劇を見に行ったりするつもりが、
なんとなく気分が沈んで出歩けなくなる。
仕事も溜まってきたし、胃が痛み出す。

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◆三つ葉たっぷりラーメン。少しだけアイヌネギが乗ってる。5単位400kcal。

つくづくラーメンばっかり食べてるな。
ご飯を食べた方が満足感と多幸感に包まれるのに。
生活と気分が乱れていると、食生活は偏るようだ。

とは言え、塩分過多ではあるが、いつも野菜をたくさん入れてるので、
それほど栄養バランスは悪くないと思うけど。

総摂取カロリー:10単位800kcal


5月17日(月)

6時半起床。

体重測定90.5kg。
今週はちゃんと働こう。

8時前に函館大妻高校へ。
桜を背景に、生徒たちの投稿風景を撮影する。

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◆例年より1週間遅いソメイヨシノが散り始めていた。桃色の道を登校する。

俺としたことが、カメラの設定をミスしていて、
あんだけ撮影したのに、使えるカットがほとんどない。
緊張感が足りないな。桜は散ってしまったのに。

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◆恒例の野点もおこなわれた。

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◆千秋庵のおまんじゅうを食べる池田校長。

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◆一般のお客様。200人ほどお茶を楽しんだ。

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◆庭園の芝生も今日は桃色。

いつもは満開の八重桜(関山)の下でおこなわれるのだが、
今年はまだつぼみの状態だった。
来週が見ごろだろう。

季節がめぐると思い出す。
庭園は茂樹校長の自慢だった。
学校の桜を誇らしげに語る心からの笑顔が懐かしい。
空からの眺めは美しいだろうか。
自慢の桜の下に集った人は、みな笑顔でしたよ。
ここに、茂樹校長がいないことは、ひどく辛い事実ですが、
学校にはいつも想いが満ちている。いつまでも満ちている。
きっと、新1年生にだって、それは伝わる。ずっと伝わっていく。

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◆食物健康科の実習棟に立ち寄ったら、2年生が調理実習中だった。

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◆ということで、生徒のつくった「かき揚げ」をもらってくる。パン(2枚)4単位320kcal、かき揚げ(エビとか野菜とか)5単位400kcal。計9単位720kcal。おいしかった。

15時半、函館駅前のリソル函館へ。旧330だ。
奥尻島役場の満島さんと合流。

はこだて観光情報学研究会に500円払って潜り込む。
まぁ、遠慮なく勝手な発言してきたんだけど。
年齢や経験や社会的地位が高い人たちの中にいるのは、たいへん 気楽。
間違ったことを言っても、それを分かってくれるし、
優しく訂正しようとしてくれる。無責任にしゃべることができる。

けっこう刺激された楽しかった。

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◆晩飯。キャベツ千切り、ニラと白菜ともやしの炒め物。いつもは野菜のカロリーは計算していないのだが、あまりに大量なので2単位160kcalとする。

総摂取カロリー:11単位880kcal


5月18日(火)

体重測定90.5kg。
1日2食ってのがダメなのか。便秘気味だ。
摂取カロリーの割りに体重が減らない。

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◆朝兼昼食。ニラたまご2単位160kcal、ラーメン5単位400kcal。

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◆奥尻の妻(なんか引っかかる表現だね。函館の妻とか松前の妻とか居そうな感じだ)が送ってきた写メ。ふっくりんこのキャラクター弁当。おそらく顔部分は3単位240kcal(150g)だろう。

道南各地の米農家15人ほどに電話をする。
そろそろ田植えのタイミングなので、みなさんの日程を確認する。
さすがに取材も6年目なので、みんな顔なじみなので聞き取りはスムーズ。
今年の田植えは、おおむね例年より3日から1週間の遅れ。
直播の「ななつぼ し」は今週から、移植の「ふっくりんこ」は来週半ばから。
育苗の遅れもあるけど、先週まで田んぼが乾かなくて手こずっていたのも影響しているようだ。


今週末から、田んぼめぐりだ。
その合間には函館大妻高校での取材もあるし、
いよいよ忙しくなってくる。
昨年のこの時期は、メニエールと糖尿病で最悪状態だった。
ふらふらぐるぐるするし、ばふらめいてこわかった(函館表現)。
今年は万全とは言わないが、体調は良好である。

最近あやしいもんだが、
いちおう俺は糖尿病患者である前に取材記者なのだ。
がんばろう。

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◆晩飯。ニラとモヤシのラーメン。ワンパターン。5単位400kcal。

先週から始まった「ジロ・デ・イタリア」観戦の影響で、
深夜まで起きているのが良くないのかも。
検証したことはないが、しっかりと睡眠した翌日は、
200〜300gくらい予想を超えて体重減少することがある。
寝不足はカロリー代謝が悪くなるのかもしれない。

総摂取カロリー:12単位960kcal
5月6日(木)

早めに眠ったつもりが夜半に起床。
ぐずぐずと作業を進めていたNCV「函館酒場寄港」の●●●●●をおこなう。
データ変換がなかなかうまく行かなくて、時間ばかりかかった。
それでも、なんとか。このへんにひっそりと
なんだかんだで2年目に入ったので、番組のホームページをつくって
番組情報をアーカイヴしていくつもり。

ふたたび眠って8時ころ起床。
体重測定90.3kg。ちゃんと戻していかなくちゃ。

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◆朝食。余り物の寄せ集め。ご飯(100g)2単位160kcal、かに風味かまぼこ0.5単位40kcal、山芋みそ漬け0.5単位40kcal、いか三升漬け0.5単位40kcal、紅ショウガ。計3.5単位280kcal。

9時半、海岸町の事務所。
10時、打ち合わせ。神田さんと遠藤さんが来訪。

昼食はお隣と連れだって、万代町「共栄食堂」へ。
地元の人・古くから暮らす人は「まんだいちょう」と発音する。
公式表記では「ばんだいちょう」と仮名を振ってある。なぜでしょうね。

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◆これはお隣の人が注文したラーメンとチャーハンのセット。

うまそうだね。でも、炭水化物+炭水化物。
10単位800kcalを越す大物だ。

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◆私はこちら。野菜たっぷりの湯麺。白菜がメインでした。麺は25%ほど残す。7単位560kcal。

帰りがけ、おばちゃんに「残してごめんなさい。糖尿病なもんで。」と言うと、
「そりゃ、気をつけなくちゃいけないよ」と理解を示してくれる。次は麺半分で注文します。
麺は残すクセがついたけど、スープは飲んじゃうんだよね。
麺を残すカタキをスープでとるみたいな。
塩分摂取過多だけど、なかなか一度に「正しい」食事をするのは難しい。

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◆定食屋さんは、なぜこんなにメニューが多いのだろう。

通いたくなっちゃうよ。学生時代にご近所だったら、たぶん通いつめるだろうな。
で、毎回笑顔で注文するわけ。「おばちゃん、ご飯とおかず、どっちも大盛で!」、と。

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◆お漬け物はご自由にシステムでした。

この魅力的な店に関する詳細は、
nobuさんが執筆した「函館食遊帳」のレポートを読んでみてほしい。

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◆にゃー。

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◆完ぺきな外観。

「さいきん、写真を撮る人が多くて」とおばちゃんが言ってました。
みなさま、お店にも周りのお客様にも迷惑をかけないように撮影しましょう。

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◆覗いてた猫。

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◆よく見たら、ヘテロクロミア(虹彩異色症・オッドアイ)でした。

Wikiで調べてみたら、日本ではこういう猫を「金目銀目」と呼んで、
縁起の良い猫として珍重するそうで。
白地の三毛猫に多いというから、百科事典の説明とぴったり。

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◆向かいの店にいた猫。村山富市みたいな眉毛だった。

夕方まで仕事。帰宅。

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◆夕飯。なぜか、ラーメンをつくってしまう。ピーマンとエノキダケを入れた。5単位400kcal。

市販のエノキダケ(白くて細いやつ)は、モヤシのように栽培してるそうだ。
山菜としてのエノキダケは茶色くて傘も大きい。

この日のカロリーは、15.5単位1240kcalなり。


5月7日(金)

体重測定90.8kg。減り悩む。

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◆朝食。食パン(2枚・マーガリンなし)4単位320kcal、千切りキャベツ。

10時、七飯町上藤城。
車検のために車を置いてくる。代車で帰宅。

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◆昼食。白菜ラーメン。5単位400kcal。

海岸町。事務所で仕事。
20時前、打ち合わせ。

20時半、港町「アークス」で買い物。
野菜を購入するつもりが、まだキャベツが高かったので、
どうしたものかと逡巡しているうちに空腹が募ってしまう。

で、肉を買ってしまった。

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◆急遽、予定外の焼き肉。写真は鶏胸肉。だけど、実は牛肉も食べた。

恥ずかしいけれど、正確に記録する。
鶏胸肉(300g) :40gで1単位80kcalなので、7.5単位600kcal。
牛ロース薄切り(500g):25gで1単位80kcalなので、20単位1600kcal。
合計27.5単位2200kcal。

なんてこった。我ながら意志の弱さに驚く。

この日の摂取カロリーは36.5単位2920kcal。
見てごらんよ。明日、ちゃんと増えるから。


5月8日(土)

8時起床。
さ、体重測定。91.4kg。
深くため息。当然の結末。

11時、NCVへ。一森さんに届け物。
ハセストに寄って朝食兼昼食を物色。
ちょいと前から気になっていたブツを購入してしまう。

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◆これ。長さ25cm前後。たしか480円。16単位1280kcalだろう。

これ、うまかったな。もう1回食べたい。
この日はこれ1食だけにした。

17時、いつもの土曜日。
ツイッターをしながら「アヴァンティ」を聴く。
今週はダイエット特集。

その時の「つぶやき」を転記しておく。

◆パパイヤ鈴木の減量方法のうち、食事のルールに関しては僕と近い。 5:15PM

◆くわばたりえが主張する「一生続けられる食事」「一生続けられる運 動」は大納得。ダイエットは続けられる方法じゃないとダメだ。これは糖尿病治療にもつながる。 5:22PM

◆たしかに、病気(糖尿病その他たくさん)治療のためにダイエットを始める前までは、自分の身体の悲鳴(状態)に関心がなかった、というか耳をふさいでいたなぁ。 5:43PM

◆食事療法に管理栄養士さんの存在は欠かせない。食事内容の指導を受けるだけでなく、自分の食生活を記録して報告する行為がダイエットに「効く」。これは岡田斗司夫の「レコーディングダイエット」に通じる。 5:49 PM


5月9日(日)

8時ころ起床。
この土日、お花見があるとのことだったが、
とくに連絡がない。

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◆朝はとばして昼食。5単位400kcal。

昼寝したら夕方まで昏睡。
それでも空腹はやってくる。

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◆ひどい写真だね。夕食。鶏胸肉300g。7.5単位600kcal。

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◆「奥尻しまびらき」で出店していた「せたな町」のブースで買ったチーズ。8単位640kcal。

もっと臭いチーズが好きだけど、これも充分にいける味。

合計20.5単位1640kcal。
5月3日(火)

九条護憲。私は日本の平和憲法に誇りを持っているので。
ということで、体重測定90.9kg。

10時、白鳥町「髪倶楽部」で散髪。
明日は結婚式に列席するので、剃るのはヤメテと言われたので0.8mm。
最近は眉毛バリカンだな。

11時半に帰宅。妻は実家で明日の準備。
こちらは昼飯。

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◆炊き込みご飯(100g)2単位160kcal、昆布巻き1単位80kcal。

夕方まで自宅で仕事。
連休明けのスケジュール調整など。

15時くらいから妻と散歩。1時間くらい。
歩道のつくしを蹴り飛ばしながら。

19時ころ、妻と一緒に昭和「ホクレンショップ」。
なにかの本を読んでいて「たこ焼き」が出てきたので、
今夜は「たこ焼き」にする。焼き機は、なにかのお返しにいただいたものがある。

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◆たこ焼きの粉を買ってきた。ひっくり返すの楽しい。

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◆初めてでも、それなりにつくることだできた。

熱々だから、多少まずくても美味しく食べることができる。
「もんじゃ」とかもそうだよな。熱々なら許せる、みたいない。
1個32kcalというこで、30個くらい食べたので12単位960kcalと。
けっこうあるな。粉ものは危険だ。でも、おいしかった。

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◆野菜が不足していたので。蒸しで。ソーセージ6本で12単位960kcal。

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◆日本酒をかるく。

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◆金魚をつまみに。5単位400kcalくらい。

この日の合計、32単位2560kcal。


5月4日(水)

体重測定90.4kg。

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◆朝食。五穀ビスケット1単位80kcal、ミルクティー1単位80kcal。

今日は親戚の結婚式。
妻は着付けがあるので、朝のうちに実家へ送る。

スーツを引っ張り出してくるがベルトがない。
いろいろ探すが出てこない。あきらめる。

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◆昼食。おにぎり(120g)2.4単位192kcal、ワカメ。

生ワカメはうまい。
ただ、湯通しが足りなくて、このあと炒めてみた。

15時、結婚式場へ。

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◆藤崎祐司さん・可奈子さん(旧姓小川)、おめでとう!

結婚式の様子は、あらためて別記事に。
飲んで食べて35単位2800kcalくらい。

お腹がふくれたので、ベルトは必要なかった。

39.5単位3160kcal。


5月5日(木)

昼ころ起床。
体重測定91.5kg。
結婚式は太ることがわかった。

遅めの昼食。ラッキーピエロ北大前店でテイクアウト。

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◆オリジナルカレー。ご飯は「函館育ち ふっくりんこ」だ。8単位640kcalくらいか。

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◆ラッキーチーズバーガー。7単位560kcalくらいかな。

半分こして食べる。7.5単位600kcal。

16時半、函館から江差港へ向けて出発。
18時前に江差着。
18時20分、乗船する妻と別れる。
18時45分、出港していくフェリーと妻に手を振る。

20時、帰宅。
気が抜けて、そのまま睡眠。

今日の食事は7.5単位600kcalのみ。

連休で乱れた食生活。
また、明日から挽回の日々だ。

プロフィール

高山潤
函館市および道南圏(渡島・檜山)を拠点に活動するフリーランスのライター、編集者、版元、TVディレクター、奥尻島旅人。元C型肝炎患者(抗ウィルス治療でウィルス再燃、インターフェロン・リバビリン併用療法でウィルス消滅で寛解)、2型糖尿病患者(慢性高血糖症・DM・2009年6月より療養中)。酒豪。函館市(亀田地区)出身、第一次オイルショックの年に生まれる。父母はいわゆる団塊世代。取材活動のテーマは、民衆史(色川史学)を軸にした人・街・暮らしのルポルタージュ、地域の文化や歴史の再発見、身近な話題や出来事への驚きと感動。詳しくはWEBサイト「ものかき工房」にて。NCV「函館酒場寄港」案内人、NCV「函館図鑑」調査員(企画・構成・取材・出演・ナレーション)。


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